きてきとクシャミ

Last-modified: 2021-02-15 (月) 22:29:44

「やたらに汽笛を鳴らさないのがたしなみだよ。」
きてきとクシャミ

日本版タイトルきてきとクシャミ
英語版タイトルWhistles and Sneezes
脚本ウィルバート・オードリー?
放送日・1984年12月11日(英国)
・1987年5月1日(オーストラリア)
・1990年12月7日(日本)
・1991年11月25日(米国)
・1998年3月17日(ドイツ)
・2008年1月10日(ハンガリー)
話数第20話
この話の主役ゴードンヘンリー
シーズン第1シーズン
機関車紹介エドワードパーシーゴードンヘンリー
登場キャラクターAエドワードヘンリーゴードンパーシー緑の急行客車
登場キャラクターB無し
登場キャラクターCトーマスジェームス
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿ヘンリーの機関士乗客?
登場人物Bウェルズワーズ駅長?ヘンリーに石を投げた子供達?作業員ゴードンの整備員?
登場人物Cロアー・ティッドマス駅長?ヘンリーの機関助手ゴードンの機関士ゴードンの機関助手ジェームスの機関士ジェームスの機関助手
登場人物D警察官?(言及のみ)
登場スポットティッドマス機関庫
ウェルズワーズ駅?
池沿いの線路?(未公開シーン)
ゴードンの丘
ナップフォード駅
ヴィカーズタウン機関庫?
線路の上の橋と道路と信号所?
ロアー・ティッドマス駅?
線路の上の橋と道路と石垣?
対応原作・第6巻『みどりの機関車ヘンリー?
(第3話『ゴードンのきてき』、第5話『ヘンリーのくしゃみ』)
あらすじゴードンヘンリーの汽笛を不定した挙げ句汽笛が鳴り止まず、皆に笑われた。その翌日、ヘンリー石を投げた子供達?にクシャミをして成敗する。
メモ・冒頭でゴードンヘンリーにケチを付ける。
・この話のゴードンは『きかんこのもめごと?』に続いて終始笑わなかった。
あの時のエドワードジェームスに続いてヘンリーをボロクソに言うゴードン
ヘンリーを慰めるパーシー
ゴードンが汽笛を鳴らしながらウェルズワーズ駅?へ走って来る際、ナレーターは呆れ気味に言っている。
・ここの子供達は前回?でカメオ出演していた*1
・この回から塩屋浩三さんも機関士の声を担当する。
増谷康紀?さんがボイスキャストに参加*2
あの時のゴードンに続いて、仕返しを決行するヘンリー
ゴードンの鳴りっぱなしの汽笛が矢鱈と煩い上、音が異なっている。
・『ヘンリーのせきたん?』の使い回し映像有り。
・子供達がヘンリーに石を投げたのは馬鹿な真似どころでは無く、れっきとした犯罪行為である。
・この出来事から数年後ヘンリーは再びクシャミ?をする。
リンゴ・スター?が米国版のナレーションを担当しない最初の回。
・この話のトーマスは『ジェームスのうれしいひ?』、ジェームスは『パーシーにげだす?』、エドワード前回?に続いて、パーシーは初めて終始走っていない。
・この話は、同シーズンの『ゴードンみぞにはまる』に続く。
原作との相違点・原作ではゴードンの汽笛が煩過ぎて、消防隊がサイレンの音と勘違いして出動するシーンがある*3
・原作では子供達?が石を投げる場面が描かれている*4
・原作では真っ黒になった子供達?は灰を掛けられた直後に逃げているが、TV版では模型の都合の為かその場で呆然と留まっている。
・子供がヘンリーに石を投げた際、原作では子供に投げられた石が原因でヘンリーの塗装が一部剥げて、ヘンリーの機関助手は頭に怪我をしたが、TV版ではヘンリーヘンリーの機関助手は無傷である。
台詞ナレーターゴードンが怒っている。ヘンリー新しいスタイルになって帰って来た?からだ。」
ゴードン「俺は古いままで我慢してるのに、何でアイツだけ新しくなったんだ!俺達に仕事押し付けてはカッコ付けて出て行く!全く良い気なもんだ・・・頭に来るぜぇ・・・!!それと、もう一つ気に食わん事がある。アイツは汽笛を鳴らし過ぎるんだ!ちゃんとした機関車は、矢鱈に汽笛を鳴らしたりはしない!鳴らさないのが嗜みってもんだ。」
ナレーターヘンリーは可哀想にしょげてしまった。」
パーシー「気にする事無いよ。」
ナレーターパーシーが囁いた。」
パーシー「僕は君の汽笛が好きさ。」
ゴードン「あばよヘンリー!お前が帰って来たのは嬉しいが、俺の言った事も忘れるなよーっ!」
ナレーター「暫くして、ヘンリーエドワードの駅?に来た。」
エドワード「やあ、ヘンリー。凄くかっこいいね、昨日、君の楽しそうな汽笛を聞いて、僕も嬉しかったよ!」
ヘンリー「有り難う、エドワード。…シーッ、ねぇ、何か聞こえない?」
エドワードゴードンみたいだな、きっとそうだよ。だけど、彼のあんな汽笛、聞いた事無いぞ。」
ナレーター「やっぱりゴードンだった。彼は物凄いスピードでを駆け下りて来た。汽笛を鳴らし続け、ヘンリー達の事等、まるで無視して、?を走り抜けて行った。」
エドワード「凄いなぁ....」
ヘンリー「はははっ!ゴードンったら。『ちゃんとした機関車は矢鱈に汽笛を鳴らさないもんだ!!』なーんて言ってたのに。」
エドワード「へぇー、ははははは!」
ナレーターゴードンは、汽笛をけたたましく鳴らしながら走り続けた。兎に角、酷い音だ。駅では、皆が耳を塞いでいた。トップハム・ハット卿も同じだ。」
トップハム・ハット卿「ぐわぁぁ!コイツ連れてけ!!その喧しい音をやめさせるんだ!!」
ナレーターゴードンは悲しげに走り去ったが、それでも汽笛は鳴り続ける。整備員?ゴードンの上に登り、汽笛のバルブを叩くと、漸く音が止まった。その夜、ゴードン機関庫にコソコソと戻った。誰もいないのでホッとした。ヘンリーが戻って来て、ゴードンをからかった。」
ヘンリー「矢鱈に汽笛を鳴らさないのが嗜みだよ。」
ナレーターゴードンは、答えなかった。次の朝、ヘンリーはとてもご機嫌だった。」
ヘンリー「楽しや楽し♪ララランラ~ン♪」
緑の急行客車「ガッタンゴットン♪ララランラ~ン♪」
ナレーター客車もハミングする。やがて、?の上に子供達?が見えた。」
ヘンリー「やあ!こんにちは!....アーーーッ!?」
ナレーター子供達?は、ヘンリーに手を振るどころか石を投げて来たのだ。」
緑の急行客車「硝子が割れた! 硝子が割れたよぉー!!」
ナレーター客車が泣いた。乗客?に怪我は無かったが、皆カンカンだ。」
乗客?警察?を呼べぇ!!」
ヘンリーの機関士「いや、私とヘンリーに任せて下さい!!」
ナレーター機関士が言った。」
乗客?「どうする気だ!?」
ヘンリーの機関士「秘密にしてくれますか。」
乗客?「えっ?もっ、勿論・・・。」
ヘンリーの機関士「では、お話しましょう。子供達?目掛けて、ヘンリーが大きなクシャミをします。あの子達?はきっと吃驚して、?投げを止めます!」
ナレーター「大勢の人が、?の近くの?に集まっていた。何が起こるのか見物に来たのだ。」
ヘンリーの機関士ヘンリーは沢山の灰を被っていますので、?を過ぎるまで、窓を閉めておいて下さい。ヘンリーも大変興奮しています。そうだろ?ヘンリー!」
ナレーターヘンリーは興奮するよりも、鼻が詰まっていた。間も無く、子供達?が見えた。手に?を持っている。」
ヘンリーの機関士「用意は良いかヘンリー。合図をしたら、大きなクシャミをするんだぞ!!・・・今だ!!」
ヘンリー「ヘ、ヘ、ヘーーーックション!!!」
ヘンリーの機関士「ははははははっ!よくやったヘンリー!」
ナレーターヘンリーは帰りながら考えた。『あんな真似をするのがどんなに馬鹿な事か、子供達?が分かってくれるといいんだけどな』と。」
英国版CVナレーター/他:リンゴ・スター?
米国版CVナレーター/他:ジョージ・カーリン?
日本版CVナレーター森本レオ?
エドワード高戸靖広
ヘンリー堀川亮
ゴードン:内海賢二?
パーシー中島千里?
緑色の急行客車増谷康紀?
トップハム・ハット卿宮内幸平?
ヘンリーの機関士塩屋浩三
乗客?里内信夫
シリーズ前回フライング・キッパー?
シリーズ次回トビーとハットきょう?
原作前回フライング・キッパー号?/パーシーのマフラー?
原作次回パーシーのマフラー?/トビーとふとっちょのしんし?

*1 因みに、『エドワードのおてがら』でも2人だけカメオ出演している。
*2 但し、第4シーズンデイジーとおうしのめだま?』まで担当しない。
*3 外国版では、馬や配達員が荷物を落としたシーンもある。
*4 人形劇版では模型の都合上、ヘンリーを別の角度で写して硝子の割れた音のみで済まされている。