皇宮神社

Last-modified: 2013-10-14 (月) 22:03:20
 

皇宮神社
こうぐうじんじゃ
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(参拝日:平成25年8月15日)
住所:宮崎県宮崎市下北方町横小路mapionlogo.gif
主祭神:神日本磐余彦天皇
主な祭礼:7月24-25日(夏祭)
関連:本宮(宮崎神宮)
webサイト:宮崎神宮

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
神武天皇宮崎の宮の皇居跡と顕彰されているところで、宮崎神宮の西北約六百米の
小高い丘に鎮座する宮崎神宮の摂社です。

神武天皇は諸県の高原郷の狭野原(現在の高原町狭野)で御生誕になられました。

そして十五歳にして皇太子に即かれると宮崎にお移りになり、
大和地方にご出発になる四十五歳まで当地に宮居されたと云う事です。

今の宮崎神宮の地に宮居なさる以前の宮居の地か、
或は行宮の跡であったのではなかろうかと思われます。

仰げば西方遥か高千穂の峰を望み、目を下に転ずれば大淀川の清流延々として帯の如く市街を縫い、
実に皇居跡に相応しい聖地であります。

ご創建は不詳ですが、旧社殿は弘化四年二八四七年)六月藩費を以て再建され、
明治十年三月二十一目宮崎神宮摂社に列せられています。

昭和十年十一月十四目の特別火演習の折には、昭和天皇のご巡覧がありました。

また昭和十五年の紀元二千六百年の記念事業の一環として、
宮崎県奉祝会により皇軍発祥之地碑が建立されて顕彰されました。

 ※皇軍発祥之地碑 昭和十六年十一月二十日起工、昭和十七年末頃完成

現在の社殿は伊勢神宮?の第六十回神宮式年遷宮(昭和四十八年)後、
古殿舎撤下材(外言外幣殿)を、昭和五十一年にご改築したものです。

五十一年七月二十四日夜八時より遷座祭が斎行されました。

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↑拝殿↑
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↑皇宮発祥之地碑↑
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↑旧社殿跡↑
(以下、余談)
広大な宮崎神宮の緑地から、大淀川の流れるほうへ進む途中にあります。
周辺は高台に密集している住宅地の一角にあたり、土地勘のない状態で向かうと迷いそうです。

ここは神武天皇が東征前に過ごした皇宮屋(こぐや)が営まれました。
社殿向かって左手に宮居跡といわれている場所があります。
地元の方々によって境内の掃除が行われていました。大切にお手入れがされているのですね。