備後護国神社

Last-modified: 2013-10-05 (土) 18:51:10
 

備後護国神社
びんごごこくじんじゃ
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(参拝日:平成24年12月24日)
住所:広島県福山市丸之内1-9-1mapionlogo.gif
主祭神:護国の英霊、大彦命、武沼河別命、豊幹別命
社格:護国神社、別表神社
主な祭礼:10月23日(例祭)

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↑表参道↑
(由緒:現地案内板より)
当神社は、昭和三十二年まで阿部神社と称えていましたが、国家のために殉じられた御英霊を合祀した
備後護国神社と合併して、社名を備後護国神社と改め、阿部神社の社名はなくなりました。

阿部神社の建立は、文化十年(西暦一八一三年)に時の福山藩主が、歴代の祖霊を祀ったのがはじまりです。

御祭神は、大彦命、武沼河別命(二柱とも四道将軍)を始め、歴代藩主をお祀りしてあります。

歴代の中で特に阿部正弘公は、老中筆頭として国旗(日の丸)を制定され、
嘉永六年(西暦一八五三年)ペリー来航に当たり和親条約を締結し、日本の開国と、福山に誠之館を創設して、
近代教育の基礎をつくられた教育の神様で、天満宮と並び尊ばれ、受験合格・学業成就の神として信仰されています。

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↑拝殿↑
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↑武蔵瞑想石↑
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↑阿部正弘公像↑
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↑弘道館↑
(以下、余談)
三蔵稲荷神社がある福山城公園内にあり、道路を挟んで福山八幡宮があります。
福山駅前から拡がるこの公園には美術館や博物館が点在しています。公園内の散策をしてみるのもいいかもしれないですね。

阿部神社として福山藩が1813年に歴代藩主をお祀りしたのが始まりで、昭和32年に備後護国神社と合祀しました。
護国神社の前身は福山10代藩主・阿部正桓が明治初年に招魂社を設立したのが始まりです。

宮本武蔵が腰掛けたという伝説が残る石が神社に伝わっています。
史実では大阪の役の際に、徳川方である水野勝成の陣に参戦したとされていますが、それとは関係があるのでしょうか。