名古屋東照宮

Last-modified: 2013-10-05 (土) 16:09:16
 

名古屋東照宮
なごやとうしょうぐう
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(参拝日:平成24年11月23日)
住所:愛知県名古屋市中区丸の内2-3-37mapionlogo.gif
主祭神:徳川家康公
社格:県社
主な祭礼:4月17日(東照宮祭)
webサイト:名古屋東照宮

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↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
当社に奉斎する家康公は尾張徳川家中興の祖にして名古屋の地を開き、城を築きて第九子義直公(尾張藩祖)を
以て始めて居城せしめられ、名古屋開府の祖神にして恩神でもあります。

家康公逝去後三年即ち元和五年(一六一九)九月十七日に義直公は日光山鎮座の式に準じて城郭内三の丸に
社殿を創建し天台宗尊寿院並びに神主吉見氏を以て奉斎せられ社領一千石を附せられたが、廃藩と共に廃せらる。

明治五年五月村社に列せられ、同年八月八日県社に昇格、同九年十月旧藩立校明倫堂跡地即ち現在地に遷座される。
建物は創建以来の権現造の本殿、渡殿、楼門、唐門、透塀、楽所、社務所等、極彩色の国宝の諸建造物が並び
輪郭の美を極めていたが戦災を被り烏有に帰す。

現在の本殿は昭和二十八年十月尾張徳川家より藩祖義直公の正室高原院殿(春姫)の霊廟
(慶安四年(一六五一)建立)を移築し、社殿とする。昭和三十五年六月愛知県重文に指定さる。

例祭は家康公三年忌に当る元和四年より斎行せられ名古屋祭と称し十六日は舞楽を奏し、
十七日は神幸の儀が行われ、神輿を始め山車九両が若宮八幡社迄渡御す。山車は戦災により悉く焼出せり。

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↑拝殿↑
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↑明倫堂跡↑

(以下、余談)
名古屋の丸の内にあります。那古野神社の隣(実はつながっています)に位置します。

東照宮祭は、天王社の天王祭、若宮八幡社の若宮祭とならんで名古屋三大祭といわれました。

かつては神輿と山車が城下を練り歩く華やかな祭りでしたが、戦災により山車を失ってしまい、
現在は神社内を練り歩くに留まります。現在は、西筒井町の「湯取車」が1台現存するのみです。
例祭日は、4月16日に前日祭・舞楽奉奏、17日に大祭・武道大会が行われます。