熱田神宮

Last-modified: 2013-12-15 (日) 19:40:27
 

熱田神宮
あつたじんぐう
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(参拝日:平成24年11月23日)
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住所:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1mapionlogo.gif
主祭神:熱田大神
社格:式内社(名神大社)、官幣大社、勅祭社、別表神社
主な祭礼:6月5日(熱田祭)
webサイト:熱田神宮

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↑鳥居↑
(由緒:神社webサイトより)
熱田神宮の創祀は、三種の神器の一つ草薙神剣の御鎮座に始まります。
第12代景行天皇の御代に、日本武尊は神剣を今の名古屋市緑区大高町火上山に留め置かれたまま
三重県亀山市能褒野でなくなられました。尊のお妃である宮簀媛命は、神剣をここ熱田の地にお祀りになられました。

以来、伊勢の神宮につぐ格別に尊いお宮として篤い崇敬をあつめ、延喜式名神大社・勅祭社に列せられ、
国家鎮護の神宮として特別のお取り扱いを受ける一方、「熱田さま」「宮」と呼ばれ親しまれてきました。

約6万坪の境内には、樹齢千年を越える大楠が緑陰を宿し、宝物館には信仰の歴史を物語るものとして、
皇室を初め全国の崇敬者から寄せられた6千余点もの奉納品が収蔵展示されております。

境内外には本宮・別宮外43社が祀られ、主な祭典・神事だけでも年間70余度、昔ながらの尊い手振りのまま
今日に伝えられております。

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↑拝殿↑
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↑境内地図(クリックで拡大)↑
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↑西楽所↑
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↑信長塀↑
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↑佐久間燈籠↑
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↑大楠↑
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↑ならずの梅↑
(以下、余談)
名古屋市熱田区の熱田の杜に鎮座する尾張名古屋を代表する神社です。

三種の神器のひとつ「草薙の剣」が神宮の奥深くに保管されています。
この剣は盗難に遭ったことがあり、新羅の僧・道行が神宮から盗み、新羅へ持ち帰ろうとしました。
しかし、帰りの船が嵐に遭ったので、難波の津に放出して逃げ出しました。
しばらく宮中で保管されていましたが、天武天皇が病に倒れると、神剣の祟りだとして神宮に戻されました。

もっとも、この剣の名前の由来についても諸説あり、もっとも有名なのは「草を薙いだ剣」というものです。
静岡県にはこの神話に因み、焼津や草薙などの地名が残ります。

神罰を恐れず焼き討ちを行った、織田信長が戦勝祈願の神頼みをした神社でもあります。
わずかの手勢が今川勢に奇襲を仕掛ける前に立ち寄り、戦勝祈願を行いました。
桶狭間の合戦後、信長が勝利した御礼として奉納したとされる信長塀の一部が現存します。