唾液とは

Last-modified: 2011-03-26 (土) 16:07:19

主な唾液の機能には、抗菌作用、粘膜保護作用、ph緩衝作用、歯の再石灰化、消化作用、自浄作用などでいずれもなくてはならない存在です。

  • 唾液は大きな唾液腺(大唾液腺)と無数の小さな唾液腺(小唾液腺)から分泌されています。
  • 大唾液腺は顎の下に3つ、大きな臓器として存在し、食事中に大量に分泌されます。
  • 小唾液腺は、唇の内面、頬の内側、口の内面全体に無数に存在し、口の中の機能を保ちます。
  • 唾液は水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からなります。
  • 正常では1日で1~1.5リットル程度(安静時唾液で700~800ミリリットル程度)分泌されます。
    • 成分:  水分・・・99.5%
    • 有機成分・・・唾液アミラーゼ、マルターゼ、血清アルブミン、血清グロブリン、ムチン、尿酸、尿素等
    • 無機成分・・・Na、K、Cl、重炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸ナトリウム
    • その他・・・微量のガスなど