口臭の検査方法

Last-modified: 2010-12-13 (月) 16:04:13

自分でできる口臭検査

	下記の挙げました項目をご自分でチェックしてみてください。
	思い当たるチェック項目の数が多いほど、口臭が強い可能性がある
	ということになります。
  1. 歯茎が腫れて、赤くなっている?(YESorNO)
  2. 歯と歯の間によく食べ物が詰まる?(YESorNO)
  3. グラグラする歯がある?(YESorNO)       
  4. 歯磨きをすると血が出る?(YESorNO)
  5. 舌苔(ぜったい)が大量についていて舌が白い?(YESorNO)
  6. 口が乾くことがよくある?(YESorNO)
  7. 口の中がネバネバする?(YESorNO)
  8. タバコを吸う?(YESorNO)
  9. 食事が不規則だったり、偏った食生活をしている?(YESorNO)
  10. 実は歯磨きをしない?(YESorNO)| 
  11. 人から口臭を指摘されてしまったことがある?(YESorNO)
  12. 糖尿病や胃潰瘍などの病気をしている?(YESorNO)
  13. 入れ歯の手入れをしていないし、寝るときはずさない?(YESorNO)
  14. 口内炎がよくできる?(YESorNO)
  15. 飲み物で歯がしみることがある?(YESorNO)
	上記の項目で、3つ以上、YESだった人は、口臭があるかもしれません。
	また、簡単なテストは、コップに息を吐き出して、少し時間が経ったら、臭いをかいでみるという方法です。
	もし、少しでも、臭いを感じたら、口臭がある可能性大です。
	気になったら、歯科診断をオススメします。
 

歯科医院・口腔外来等検査方法

  • ガスクロマトグラフィ:揮発性硫黄化合物(VSC)分析
     患者の呼気を採取し、ガスクロマトグラフィーにかけることで、硫黄化合物である硫化水素やメチルメルカプタン、硫化ジメチルなど、口臭のもととなっている物質の濃度を測定します。
    簡単な検査で精密な結果を出せる高性能機器ですが、そのぶん機器自体の値段がかなり高額です。
    そのため、大学病院などの大きな病院や、一部の口臭外来でしか取り扱っていません。
     
    口臭に関しては歯科でも行っていますが、ガスクロマトグラフィーを設置している歯科はほとんどないでしょう。
     検査費用も高く、1回につき5000円以上かかります。
     
  • 官能検査
    UBC式官能検査:術者が直接、鼻で臭いをかいで判断する方法。
     
    官能検査判定基準
    スコア判定基準(強さと質)
    0:臭いなし臭覚閾値以上の臭いを感知しない
    1:非常に軽度臭覚閾値以上の臭いを感知するが、悪臭と認識できない
    2:軽度かろうじて悪臭と認識できる
    3:中等度悪臭と容易に判定できる
    4:強度我慢できる強い悪臭
    5:非常に強い我慢できない強烈な悪臭
     
  • 口臭測定器(オーラルクロマ、ハリメーター、ブレストロン)の利用
    利点:一見正確に見えるため患者に理解されやすい。
    欠点:実は正確性に劣る(肝心のVSC等の感度が低い)。