インプラントとは

Last-modified: 2010-12-13 (月) 16:36:52

人工の材料や部品を体に骨の中に入れることの総称で、医療でよく使われる用語です。歯科で行われているインプラント(デンタルインプラント)とは、歯を虫歯歯周病、外傷などで失った場合に、義歯が簡単には外れてこないように、骨に支えとなる金属を埋め込んで直接維持を求めた人工の歯の根(歯の土台)のことを言います。
インプラント治療ではチタン合金のネジを埋め込みますが、この骨の中に埋める部分をインプラント(人工歯根)とか、フィクスチャーと呼びます。

 

現在インプラント(人工歯根)の種類は60種類くらいあり、日本で許可されているものだけでも20種類を越えます。

 

ブリッジや入れ歯も人工の歯ですが、インプラントとの大きな違いは人工の歯の根があるかどうかということです。
インプラント治療では、歯が抜けてしまった部分の顎の骨に、チタン合金のインプラント(人工歯根)を埋め込んで、そのチタン合金の人工歯根の土台に、アバットメント(連結部)を立て、さらにその上に人工の歯(上部構造)を装着させます。
これによりご自分の歯と同じように噛むことが可能となる画期的な治療法です。

 
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(画像引用元:INPLANT NET