差し歯とは

Last-modified: 2010-12-13 (月) 14:54:15

差し歯とは、本来歯継続歯(土台と被せものが一体になっている)の事を呼んでましたが現在ではあまりこの方法は用いません。
最近は、一般に虫歯などになった歯を削って土台を作ったり、土台を装着して、その上にプラッチックやセラミックで作った被せ物を行う治療をいいます。(この治療では土台と被せ物を別々につけます。)見た目には同じように見えるので“差し歯”という呼ばれ方が一般的には定着しています。

歯は歯茎の中で歯を支える「歯根(しこん)」の部分と歯茎の上に出ている「歯冠(しかん)」の部分に分かれます。

大きな虫歯の場合、虫歯を取り除く事によって「歯冠」の形を維持できなくなってしまう場合があります。このようなときには被せ物「クラウン」を被せ「歯冠」の形を再現します。

さらに大きな虫歯の場合「歯冠」の部分全体を取り除いて根だけになってしまうことがあります。この場合多くは神経を抜く治療も伴います。
根だけの歯に「歯冠」部分の形を再現するために、まず根の神経が入っていた穴を利用し、そこに差し込む形で心棒付きの土台を設置します。
この土台の上に改めて「クラウン」を被せます。
「歯根」だけが元々の自分の歯で「歯冠」部分は人工の歯が入る形になります。
このような歯を「差し歯」と言っているようです。(正式な歯科用語ではありません)



<参考文献・URL>
医療・健康情報サイト-体験談.com-入れ歯・差し歯について
歯科医/歯科情報の歯チャンネル-クラウンについて