概要
台詞
- 初回
訪問者か? これは珍しい。
立ち上がって出迎えられぬことを
どうか許してほしい。
長年病に伏せった影響で、
もはやこの寝室から起き上がることも
叶わぬのだ。
信心深き巡礼者たるきみを、
我らのシタデルが適切に迎え入れて
いるのならよいのだが。
十分すぎるほどの歓迎を受けているわ。
ああ…辛い思いをさせたのだな…
我らはすっかり堕落してしまった。
助けや導きを求めてきたのであれば、
残念ながら、今のわたしはきみを
失望させることになるだろう。
きみがなにを求めているにせよ、
わたしに与えられるのは、
わたしが記憶するこのメロディだけだ。
贈り物としてはこれ以上ない些細なもの。
とはいえ、今となってはそれなりに
貴重なものかもしれぬが。
この静寂の時代においては、
もはやめったに耳にすることが
ないものだからな。
(歌)
シルクの糸に乗った我らの歌…
このように美しい響き...
この場所からは久しく失われていた。
我らのメロデイを大切にしてくれ。
おそらくきみが最後の受け手と
なるだろうからな。
- 2回目以降
指揮者の衣には重責が伴う。
その代償を事前に知っていたら、
わたしはこの役を引き受けたであろうか?
- しばらく後…フラグ不明
ここ一帯はすごく立派だけど、
あなたの統治の力は及んでいないようね。
それほどに明白かね?
かつて我らの意向は崇拝され、
シタデルは我らの意思によって動いたものだ。
だが言葉というのは…なんとむなしく響くことか。
統治者の衣は、力を失いつつあった
ファールームの第一の子らによって
強欲に奪われた。
あの忌々しき紡ぐ者たちは…
王ではなく、"くびき"にほかならなかった。
今、このシタデルの沈黙の中で、
我らは真実を共有する。
たった一つの存在だけが統治者として
この王国をその爪に捉えたことを。
我らはそれに異を唱えたが…
巡礼者よ、きみは彼女と会うつもりか?
シタデルの頂点において?
我らが隠そうと望んだあの高みに昇り、
この地の真の統治者の前で頭を垂れるか。
近いうちにね。わたしは必ず上に昇り、
あなたの王と会うことになるでしょう…