指揮者バラドール

Last-modified: 2025-12-14 (日) 15:28:08

概要

台詞

【シタデル 高貴の広間
  • 初回
    訪問者か? これは珍しい。
    立ち上がって出迎えられぬことを
    どうか許してほしい。
    長年病に伏せった影響で、
    もはやこの寝室から起き上がることも
    叶わぬのだ。
    信心深き巡礼者たるきみを、
    我らのシタデルが適切に迎え入れて
    いるのならよいのだが。
     
     十分すぎるほどの歓迎を受けているわ。
     
    ああ…辛い思いをさせたのだな…
    我らはすっかり堕落してしまった。
    助けや導きを求めてきたのであれば、
    残念ながら、今のわたしはきみを
    失望させることになるだろう。
    きみがなにを求めているにせよ、
    わたしに与えられるのは、
    わたしが記憶するこのメロディだけだ。
    贈り物としてはこれ以上ない些細なもの。
    とはいえ、今となってはそれなりに
    貴重なものかもしれぬが。
    この静寂の時代においては、
    もはやめったに耳にすることが
    ないものだからな。
     
    (歌)
     
    シルクの糸に乗った我らの歌…
    このように美しい響き...
    この場所からは久しく失われていた。
    我らのメロデイを大切にしてくれ。
    おそらくきみが最後の受け手と
    なるだろうからな。
     
  • 2回目以降
     
    指揮者の衣には重責が伴う。
    その代償を事前に知っていたら、
    わたしはこの役を引き受けたであろうか?
     
  • しばらく後…フラグ不明

 ここ一帯はすごく立派だけど、
 あなたの統治の力は及んでいないようね。

 
それほどに明白かね?
かつて我らの意向は崇拝され、
シタデルは我らの意思によって動いたものだ。
だが言葉というのは…なんとむなしく響くことか。
統治者の衣は、力を失いつつあった
ファールームの第一の子らによって
強欲に奪われた。
あの忌々しき紡ぐ者たちは…
王ではなく、"くびき"にほかならなかった。
今、このシタデルの沈黙の中で、
我らは真実を共有する。
たった一つの存在だけが統治者として
この王国をその爪に捉えたことを。
我らはそれに異を唱えたが…
巡礼者よ、きみは彼女と会うつもりか?
シタデルの頂点において?
我らが隠そうと望んだあの高みに昇り、
この地の真の統治者の前で頭を垂れるか。
 
 近いうちにね。わたしは必ず上に昇り、
 あなたの王と会うことになるでしょう…