概要
はにわ氏の「バケモン混沌のダンジョン 罵愚の探検隊」シリーズの主人公を務めるコリンク♂。
元々の名前は「はるお」だったが、後に現在の名前になった。(後述)
第3回、第4回ヒテッマンリスペクト人気キャラクター投票で3位となった。
初登場時からギルドの断面図を背景に倒れており、『そっくりどうぐ』のオレソのみについて解説するという謎の状況に見舞われる。
その後、なぜか岩場に埋まっており、近くを通りかかった「まろうこん」という名のロコンから邪魔だと言われた上に所持金を半分『預かられて』しまう。
しかし、気を失っていたため何も知らない彼は、独特の定型文で名乗るまろうこんに対して自分もはるおであると名乗り、「なんか ちがうような きがするよ。」と言われる。
そんな世界でも類を見ない自己紹介を交わすと、盗まれたいせきのかけらを取り返すのに協力するためまろうこんをパートナーにする。
ところが、無事にいせきのかけらを取り返したと思ったのも束の間。
突然手のひらを返したまろうこんから、満面の笑みで「ありがとう きえてもらいます。^^」と言われてしまった。
訳も分からないまま何とか許しを乞おうと必死に土下座をするが、それでも覚悟を迫るまろうこん。
たるおもいよいよ自分の消滅の時を悟り「あははははははははははははははははははっ♪」と狂ったように笑い出した。
どうやらChapter-1にして精神を壊されてしまったようだ。
それからというもの、この一件が尾を引いているのか、Chapter-2でまろうこんと一緒の緊張感がたまらないと言ったり、Chapter-3でまろうこんに痛めつけられることにワクワクしたりとドMっぷりを発揮している。え~と まぞ…。
しかも、彼のMっぷりは回を追うごとに磨きが掛かっており、Chapter-5では勢いのある滝に自ら突っ込んで「(うわぁーい!」「(うれしい!)」と言って弾き飛ばされたり、Chapter-7ではまろうこんに屈したまま暗黒に生き長らえることが幸せだと思ったりするまでになっている。
が、さすがの彼もとうとうChapter-8にて、自分がアルファベットの『M』に似た感覚を覚えていることについて自覚したため、Chapter-9でその感覚をまろうこんに説明した♥
当のまろうこんからは「…………うわ。」と気持ち悪がられてしまったが。
そんなことがあったからなのか、Chapter-10ではまろうこんとのSMプレイに興じている様子が見られた。
ただし、そのプレイの内容は、たるおが累計36800ダメージ+debugダメージを受け9回倒れるという過激なものだったため、音声のみが流され、映像は代わりにときのはぐるまが映された。Nice gear.
Chapter-11では、流砂の中に入るという、たるおを調教したまろうこん本人をして「ここまで きたか……。」と言わしめるほどの提案をするまでになってしまった。
また、泳げないらしく、水上ではほとんど毎回溺れている。その泳げなさたるや、足の着く深さの温泉で溺れるほど。
Chapter-8 part3に至っては、背景に描かれた地図の、海の部分ですら溺れていた。水上という概念さえあればどこでも溺れるのかもしれない。しっかりしろよ!
そしてやはりと言うべきか、パートナーであるはずのまろうこんには助けてもらえず、逆に沈められることも。
ペラップからは「オマエは うみで いきていく ちからを みにつけないと ダメなんだよな…。」と言われ、まろうこんからも「……たるおは みずに よわい。」と言われるなど、彼がカナヅチなのは周りのポケモンたちも認めるところのようだ。
さらには、まろうこんをはじめ、他のポケモンたちに喰われたり(あっ! そういうイミじゃ ないからね!)、解剖されたり、氷漬けにされて砕かれたりと、何度も死亡し、本編を主人公不在のBAD □NDにしている。
特に、喰われた場合の味の評価は、肉の部分が生臭い上に渋みが強く残り、悲しいほどマズいようだが、骨の部分は結構美味いらしい。
なお、彼が死んだ場合でも次回からは何事もなかったかのように復活しているが、これについてはChapter-10のSMプレイのシーンで、まろうこんが事前にゲームデータを記録し、一通りプレイを楽しんだ後に続きから再開しているため、視聴者からはステートセーブ&ロードを活用しているのではないかと推測されている。
また、死亡とまではいかなくても、Chapter-5からこんこんズにサイレント加入していたモフリアスに、早々に主人公ポジションを奪われたり、遠征のためギルドに臨時加入したハッピーズたちの、あくのだいまおうに果敢に立ち向かう姿がたるお以上に主人公していたりといったこともあり、彼本来の主人公の座が危うくなっている。
このような、主人公としてはいまいち頼りない彼の印象が災いしてか、まろうこんは元より、周りのポケモンたちからも容赦ない言葉を浴びせられるまでになってしまっており、果てはナレーターからも、Chapter-3で唐突に「たるおは なさけないですよね……。すこし におってるよ……。」と、ゲロを吐くほど罵倒されるなど、散々な扱いを受けている。(な…なきたいんですが……
ちなみにこれ以降、それまではまだ「はるお」だった名前が「たるお」に変わってしまっている。
ナレーターが名前を間違えたのがそのまま定着したのか、あるいはチートバグが影響したのかは不明。
まろうこんは前述の通り、はるおに名乗られた際に「なんか ちがうような きがするよ。」と発言しているため、この現象を予知していたようだ。
そんな彼であるが、突発的に過去や未来の夢を見るという、他のポケモンにはない特殊な能力を持っている。
もっとも、見る夢の内容は、たすさんが晩御飯に呼ばれたり、プクリンが実家にダイナミック帰宅したりと、現状とは関係ないものばかりなので役に立ってはいないが。
まろうこんは、彼のこの能力について「ふしぎだけど ふしぎなだけだよね。」と評価しており、Chapter-10 part1で彼女が掲載した、まいぞうきんを探して取ってくるという依頼に対するお礼も「ふしぎなゴミ」という書かれ方をしていた。
たるおのことを指しているのは疑う余地もないだろう。また、彼自身、この能力のあまりの使えなさに「すごく かすな のうりょく」という言葉を残している。
ところでこの能力、『時空の叫び』という名称が存在するのだが、Chapter-6 part7でナレーターが「かくうのさけびを つかうんだよ!」という発言をしているので、もしかするとたるおのそれも『時空の叫び』ではなく『架空の叫び』という別の能力なのかもしれない。
遠征編では、たるおだけ遠征メンバーとして名前を呼ばれなかったため、プクリンによって待機命令が下されたぺラップや、るすばんのディアルガとともにギルドに残されるかと思われたが、ハッピーズたちが助け舟を出してくれたことによって、なんとかメンバーに加わることができた。
と思いきや、遠征の準備を終えると、今度はメンバーのグループ分けが発表されたのだが、ここでもたるおは名前を呼ばれず、ナレーターから「ざまあみろだ!」と言われ、海沿いの道からべーされるなど、とても主人公とは思えない扱いを受けていた。
実際に遠征に行ったときには、たるおもまろうこんやビッパのグループと一緒についていくことができたのだが、彼の受難はこれだけでは終わらなかった。
遠征の終盤、まろうこんがときのはぐるまを齧って壊してしまったことを知り激怒したプクリンのキックブラストを食らうというとばっちりを受け、さらに、吹っ飛ばされた先が悪かったのか、きりのみずうみで溺れてしまった。
しかし、遠征メンバー一行はそんなたるおを気にも留めずギルドへと帰ってしまい、結局、彼はそのまま行方不明となってしまった。
一応、救助活動自体は行われたようだが、次の日から早くも打ち切られ、ナレーターから「(ケッ いいキミだぜ。)」と言われるなど、相変わらずの不遇な扱いであった。
なお、スペシャルエピソードに関しては、まろうこんとは対称的にたるおの出番はほとんどない。
とはいえ、原作においてもそれが普通であり、むしろ主人公サイドでありながらスペシャルエピソードに何度も出しゃばるまろうこんのほうがおかしいのだが。
外部リンク
- ニコニコ静画のイラスト
静画タグ検索「たるお」 - twitterのbot
「たるお」 @Taruo_Mazo_bot
関連項目
はるお
まろうこん
こんこんズ
しんだよ♪
え~と まぞ…。
M
(な…なきたいんですが……
あまりにも カンケイないよね。
(うれしい!)
(ありがとうございます! ボクは しあわせです!!
(い い ね。
Nice gear.