AT 2

クソ戦車個性派揃いだった英国ルートに突如として舞い降りた無敵の移動要塞

車両概要

・8.4にて追加されたイギリスTDルートのtier5
・チャーチルを思わせる大柄な車体に丸っこい砲塔（非稼動）と比較的マトモな外見　どうした英国開発部
・でもまぁイギリスだしどうせ大した性能じゃないだろ…皆がそう思っていた　実装されるまでは

強いところ

・硬い！ほとばしるほど硬いッ！
・「TDとしては」「tier5にしては」という形容ではもはや収まらない　とにかく常識を疑うほど硬い
・どれぐらい硬いかというとなんとtier6の暴君KV-1Sの122mmでも抜けない
・そのくせHPも設定ミスってんじゃねえのってくらい高いTDのくせに下手なMTよりタフい
・じゃあ攻撃性能はお粗末なのかというとそんなことはなく6ポンド砲は貫通・発射レート・DPMに優れたナイスアイテム
・こいつが1輌のそのそ歩いてくるだけで新兵が(とても抜けないにも関わらず)大慌てで攻撃を集中させるため、戦線があっという間に崩壊する　実際戦略兵器な
・tier5付近ではまだまだ弱点を狙うという習慣の付いていない新兵も多く、無双っぷりに拍車がかかっている どうあがいても絶望

弱いところ

・いかにも周りそうな見た目の砲塔だが幸いなことに回らない　これで全周砲塔だったらtier5は終わりだよ！
・6pdr砲は単発火力が低く、3.7インチ榴弾砲は精度と弾足が悪い…と痛し痒しな武装のラインナップ
・旋回速度、加速力、最高速度、どれを取ってもまんべんなくうんこである　なんと田尻Ⅰより遅い
・その為一度デカめの履帯を狙われて切られると何もできない>
・後述するが妙なところに装甲の弱点がある

AT2対策本部

おのれWGナス！英国が弱すぎると散々言われたからってこんなアホみたいな車両を実装してみせるなどと！
実装されてからというもののtier5で大暴れするAT2
どうもnerfの線が濃厚とはいえWGナスは気まぐれ　前例を見るに次の8.5ですぐさま修正されるなんてことはなさそうだし本当にnerfされるかどうかも分からない
ならば今我々に必要なのは泣き言ではなく対策である
それもフィーリングや精神論ではない具体的な！

(例によって画像とデータはWorld of Tanks Guru様より引用させて頂きました　多謝)

はう　とぅー　ぺねとれいと　AT2

• 車体正面
  
  (クリックで拡大)
   
  ご覧の通り明確な弱点はキューポラ(A1)、防楯中心部(M#2)、砲塔脇アーマー(FT#6)、A2の4箇所
  このうちA2とFT#6は正面から狙うにはあまりにも面積が小さすぎるため、狙うのはよほど肉薄してからでないと難しい
  特にFT#6はアングルの関係上相当な傾斜をもって打ち込むことになり、ペネが十分でも頻繁に弾かれる
  余裕があるならなるべくA2を狙いたいところだが車体をちょっと揺すられるだけでかなり難しく…
  砲塔前に並んで突き出しているバイザーにはダメージ判定がないので注意！
   
  キューポラは比較的大型のもので近～中距離なら十分狙える範疇
  ただし装甲が102mmもあるのでしっかり垂直に撃ち込まないと簡単に弾かれる
  防楯も狙いやすい位置にあるがこちらは砲身に当たって弾かれないよう注意
  
  わりと勘違いされがちだがAT2の防楯部分とは上の赤線で囲まれた範囲
  周囲の丸っこい部分は実質244mmクラスの無敵ゾーンなので留意したい
   
  総括すると上述の弱点以外は殆どスキがなく、APではペネ200mmクラスでないとまともにダメージを与えることすら出来ない
  tier6までの車両でこれを実現できるのはVKシリーズのゲル金とフランスの高貫通砲くらいのものか
  では弱点を狙おう…とは言ってもどこもかしこも100mm以上の重装甲が施されているのでちょっと角度が悪くなるだけでtier5以下には実質貫通不可能と化す
  正面しか狙えない状況で、かつ弱点をしっかりと狙えるほど近くないor砲精度が足りないならば素直に逃げるが吉
  周囲の車両にもZキーで後退を促し、SPGに砲撃要請を出した上で背後や側面に回りこむべきだろう
  背面ですらKV-1より硬くて抜けない？そんときゃ履帯を切った上で祈るさ！
   
• 側面
  
  大抵のTDは側面に付けば勝ったも同然だがAT2はそうはいかない
  車体側面を大きく覆う履帯カバーはそこそこの装甲厚で、履帯自体の装甲判定・空間装甲効果も相まって数値以上に抜き辛い
  とくにHEATやHEは空間装甲に阻まれて高確率で無効化されてしまう
  撃つならまず砲塔側面かキューポラ、万全を期すならそのまま背後に回り込んでやりたい

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