T-80

Last-modified: 2020-09-13 (日) 23:44:24

T-80.jpg
軽戦車としての機動性を活かし軽快なジャンプを行うT-80
・・・ソ連のT-80って言うとこっちの方が有名だよね

 
 

概要

0.8.5で追加されたソ連Tier4軽戦車
これでソ連通常ツリーにはA-20T-50と合わせて3両のTier4軽戦車が存在する事になる
T-50-2を開発するとツリーが止まってしまうT-50と違い、A-20と本車両はソ連中戦車開発ルートへ繋がっている
V.0.8.7でA-20、T-50、T-80と全てのTier4LTの開発先がT-34になったナンデ
 

A-20と比べて強いところ

・A-20が重課金車両ひしめくTier8車両と容赦なくマッチングされるのに対し、
 T-80にはマッチングの優遇措置がありTier6までの車両としか当たらない
・A-20より体力/装甲/装弾数/旋回速度が優れる
・A-20の45mm VT-42に対して、精度/照準時間/発射速度/DPMに優れる45mm VT-43を搭載可能
・野砲に匹敵する最大仰角60°を誇る ただし肝心の俯角は-6°しかない
・車体前面上部にあるドライバーハッチは55mm、車体前面下部は45mmの傾斜、
 ターレットリングやキューポラなども45mmと、スペックより装甲の硬い箇所がいくつか存在する
 

A-20と比べて弱い所

・車両単体の性能を見れば加速/最高速/無線通信距離など、軽戦車としての要素はA-20の方が確実に優れている
 ここに来てついにA-20の汚名返上なる・・・か!?
 

結局T-34を開発するならA-20とT-80どっちを選んだほうがいいの?

T_80_2.jpg
ソ連中戦車ツリーの基点となるT-34を開発するためのツリーが、0.8.7よりBT/A20ルートとTシリーズルートとT-50ルートの三つとなった
大まかな特徴としては
 
・BT/A20ルート
 軽戦車としてのポテンシャルはTシリーズルートより高い車両が多い
 A-20においてマッチングの優遇がない
 
・Tシリーズルート
 軽戦車としてのポテンシャルがBT/A20ルートより低い車両が多い
 T-80においてマッチングの優遇が存在する

 

(T-50は0.8.7現在勧める要素がないので省略。KV-1開発したし次はT-34だ!と言うなら少し遠回りしてA-20ルートかT-80ルートを進めた方が良い)
 
Tシリーズはエンジン出力不足の車両が多く、加速・最高速共にBT/A20ルートの車両に敵わない
T-60は同格において圧倒的な装甲を誇るが車体装甲が変わらないままT-80まで引き継がれるので次第に苦しい展開になってくる
 
ただマッチング優遇のおかげでTier6より上の車両と対戦する事がない利点はかなり大きい
一例として両者の最終砲は貫通力が75mmあり、これはTier6車両の側面なら大体は貫通できる数字である
逆にTier8車両が相手では課金弾(貫通110mm)を使用しても貫通は難しい
 

マッチング優遇がどの程度ありがたいかと言うと

 
A-20はソ連プロダクションに所属する新人LTである
先日まで地方のローカル事務所に「BT-7」の芸名で所属していた
地元で「BT-7」と言えばちょっと顔の知れた戦車アイドルで、ドサ回りスカウトや路上撃破ライブでファンを集め
時にはTier5の戦車アイドルを仕留めた事もあった
その時に頑張って貯めた経験値で上京し、ソ連プロのプロデューサーこと「」ンカーの目に止まり
念願のTier4入りを果たしたばかりである
 
今日はA-20にとって記念すべき日、Tier4になって初の戦闘デビューであった
この世界ではひたすらマッチングと言う名のオーディションを受け、戦場で仕事を勝ち取るしかない過酷な世界なのだ
フリー経験値は引越し費用で底を付いたので服装こそストックだが
なけなしのゴールドをはたいてレンドリースオイルとコンバットレーションでバッチリ決めてきた
「今日の試合結果次第では私もT-34への昇格が決まるんです!なんとしてでもMバッヂを獲得してきます!」
この日のマッチングを決めた「」ンカーに見送られ、A-20はオーディション会場という名の戦場へ赴いたわけである
 
A-20はマッチング待合室のドアの前で立ち止まった
はたしてドアの向こうのライバルたちは?10榴一発芸で一世を風靡したⅣ号さんか?完全無欠スーパーボディのAT2さんか?
それとも「へるにゃんこです!」の流行語を作り出したM18さんか?
たとえTier6戦車アイドルが相手でも、Tier4軽戦車のパフォーマンスを最大限にアピールすれば勝てないわけではない!
不安と緊張と勝利への期待を込めて戦闘開始のドアをクリックする
「こんにちは!皆さん宜しくお願い致します!」
A-20は勢いよく挨拶する
だがしかし!その日マッチング待合室に居たのは、今をときめくTier8課金戦車アイドルの面々だった!
 
あっ!あの人は独プロのLoweさんだ!あっちには米プロのT34さんも居る!
もしかしてあの仮面を被った人はスーパーパーシングさん!?
A-20は見渡す面々すべての名前を把握できた
どれもwikiやyoutubeで話題に上らない日はない名立たる戦車アイドル達である
よく見ると同じソ連プロの課金アイドル、KV-5さんやIS-6さんの姿も見えるではないか!
事務所の大先輩たちまでがこの小さな戦闘会場の勝利をもぎ取りに来ているのである
Tier4の私がこんなハイレベルの戦車アイドルと戦わないといけないの・・・?
A-20は高Tierの戦車アイドルがひしめくこのマッチングに不安を覚え始めた
 
「ちょっとアンタ!人が通る場所で芋ってるんじゃないアルよ!」
A-20がドアの前で固まっていると不意に後ろから怒鳴られた
振り返ってみると、声の主は中華プロ一番の有名人、Type59であった
ユニットを組んであらゆる戦場を糞マッチングに変えてしまうため、一般販売が中止になった曰く付きの課金戦車アイドルだ
「あっ、す、すみません!」A-20は急いでドアの前から離れ、Type59が悠々と入室するのを見届けた
 
「ドン臭い軽戦車アルね それで満足にスカウトできるアルか?」
他の戦車アイドルをかき分けながらType59は待合室で一番大きな椅子に腰を下ろす
「で?アンタもこのマッチングに参加しに来たアルね 名前は何て言うアル?」
Type59が課金弾を積み込みながら、他の戦車アイドルの面々もはばからずA-20に質問を投げかける
「あ、あの、私A-20って言います!見ての通り軽戦車なので主力にはなれませんが、みなさんのお手伝いを精一杯させて頂きたいと思います!」
テンパって場違いな自己紹介をしてしまうA-20に一斉に視線を向ける戦車アイドル達
ある者は睨み付け、ある者は昼飯の角度に構え、同じソ連プロの先輩達はなぜかそそくさと茂みの影に隠れてしまう
勝手に自己紹介されたType59は砲塔を振って呆れた顔をした
 
「それにしてもアンタえらく小さい主砲装備してるアル ティアはいくつアルか?」
Type59に尋ねられA-20は一瞬たじろいだ
Tier8のスーパーアイドル集うこの待合室には自分のTierが場違いに感じたからだ
遠慮がちにポツリとA-20が呟く
 
「てぃ、ティア4です・・・」
 
一瞬の沈黙の後、待合室のどこかで押し殺すような笑いが響いた
やがて一つだった嘲笑は二人、三人と重なり、次第に大合唱となって待合室に響き渡った
 
「Tier4・・・?私の半分しかないじゃない」
「やだこの子視界330mしか無いわ!」
「なんて貧相な主砲なんでしょう ダメージ40じゃ野砲狩りすら満足に出来ませんわね」
「おめー薄っぺらい装甲してんな 榴弾ですら貫通しちまうわ」
「身の程を知りなさい・・・」
 
口々に罵り声が響く間中、A-20はじっと下を向いて耐えるしかなかった
やがてランダムマッチに必要な30名の参加者が集まり、皆ぞろぞろと戦場へ赴いて行く
最後まで待合室に残っていたType59が未だうつむいて動かないA-20に近付いて手を差し伸べる
 
「歓迎来到八級戦場 もう腹を括るしかないアル」
「Type59さん・・・」
A-20も伏せてた顔をやっと上げ、Type59の手を握る
Type59もその手を強く握り返し、精一杯優しい笑顔を向けてA-20にこう言い放った
 
「もしこっちのチームに入ったら真っ先に後ろからブチ抜いてやるアルよ」
 
 
 
その日の結果は語るまでもなく散々だった
A-20の順序は上から数えて15番目・・・そう「Tier最下位」なのだ
与ダメはもちろんスポットダメージも与えることなくあっさり撃破されてしまう
「**** LT」 「Suicide scout my Team!」 チームメイトから飛び交う怒号に耐えられず逃げるよう戦場を去った
A-20は失意の中ガレージに帰り、油まみれのウエスを涙で濡らした
 
「もう夢を諦めてハリコフ工場に帰ろうかな・・・」
しばらくは動く気力も無かったが手を伸ばした先にリモコンがあったため、とりあえずテレビの電源を入れる事にした
ギフトショップの広告が何件か流れた後、そこには同じソ連プロの同期T-80が映し出されていた
 
「さぁ本日のゲストは期待の大物新人、T-80ちゃんです!
 彼女は二つも格上のTier6戦場で大奮闘しMバッチを獲得して見事生還、
 なんとT-34への昇格も内定しておりこれからますます活躍の場を…」
 
エーンターエーンターミッショーン
 

 
結論として
・他国ツリーなどで軽戦車の運用経験があるならBT/A20ルート
・軽戦車の経験が不十分、もしくは苦手であるならTシリーズルート
を経由してT-34の開発を検討した方が無難である
  

「」の評価

選択肢 得票数 得票率 投票
A-20ちゃんカワイイ! 58 62.4%
A-20の存在価値が無くなった 10 10.8%
T-70から進化してないんですけお 9 9.7%
A-20もマッチング優遇になったんですけお 7 7.5%
マッチング優遇おいしいです 5 5.4%
案外使える 3 3.2%
普通 1 1.1%
その他
投票総数 93

コメント

  • 38nAちゃんがひっそり後を着けてきて意気投合する次回はまだですか! -- 2013-05-06 (月) 23:59:41
  • A-20は失意の中ガレージに帰り、油まみれのウエスを涙で濡らした -- 2013-05-11 (土) 20:11:05
  • マッチング優遇あったの?ティア8戦でこの子みたんだけど -- 2013-05-21 (火) 20:19:48
    • 英wikiやNAフォーラムだとtier4-6マッチングになってるんよな プラトーンか何かでない? -- 2013-05-21 (火) 20:45:34
      • プラトーンだったかも…もっとよく見とけばよかった -- 2013-05-22 (水) 21:24:58
  • 頑張ってA-20ちゃんでマゾバッジとったよ! あれここT-80の記事じゃ…… -- 2013-05-21 (火) 22:32:26
  • A-20ちゃんが同じチームになるとクソMM!って思ってたけど頑張ってたんだねごめんね・・・ -- 2013-06-02 (日) 19:36:47
  • noobが乗るとどっちも開幕爆散していくからどっちもかわんねえ! -- 2013-08-01 (木) 21:46:33
  • T-50ルート… -- 2013-08-21 (水) 21:16:23
  • 37mm機関砲をかっこよく着こなすT-80ちゃんかわいい! 弾倉3/2発のダンダンダン…タンタンのリズム感も耳に心地良い! きゃー砲身を空高く向けてこっちに砲塔を振ってる! -- 2014-01-10 (金) 05:14:00
  • A-20もtier6までのマッチングになったし・・・こんなポンコツ誰も乗らないし・・・ -- 2014-10-09 (木) 00:26:08
    • 役立たずの改良エンジンしか用意しないA-20より是非欲しい改良無線機を用意してくれるT-80のほうが後々楽だし -- 2014-12-16 (火) 01:27:48
  • 鯵鯖にこいつに数万戦乗ってる猛者がいるし!正直なんでこいつなのか意味が分からないし! -- 2020-09-13 (日) 23:44:24