T18

上のハッチを開くとどことなくおまんこ獣めいたアトモスフィアに

車体概要

・とにかくキテレツな外見のアメリカ製TD
・tier2から早速登場し、その異形と重装甲で始めたての新兵を驚かせるとともに虐殺する恐怖のフランケンシュタイン

強いところ

・tier2にして戦闘室正面装甲がなんと51mmと圧倒的な硬さを誇る　特にtier1の車両にとっては鉄壁そのもの
・そのくせ出力重量比は驚きの26hp/t！LT並みの凄まじい速さで前線に現れるので迷惑この上ない
・同格を1～2発で屠る75mm榴弾砲、そこそこの精度と威力を誇る2ポンド砲と武装もTDらしく強力
・特にこのtier帯では50%乗員が当たり前なこともあって、恐るべきポテンシャルを発揮する

弱いところ

・51mmなのは戦闘室だけで、車体は推定30mmほどのペラッペラ
・特に傾斜の無い車体下部は機関砲でも十分貫通のメがある
・前述の機動力を発揮できるのは最終エンジンまで換装してから

対策

正直なところtier1-2は10戦もやらないうちに通過できてしまうので対策が必要かどうかも怪しいが…
それでもこの先、T18のような「驚異的な重装甲と火力を兼ね備えた」強敵と戦う機会はどんどん増えてくる
来るべき戦場への予行演習だと思ってぜひこの難敵にチャレンジしてもらいたい

さてT18の装甲レイアウトは上記画像のように非常に偏ったものになっている
赤線で囲われた部分は51mmの重装甲が施された部分でtier1-2の砲では貫通が非常に難しい
こちらもTDなら一見抜けそうに思えるのだが、実際の車両と対峙したときに「真正面から、装甲面に対して垂直に、かつ減衰のない距離から」撃ち込める状況などというのはまず有り得ない
こいつに限った話ではなく、「砲の貫通は装甲値に対して10%～20%増しで必要」ぐらいに思っておけばいいんでないかな

黄線で囲われた部分はおよそ30mm付近の装甲値
しかし車体正面の広い部分はやたらきつい傾斜がついており、ここもペネ50付近の砲で貫通するのはなかなか難しい
車体側面の部分は垂直に切り立っており、tier1の砲でも十二分に貫通のチャンスがあるだろう

そして緑色の線で囲われた…ってこのアングルだと見づらいな！
この車両に限らず、ほぼ万国共通の概念として車体下部の装甲は非常に薄い傾向にある
正面からT18を狙うときはとにかくここ！

とはいっても正直いきなり弱点を狙えといわれてもツラいはず
特にtier1-2の段階では砲精度も乗務員の錬度もお粗末で弱点を狙うどころかまず車体をレティクルに収める時点で一苦労だろう
弱点を狙うのが難しいと判断したら、思い切って側面に回りこんで旋回を妨害してしまうといい

たとえばこのような状況だと、tigerⅠが車体をぐいぐいと押し付けている限りMausは反対方向にしか旋回が出来なくなる
無論Mausは回転砲塔を備えているのでこんな状況でも砲を照準できるが、砲塔を持たないTDは旋回を封じられた時点でお陀仏である！
T18に限らず重装甲TDには極めて有効な戦法なので、ぜひ会得してもらいたい

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