メカニック/グレイズ・アイン

Last-modified: 2022-01-19 (水) 08:33:21

EB-AX2 グレイズ・アイン
EB-AX2.png

概要

ギャラルホルンがグレイズ?をベースに極秘に開発を進めていた阿頼耶識システム専用の試験機。
阿頼耶識システムは禁忌の物であるとギャラルホルン自ら謳っていたため公の場では使用することはできず、かといってシステムを手放すこともできなかったため長らく宙に浮いていた。だがそれにマクギリスが目をつけ、ギャラルホルンという組織の権威を失墜させるための駒として利用されることとなった。

パイロットはアイン・ダルトン?
上官となっていたガエリオ・ボードウィン?を庇って重傷を負い、回復は絶望的だとされていた。アインのクランク二尉?の仇を討ちたいという願いを酌んだガエリオは彼をなんとしてもパイロットとして復帰させたいと苦心し、マクギリスに唆されたこともあって、苦渋の決断の下アインに阿頼耶識システムを施術。アインの新たなる乗機として本機が用意された。
だがそれは、本機にアインを生体CPUとして組み込むも同然の決断であった。そのためこの機体はアインと正に人機一体となり、まるで人間が動くかのように生々しく動くことが可能となった。
これに対し鉄華団はもちろんのこと、身内のギャラルホルンの面々も嫌悪感を抱いている。

本機搭乗後のアインは正気を失ったような言動が目立つようになり、1期終盤のエドモントンの戦いにおいて流星号などの鉄華団陣営のMSを次々に撃破*1。しかし、最終的にリミッターを解除したバルバトスには翻弄され、止めを刺された。
本機の阿頼耶識システムのデータはマクギリスが厄祭戦当時の阿頼耶識を再現するために利用され、彼がガンダム・バエルに登場する要因となっているほか、実戦データがレギンレイズ・ジュリア?に利用されるなど、2期においても影響を色濃く残している。また、撃破された本機からアインの脳が回収され、ガンダム・(キマリス)ヴィダール?に阿頼耶識システム Type-Eとして搭載されてたことで、アインとガエリオは再びともに戦場を駆けることになる。

異世界オルガシリーズ

本機が原作1期におけるラスボス的な立ち位置であることを受け、ハシュマルと並びしばしば敵として登場していた。
しかし、インフィニットオルフェンズ以降では単純な敵ではなくなり、閃乱オルガでは味方、ガールズ&パンツァー鉄血のオルフェンズでは三日月の普通のライバルとして生身で扱うなど、悲惨な最期を迎えた原作とは裏腹に活躍の場が増えている。

関連項目

メカニック/ハシュマル(鉄血) - 異世界によく出張するボスキャラ仲間。


*1 なお、撃破されたネームドのパイロットは何れも生存している