メカニック/ハシュマル(鉄血)

Last-modified: 2021-06-10 (木) 09:03:54

鉄血のオルフェンズ

ハシュマル
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鉄華団がハーフメタル採掘場から発掘した、鳥型のモビルアーマーの1個体。
採掘当時は休止状態にあり、オルガたち鉄華団は厄祭戦の知識があるマクギリスに処理の方法を訊ねる。しかし、これを邪推したイオク・クジャン?の不用意な行動によりMSのエイハブ・ウェーブを感知したハシュマルは再起動。イオク隊に対して暴虐の限りを尽くしその恐ろしさを見せつける。
人類の殺戮という本能のまま無数のプルーマを率いてクリュセに向かうハシュマル。愚かにも程があるイオクの妨害を受けつつも、鉄華団は渓谷地帯を通過するハシュマルに対して崖地形を破壊することでプルーマとの分断に成功。対MA用のリミッターが解除された三日月バルバトスによりほぼ単騎で撃破される。

モビルアーマーについて

300年前の厄祭戦において人類を絶滅の窮地に追いやった無人兵器の総称。エイハブ・リアクターを搭載して弾薬や推進剤などを除き半永久的に活動することができ、人類および自らに仇なすMSに対して攻撃を行う。天使の名を冠した人類の敵で、モビルアーマーを真似て作られた人が乗り込むモビルスーツ、その中でもMAを倒すことに特化したガンダム・フレームが悪魔の名を冠しているのとは対照的である。
MAが持つビーム兵器は、MAやMSの持つナノラミネートアーマーには効果が薄いものの人類を効率よく殺戮するために搭載されている兵器であり、彼らがいかに人類殺戮に特化したマシーンであるかを窺い知ることができる。人間だけを殺す機械かよ!
プルーマと呼ばれる子機を従えており、MA本体からの電力供給・行動指示により活動する。攻撃行動だけでなく、本体の修復や周辺データ・有限資材の収集なども行う。わらわらとMSを取り囲み、どこぞの機械仕掛けの化け物とは違ってコックピットブロックを念入りに潰しにかかる様子はトラウマもの。

異世界オルガシリーズ

オルガたちとともに転生したのか、異世界のあらゆるところに埋まっている恐怖の天使。下手な鉄血サブキャラクターよりも登場頻度が高い……かもしれない。主に物語の山場や終盤にボスとして登場し、物語を盛り上げる。
原作通り三日月単騎で倒すこともあるが、転生先で新たに仲間となったキャラクターやマクギリスなどと連携し、力を合わせて倒すという展開はシリーズの醍醐味であり非常に熱い。時には三日月抜きで撃破することもある。
また、地面に埋まっているだけでなく、敵対組織の機動兵器として登場するほか、複数のハシュマル型MAが登場することも。鉄血のオルフェンズに登場する数少ない大ボスクラスの機体だからか、異世界でも存分に暴れまわっている。
戦闘素材の関係か、プルーマが登場することは稀だったりする。

オルガのお約束セリフに「モビルアーマーじゃねぇか・・・」というものがあるが、これはハシュマル以外にもクロスオーバー先に存在するMAのような化け物を指すことがある。