作品/オルガ リリース ザ スパイス

Last-modified: 2021-06-10 (木) 01:14:36

概要

投稿者はすろづき?氏。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」と「RELEASE THE SPYCE」のクロスオーバーMAD。略称はオルスパ。
2019年2月16日に初回投稿。2020年3月19日完結。全12話。完結まで1年間と普通の投稿期間に見えるが、12話のうち1話~10話は約3ヶ月で投稿されるなど初速投稿期間は異世界オルガの中でも随一。
日本の工業都市ソラサキ市で起こる悪の秘密結社『モウリョウ』と正義のスパイ組織『ツキカゲ』の戦いに身を投じるオルガたちの姿を描く。

特徴

異世界オルガとしては後発的な作品ではあったものの、初期の異世界オルガよろしく「短時間のネタMAD」の体裁を持つ(投降者本人も動画概要欄で本作を『古典派』と自評している)逆に異色の作品として生まれた作品。そのため比較的ライトな編集が9話まで続く。

しかし第10話から、本作は大きくその姿を変えることになった。

原作であるRELEASE THE SPYCE同様、シリアス展開に突入。ガンダム・バルバトスジュリエッタ?駆るレギンレイズ・ジュリア?に撃墜され三日月が生死不明になるなどそれまでのネタMADとは思えない展開を見せた。
ここから異世界オルガでは実は珍しいハッシュ・ミディ?の活躍をはじめオリジナルMS(後述)の登場などその作品としての深みも単純な画面のクオリティももはや別作品レベルで豹変。最終回はもはや鉄血でもリリスパでもないユニコーンガンダム同士の対決やコメントで『俺たちが本当に見たかった展開』と評される鉄血ファンなら一度は夢見た展開など異世界オルガでも随一の濃さを誇る。
一言でいえばギャグ路線と正統クロス路線の『二度おいしい異世界オルガ』

メカニック

ロボットアニメとのクロスオーバーではないものの、作者の抑えられないガノタっぷりが作用しほとんどの決戦がMSによる戦闘になっている。バルバトスバエルは変わらず登場するので割愛。本作に登場する珍しい機体たちを挙げていく。

・ユニコーンガンダム
オルガが搭乗。以前より獅電オルガ機が『機動戦士ガンダムUC』のユニコーンガンダムに似ている!という声はよく聞かれたが本作は当然のように本物のユニコーンガンダムが登場。オルガの乗機となる。11話ではCV沼倉愛美(TVアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』でユニコーンガンダムのカスタム機である『RX-零丸』を操るアヤメの声を担当)であるキャラクター半蔵門雪も搭乗するなどさりげない他ガンダム要素も混ざる。最終決戦ではフルアーマーとして出撃し、後述のバンシィ・ノルンと死闘を演じた。

・バンシィ・ノルン
オルガのユニコーンに触発される形で『機動戦士ガンダムUC』よりユニコーンガンダム2号機『バンシィ・ノルン』が参戦。搭乗者はRELEASE THE SPYCEキャラクターのテレジア・レイ。最終決戦でオルガのFAユニコーンと一騎打ちに臨む。

ハシュマル?
自律型の殺戮AI兵器として描かれることが多いが、本作では人が乗り込むMAとして登場。乗り込むのは作中で『文鳥の女』と呼ばれた(鳥つながりの)天堂久良羅。本作のラスボスである。原作同様強力であり、バルバトスと月影号の2機で抑え込む。

辟邪?
ハッシュ?が搭乗。原作では見せられなかった大躍進を遂げ、見事単騎でジュリエッタ?レギンレイズ・ジュリア?を撃墜する。

・月影号
なんと本作オリジナルカスタムのMS。正式名称は『獅電改ツキカゲ仕様』で、名前の通りノルバ・シノ?の三代目流星号にツキカゲのマークをイメージしたデザインのバイザーを取り付けた獅電のカスタム機として仕上がっている。搭乗者はRELEASE THE SPYCE主人公の源モモ。バルバトスと2機でMAハシュマル?に立ち向かった。現地主人公が独自のMSで最終決戦に臨むのは異世界オルガではであり、大きな反響を呼んだ。

他にもレギンレイズ・ジュリア?ガンダム・キマリスヴィダール?等、他では実は珍しい鉄血のMSが多数最終決戦に参加。本作の魅力のひとつとなった。

動画