ママ♡エンジェルス

Last-modified: 2024-01-20 (土) 18:07:11
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ママ♡エンジェルス、または単にママエンジェルスは、2019年に平山秀善(TEAM2600万)より設立された一般財団法人ママエンジェルスとその支援を受ける消費者団体。
各県、並びに海外にてこの団体に属する「チーム」が存在しており、各チームがそれぞれが「ママエンジェルス」として個別に、あるいは包括的に活動していると見られる。
2023年12月25日に財団が解散しており、以降は消費者団体のみが独立して働きかけを行っている様子。

活動

活動においては一貫して環境問題や健康課題における改善働きかけのため行政や議員等へ働きかけ、またイベントなども開催している。

…のだが、ここでいう環境問題や健康課題というのは農薬、家畜への抗生物質、遺伝子組み換え食品、水道水の塩素、原子力など、まさしく悪い意味での自然派を体現したかのような詰め合わせであり、挙句の果てにはマスクやコロナウイルスへのワクチン、5Gにも反対している。
イベントや講演についても、ワクチンや5Gに関する陰謀論を主張する活動家や批評家を呼ぶなど、疑似科学の拡散に一躍買っているのが実態である。

また名前や性質上「母親の声」として代表されるケースは少なくなく、例えば2022年3月7日の東京新聞ではママエンジェルスのことを「行政に届けるママの声」と見出しにして取り上げてしまっている。

働きかけ

この団体の厄介な点は、「母親の声」及び「消費者の声」代表として全くの無名ではないということである。
農林水産省などの行政機関や議員議会などの政治役職に対するミーティングや政策提言を通じた消費者の声を代表するなど、看板を通じた発言力の拡大は特に強い。

こういった地方行政の政治への食い込みで、特に一番勢力を増しているのは四国地方、特に徳島県である。
2023年12月30日にはJA東とくしま、つまり農協とのミーティングも行っており、2024年1月11日には有機農産物の活用の提言を受け、その旨を徳島県公式アカウントを発信するなど、徳島県行政においてママエンジェルスの影響力は非常に強まっている。

徳島県X公式アカウント凍結

徳島県の公式アカウントが突如凍結してしまいちょっとした騒動になった。
その要因として前述のママエンジェルスに言及したポストが炎上していた事情が注目されており、これによって相当数の通報が行われ凍結したものと推定された。
ただし、その後公式アカウントの凍結は解除されており、現在は普通に見られるようになっている。

Tag: 市民団体 反ワクチン