#プラグを抜こう

Last-modified: 2023-10-17 (火) 21:42:31
center,Twitter上の「プラグを抜こう」
Twitter上の運動

#プラグを抜こう(別称#プラグを外そう)は2021年6月12日から平塚正幸のツイートより発生した国民主権党擁護派の反ワクチン・反コロナ陰謀論者によるTwitter上でのハッシュタグ運動である。前身は「#マスクを外そう」。
同一の運動として「#医者を殺そう」「#スコップを投げよう」なども存在するが、これは#プラグを抜こう運動から派生したハッシュタグである。

概要

上記のハッシュタグの内容の通り、ワクチン接種を行う医療従事者に対する憎悪、疑似科学、政府陰謀論を主張している人々によって行われる運動であり、「プラグ」というのはワクチンを保存している冷蔵庫のプラグのことを指している。
国民主権党を中心に複数の反コロナ陰謀論者、反ワクチン活動家が使用しており、その中には神真都Qの主張のようにぶっ飛んだ陰謀論の主張も書き込まれた。
後述の全国中での事件から現代の政治界隈、陰謀論者の恐ろしさが世間一般に知れ渡った理由、そして反ワクチン活動家の基本的な方針を決めたものとされる。

テロ行為

2021年5月から医療現場のワクチンを保存している冷蔵庫のプラグが何者かに抜かれ、保管されていたワクチンを廃棄せざるを得なくなるということが頻発。
これについて、国内の複数メディアは#プラグを抜こうの運動を取り上げ、これについて事件に触発された陰謀論者が運動を起こしていると報道した。
この事件が発生した自治体の一部は「足を引っかけたり意図的に抜いたりしない限り、通常プラグがコンセントから外れることはない」と発言しており、実際この運動に触発された人が行った故意の犯行であることは間違いないと思われる。

動機

当時はmRNAワクチンについて「最新の治験の記録が存在せず、人間の遺伝子を組み替える恐ろしいワクチンだ」という陰謀論が飛び交っており、これらも動機の一つである可能性が高い。
現在でもmRNAワクチンについて遺伝子的な危険性を訴えている組織が複数存在しており、これらの疑似科学については国民主権党の人気に伴う反ワクチン派による海外の陰謀論についての情報拡散が元凶だと考えられる。

「ありがとう」発言

2021年6月16日、国民主権党党首の平塚正幸は冷蔵庫のプラグが外れ、保管されていたワクチンが全て廃棄になったというニュースについてTwitter上でこのハッシュタグと共に「ありがとう。」と発言した。
これはスクリーンショットを介して次々と拡散され炎上騒ぎとなり、国民主権党への世間の敵意が一層増すことになった。
本人は「ありがとう」発言について「デマ」「画像はフェイク」と発言したが、当時の発言を見ている人が多くいた他、スクリーンショットも二つ以上見られたため、発言は本当だとされている。

left,center,PCでのスクショ
center,スマホでのスクショ

そもそも以下のように扇動しているため、「ありがとう」発言を否定しようがしまいが黒であることに変わりは無い。

center,別スクショ

問われる罪刑

#プラグを抜こう運動についてプラグを抜いた人は医療従事者の仕事を妨害したことによる威力業務妨害、及びワクチンを使い物にならなくしてしまったことによる器物損壊に、最初に書き込んだ人やハッシュタグを拡散させた人は威力業務妨害教唆、即ち幇助の罪に問われる。

広まり

2020年頃の国民主権党の人気は当時のネットde真実を否定する派閥や陰謀論者をあざ笑うTwitterのネット民達によって支えられており、ネット民達による人気の燻りが逆にプラグを抜こう運動の先導になってしまったともいえる。
しかし、この運動は公に取り沙汰されてから数か月も経たずに一般的な思想を持つ人々か、もしくは節電の運動と勘違いした人々のツイートで溢れかえった。
因みに、英語で直訳すれば「Unplug Movement」「Unplug」などとなるが、いざ検索すると「電気消費を抑えよう」というような環境運動の類がヒットする。

Tag: 反ワクチン 反コロナ ネット運動