吉田統合研究所

Last-modified: 2023-12-18 (月) 09:25:00
吉田統合研究所
ロゴ

吉田統合研究所は、2002年8月に設立された株式会社である。
NGO団体「チェルノブイリに降りた天使たち」が前身となった会社だが、2018年からスピリチュアルなサミットや商品販売を開始。
所長である吉田一敏と陰謀論系インフルエンサー「ジョウスター」はYouTube上でコラボするなど交流があり、陰謀論者への商品販売を稼ぎにしていると思われる。
現在、テスラ・バイオヒーリング社?の販売する「テスラ缶」を独占販売していることで物議を醸している。

活動

研究所は2002年8月に「NGOユニバーススター」と共に設立された。
その後、2018年4月にジャパンサプライズ、宇宙サミット等のイベントを定期開催。
続く8月から現在にかけて複数の怪しい治療器具を開発し、販売開始した。
2019年11月には宇宙哲学とスピリチュアルを融合したという「覚醒チャレンジ」を開催開始、2020年4月には都市部他の地方でも開催するようになった。
2021年10月に「覚醒ジャパンサプライズ」というものも開催し始め、これはichibeiやジョウスターも参加している。

販売製品

同研究所は2018年から現在まで複数の製品を販売しているが、どれもスピリチュアルに長けたもので、また本当に効能があるものがどうかも怪しいものばかりである。
現在までに約10品以上販売しているが、その詳細で使われている画像は移り具合などが調整されているものであったり、即席で用意したような絵、うるさいテキスト等、胡散臭さが半端ない。
特に「テスラ缶」で知られる「テスラジェネレーター」という缶を日本で販売しているのはこの研究所のみで、ジョウスターの宣伝によって陰謀論者の中で話題となったのである。
なお、先に事の顛末を言ってしまえば、このテスラ缶の効能は全て嘘である。
日本各地でテスラ缶を囲う会を開催しているが、このテスラ缶の効能は全て嘘である

テスラ缶の中身

吉田一敏とジョウスターのコラボ動画にて、吉田はテスラ缶の中身について問われた際、「神聖幾何学、シークレットジェムが入っている」っと発言している。
テスラ缶の中身をそれっぽい物質で答えることで信憑性を高めようとしていたのだろうが、実際に中身にあったのは見事なまでのセメントであった。

神真都缶流行

テスラ缶が買えない陰謀論者層は自ら作ればいいと「神真都缶(やまとかん)」を提案、これが流行する。
稼ぎに影響が出ることを考慮したジョウスター一行は、神真都缶について「失敗するとコトリバコになる」「普通のテスラ缶よりも効能が薄い」「逆に害を及ぼす可能性がある」といった悪い情報を拡散するも、そんなものに陰謀論者が目を配る余地なく、現在テスラ缶というもの自体が神真都缶の流行の土台となり、ほぼ下火状態である。

厚生労働省からの警告

2021年11月5日にテスラ缶に関するデータについて虚偽の宣伝があるとされたか、テスラ缶のページが一時的に非表示となり、その後全ての販売文句で「研究所では、疾病の見立て、アドバイス、治療等の一切を行っていません」という追記がなされた。
このことから、厚生労働省からの厳重注意が入ったのではないかと言われている。
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