自動列車停止装置

Last-modified: 2023-07-19 (水) 08:33:58

目次

概要

自動列車停止装置(ATS)は緊急時に列車を停止させる鉄道の保安装置の一つである。

緊急時とは

  • 乗務員が意識を失うなど正常な運転ができない場合
  • 乗務員が過失をして危険な状態
    この状態のままだと停車駅の通過、速度超過による脱線などが発生する可能性がある。

仕組み

停止信号が接近すると装置から爆音のベルと、チャイムが流れる。これが鳴り始めて5秒以内に乗務員がブレーキをかけ、確認ボタンを押すとベルは止まる。その後停車し、信号が開通してから警報持続ボタンを押すとチャイムも止めることが出来る。一方、5秒以内に確認ボタンを押せなかった場合、非常ブレーキが作動し列車は停止させられる。

関連装置

この装置の姉妹品として自動列車制御装置(ATC)や自動列車運転装置(ATO)がある。

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