艦種ごとの特徴

Last-modified: 2016-10-23 (日) 19:11:51

概要

「艦これ改」で始めて艦これの世界に入られた新人提督もいると思います。そんな方向けの項目ですので、史実などを交えた説明はしません。ゲーム的なものだけ触れていきたいと思います

艦種

「艦これ改」においては全部で19種類もの艦種が存在しています。それぞれに固有の特徴があり、それを活かした艦隊運用が求められます。

  • 大型艦
    • 戦艦
    • 高速戦艦
    • 航空戦艦
    • 正規空母
    • 装甲空母
  • 中型艦
    • 重巡洋艦
    • 航空巡洋艦
    • 軽巡洋艦
    • 重雷装巡洋艦
    • 軽空母
    • 水上機母艦
    • 練習巡洋艦
  • 小型艦
    • 駆逐艦
    • 潜水艦
    • 潜水空母
  • その他
    • 揚陸艦
    • 工作艦
    • 潜水母艦
    • 補給

戦艦

大口径主砲が搭載可能で、その高い火力をもって敵のことごとくを文字通り薙ぎ払うことが出来る主力艦。耐久と装甲が他の艦種よりも高いため継戦能力にも富んでいる艦種。
並みの敵であれば容易に撃破し、フラッグシップ級であっても大破、弾着カットインが発動すれば撃沈させることも可能です。

反面、回避はあまり得意ではなく、高い装甲と耐久で耐える船。また、対潜能力は無いため潜水艦には攻撃できません。魚雷発射能力も持ちませんので、雷撃戦に参加することはできません。
高性能な分、燃料弾薬消費も他の比ではなく、考えながら運用しなければすぐに資源が尽きてしまいます。資源不足に悩まされる序盤の攻略にはあまり適していません。
なお、一部の戦艦は改装することで水上爆撃機搭載可能な航空戦艦に変化します。

  • メリット 総合的にステータスがかなり高い。潜水艦には攻撃が吸われないので、夜戦で攻撃が逸れることが無い
  • デメリット 出撃毎の資源消費が多い。対潜攻撃及び雷撃戦ができない。速力「低速」である。

高速戦艦

速力が「高速」な戦艦。速力の違いだけでなく普通の戦艦と異なり中口径主砲が装備できない、修復時間が戦艦と異なる、戦艦が出撃不可な海域でも出撃可能など、実質別艦種扱いになっています。
カードでの表記は戦艦と同じですが、艦娘一覧や海域選択時の艦種制限では「高戦」と表記されています。
それ以外の特性(メリット・デメリット)は戦艦と同じです。

  • メリット 戦艦と同じ。戦艦と異なり速力が「高速」なので、ルート分岐等で戦艦と別のルートを進行可能。
  • デメリット 戦艦と同じ。金剛型は燃費が良い代わりに火力・耐久・装甲が他戦艦より劣る(改造である程度補助可能)。
  • 備考 「Bismarck drei」は雷撃戦参加可能。

航空戦艦

戦艦に水上爆撃機発艦能力を付けたもの。水上爆撃機を搭載することが可能で、それによって航空戦に参加が可能。それ以外は戦艦とほぼ一緒です。
扶桑」型戦艦改ニ*1以外の航空戦艦は火力が戦艦よりもかなり低くなっています。その分資源消費が減っていたり、回避能力が多少上がっていたりします。
また、水上爆撃機を搭載することで潜水艦には攻撃することが可能になります。ブラウザ版では長所とも短所ともなっていたこの点ですが、艦これ改では指揮ブロックに「対潜行動」を選択しない限り潜水艦には攻撃することはありません。そのため、水上艦と潜水艦の混合艦隊と接敵しても、砲撃を優先するのか対潜を優先するのかをこちらで選ぶことが可能です。夜戦においてはその限りではありません。

  • メリット 水上爆撃機搭載による開幕爆撃、対潜攻撃を行うことができる。戦艦に比べて資源消費が少ない
  • デメリット 水上爆撃機を搭載してしまうと昼戦において対潜攻撃を優先してしまう。「扶桑」型改ニ以外は火力が戦艦に劣る。

正規空母

空母とは「航空母艦」の略称です。その名の通り、航空機を運用する船です。この船が登場したことで現実の艦隊戦が変わったように、艦これ改においても強力な戦力となります。
一番の特徴は、艦載機運用によって開幕に航空戦を行えるようになることです。相手の砲撃を受ける前に撃沈させることでこちらに損害を受けることなく敵を撃沈させることができます。また、昼戦における火力も戦艦並みに高く、戦艦同様に主力艦となります。ただ、戦艦ほどの耐久と装甲はありませんし、航空機に夜間戦闘能力がないために夜戦を行うことができません。戦艦と同様、対潜攻撃と雷撃戦は行えません。

難点は、敵の対空砲火によって艦載機が全滅することがあるという点です。正規空母の場合、搭載機数はとても多いので全スロット全滅は滅多にありませんが、最小スロットではありがちです。
全滅した場合、そのスロットに装備してある艦載機は装備してないものとして扱われます。そのため火力が一気に落ちます。
また、全滅しなくとも減少すればするほどに開幕攻撃の威力が下がるため、艦上戦闘機を搭載して制空権を優勢以上にすることが大事です。この制空優勢は弾着修正射撃の条件ともなっているので、それを目安に装備を考えると良いでしょう。
一番の弱点は、中破してしまうと昼戦において航空機を飛ばせなくなることです。強力な攻撃力を持っていると同時に一撃で行動不能になるリスクも抱えているハイリスク・ハイリターンな艦種となります。
消費資源は、航空機を搭載するために貴重なボーキサイトを消費してしまうため、総合的には戦艦よりも大食らいになっています。

  • メリット 開幕で強力な攻撃を複数の敵に与えられる。昼戦でも戦艦並みの火力を持つ(但し、航空パネルを2つ以上にしないと開幕か中間かのどちらかしかしませんので注意です)
  • デメリット 中破で行動不能になる。ボーキサイト消費が激しい。夜戦に参加不能。
  • 備考 「Graf Zeppelin」のみは夜戦行動可能。

装甲空母

装甲空母とは、空母の持つ弱点を克服すべく考案された艦種です。
飛行甲板に爆弾などが被弾した場合に発着艦が困難になる事態を回避・軽減すべく、飛行甲板そのものを強靭な装甲と化した航空母艦です。
艦これ世界においては正規空母と同等の能力と搭載数に、一回り強化された装甲を持ちます。
最大の特徴は、中破状態でも昼間の砲撃戦における航空攻撃が可能な点です。
中破状態の補正により攻撃力こそ落ちるものの手数が無駄にならず、割合ダメージを与えたり随伴の護衛艦の相手をする程度なら問題なくこなせます。
艦載機のスロット配分は第一に比重を置かれた仕様で、また自身の高い火力も相まって搭載機によっては他の空母を、果ては戦艦をも圧倒する攻撃力を発揮します。*2
これらの能力と引き換えの重量増加を反映してか回避が低めで、またボーキサイト以外の運用コストは正規空母をさらに凌駕します。
また、建造・改装いずれの手段においても莫大な量の資源と特殊条件を必要とするため、入手は非常に困難と言わざるを得ません。

  • メリット 高い攻撃力と装甲を持つ。中破状態でも昼砲撃戦に参加できる。
  • デメリット 運用コストが正規空母以上。入手条件が大型建造、改二からの特殊改装と非常に厳しい。
  • 備考 「大鳳」は大型艦建造、「翔鶴改二甲」「瑞鶴改二甲」は改二改装からのさらなるコンバート改装からの入手。

重巡洋艦

巡洋艦は駆逐艦などの小型艦と同様に魚雷発射能力を備えており、さらに中口径主砲と水上機発艦機能を備えた艦艇です。重巡洋艦は、軽巡洋艦に比べて装甲と耐久が高めになっており、火力も戦艦には大きく劣るものの中型艦以下を撃沈させることが可能です。その代わりに対潜能力はありません。立ち位置的には戦艦と駆逐艦の中間より戦艦側と言ったところでしょう。
資源消費もかなり抑えられており、序盤の主力として運用できる艦種です。

重巡洋艦のみの特性としては、夜戦において補正がかかるということ。夜戦の攻撃値は火力値に雷装値を足したものであることから、夜戦火力は雷巡、「大和」型に続いて3番目となります。
さらに、回避・命中の補正がかかることで夜戦においては特に強力な戦力となります。雷巡はその圧倒的な雷装値によって夜戦火力を得ているため、陸上型深海棲艦に対しては効果的な損害を与えることが出来ませんが、重巡は三式弾装備することが可能なため、雷巡よりも優先して編成されます。

デメリットとしては、器用貧乏であることが否めない点。昼戦では戦艦に劣る火力と、駆逐艦に劣る雷装値であまり活躍しにくいです。
一撃で大破に追い込まれることもしばしば、そうなってくると夜戦に参加出来なくなります。練度が上がれば回避は軽巡洋艦並みになるため、継戦能力がかなり高くなります。このように運用が少し難しい艦種ですので、上手く活用することが出来るようになってくると楽しさも増すことでしょう。なお、一部の重巡は改装することで水上爆撃機搭載機数可能な航空巡洋艦に変化します。

  • メリット 夜戦において回避・命中補正があり、夜戦火力が高い。回避が比較的高めなため、粘り強い
  • デメリット 対潜攻撃が出来ない。偏ったステータスでないため、器用貧乏である。
  • 備考 「最上」型改及び「利根」型改ニ*3は航空巡洋艦という別艦種になる。また、「摩耶改ニ」は防空巡洋艦という防空特化の重巡洋艦になります。

航空巡洋艦

水上爆撃機を搭載することが可能になり、航空戦と対潜攻撃が可能になった重巡洋艦。こちらは航空戦艦と異なり、重巡洋艦に火力が劣るということもなく、単純に出来ることが増えたという認識でいいかと思います。ドラム缶も装備できるようになり、ルート固定要員として働くことも出来ます。熟練艦載機整備員装備することで砲塔一個分の火力増加と射程を伸ばすことが出来るようになるのも特徴の一つと言えるでしょう。重巡にあった夜戦補正と高い夜戦火力は据え置きです。器用貧乏感が増したとか言わない

  • メリット 水上爆撃機搭載により航空戦参加と対潜攻撃が可能に。
  • デメリット 水上爆撃機搭載すると夜戦において対潜攻撃を優先してしまう。

軽巡洋艦

重巡洋艦をより駆逐艦に近づけたのがこの艦種です。重巡洋艦よりも火力と耐久が低い代わりに雷装値が高く、高い対潜能力を持っています。ゲーム中の説明によく見られる水雷戦隊というのは、軽巡1隻を旗艦にして、残りを駆逐艦で構成されたものを言います。任務消化する際に軽巡旗艦にする必要は(指定されない限り)ありませんが。ここまでくるとかなり燃料弾薬消費も少なくなりますので、艦隊に複数入れることが容易になります。

デメリットとしては、耐久が低い為に継戦能力は低いと言わざるをえません。その代わりに、重巡洋艦と異なり小口径主砲も装備できるようになり、対空要員として活躍することも可能です。なお、一部の軽巡は改装によって重雷装巡洋艦に変化します。

  • メリット 燃費が良い。対潜攻撃が可能である。小口径主砲も装備できる。
  • デメリット 低耐久。「夕張」「大淀」以外は装備スロットが3つである。
  • 備考 「北上」「大井」は改、「木曽」は改ニで重雷装巡洋艦という別艦種に変化します。「阿武隈」は改ニになると甲標的装備することで開幕雷撃を行うことが可能になります。

重雷装巡洋艦

軽巡洋艦を雷装特化に改装した艦種です。甲標的装備し最後のマス以外の指揮ブロックにも雷撃を選択することで開幕雷撃を行うことが可能になります。特徴はなんと言っても途轍もなく高い雷装値です。甲標的込みでの最大値は「北上」「大井」の151と頭二つくらい飛び抜けています。開幕雷撃は相手の戦艦フラッグシップですら一撃で倒せる程の威力を誇ります。火力も軽巡洋艦上位レベルはあるため砲撃戦でも多少の活躍は見込めますが、搭載機数0なので弾着修正射撃を行うことができません。この点が昼戦における軽巡洋艦との大きな違いでしょう。また、極まった雷装値により夜戦火力はぶっちぎりの一位です。連撃であっても一部のボスを除き一発で撃沈。カットインに至ってはほぼすべての敵を一撃で倒すことができます。以上の点から高難易度海域では火力面で重宝される艦種となります。しかし、対潜能力がありますので敵に潜水艦がいた場合、夜戦で優先的に対潜行動を取ってしまいます。対潜能力自体は軽巡洋艦由来で高いのですが、ある意味潜水艦との相性は悪い艦種と言えるでしょう。また、雷装値を無効にする陸上型との相性はこの上なく悪いです。パラメーターは雷装値に特化しているため、それを無効にされると夜戦火力は大幅に下がり、軽巡洋艦と違い特攻装備のWg42を装備することができませんので、カスダメしか与えられないと思っていてください。

デメリットは軽巡洋艦のものに加えて、「木曽」以外は対空値が低い点でしょう。また、開幕雷撃を行おうとした場合に甲標的でスロットが一つ埋まってしまい、装備の自由度が低いです。上でも述べた通り、潜水艦がいると高い夜戦火力も無意味になってしまうのもデメリットと言えるでしょう。さらに、「木曽」以外の弾薬消費は空母並みに増えているので、軽巡のような低燃費艦ではありません。

  • メリット 甲標的装備することで開幕雷撃が可能。夜戦火力が飛び抜けている。
  • デメリット 「木曽」以外は対空値が低い。潜水艦に夜戦攻撃が吸われる。弾薬消費量が多い。陸上型に対してはほぼ無力。

軽空母

正規空母の小型版、という認識で概ね間違ってはいないと思われます。正規空母よりも搭載機数が少ない代わりに、燃費がかなり向上。対潜能力も備わっています。航空機による開幕航空戦も問題なく行えますし、上位航空機を搭載すれば戦艦並の昼戦火力をたたき出せる点も変わっていません。ただ、小型化といったように、正規空母並の装甲と耐久は無くなってしまい、一撃で中大破などはよくあることです。正規空母以上にハイリスク・ハイリターンな艦種と言っていいでしょう。ただし、支援艦隊に組み込むとなると話は変わってきます。重巡洋艦並の資源消費で戦艦並の活躍を見込めるため、積極的に活用しましょう。

  • メリット 正規空母よりも燃費がかなり良い。対潜攻撃か可能に。
  • デメリット 装甲と耐久が軽巡洋艦並に。

水上機母艦

航空母艦と違い、水上偵察機や水上爆撃機を運用する艦種です。特徴的な点の一つ目は甲標的と水上爆撃機を搭載することで航空戦、開幕雷撃、砲撃戦、雷撃戦とすべての攻撃を行うことが出来るようになる点でしょう。小口径主砲であれば搭載することが可能です。これだけを見ればまさに万能艦というイメージを持つでしょうが、素のステータスは索敵が高めなのを除いてすべて低いです。中でも装甲と回避が低いために、すぐ中大破に陥ってしまうこともよくあります。海域攻略には向いていない艦種と言わざるを得ないでしょう。むしろ水上機母艦の本懐は遠征です。秋津洲を除く水上機母艦と揚陸艦、「阿武隈改二」には大発動艇という装備をつけることができます。この装備にはパラメーター上昇はありませんが、「遠征時における獲得資源の量を5%増やす」という特殊効果が存在します。効果は最大20%、すなわち一回の取得量を1.2倍にまで上げることが可能です。艦これ改は遠征による資源獲得も重要で、この効果はブラウザ版よりも重宝することと思われます。使えないからといってすぐ近代化改修の素材にするのではなく、1、2隻はとっておいた方が良いでしょう。秋津洲に関しては少し特殊な艦艇ですので、個別ページができたら参照をおねがいします。なお、「千歳」型水上機母艦は二回目の改装で軽空母というまったく別の艦種に変化します。

  • メリット 水上機と甲標的を同時に搭載できる。大発動艇装備できる。
  • デメリット ステの低さから戦闘向きではない。
  • 備考 「秋津洲」は水上機母艦とは別の艦種と考えても良い。「千歳」型水上機母艦は三回目の改装で軽空母に変化する。

練習巡洋艦

この艦種は、その名の通り乗組員が練習するために建造された艦船です。戦闘用の船ではないため、軽巡洋艦と比べると速力が低速であったり、対潜能力以外のステータスが低めであったりと海域攻略には向いていない艦種です。一応改造すると装備スロットが4つになるため、4スロ軽巡と同じような役割を担うことが可能です。また、本来軽巡洋艦に搭載できない装備が搭載できたり(増設バルジ(中型艦)等)、搭載できていた装備が搭載不可になっていたり(Wg42、照明弾等)します。海域攻略に使うのであれば、この点を最大限生かした運用を心がけましょう。

もちろん、この艦種が輝く場所があります。この艦種のみの効果として、「旗艦または随伴艦として配備されている艦隊の演習時における獲得経験値を増加させる」というものです。艦これ改では、対抗演習の獲得経験値がブラウザ版よりも大幅に増加しているため、練習巡洋艦による増加量もかなりのものになります。重点的に育てたい艦が数隻ある場合は、艦隊に組み込んでみてはいかかでしょうか。ちなみに、増加率は旗艦の方が上がる模様ですが、大幅には変わらない様なので一番育てたい艦を旗艦に据えるのが一番でしょう。

  • メリット 演習経験値が増加する。改造後は4スロになる。
  • デメリット 対潜値以外のステータスが低い。低速のためルート逸れがある。

駆逐艦

この艦種は、とても高い回避能力と雷装値を持ち合わせています。それに伴って夜戦火力も並みの戦艦以上はあります。ただし、小型艦であるために耐久はとても少なく、フラッグシップの攻撃でワンパン大破はよくあること(最も高い回避能力で避けてくれることも多いですが)。また、一部を除いて火力も貧弱であり、駆逐艦の真価は夜戦において発揮されるといっても過言ではありません。昼は避けて夜で落とす、といった形になることが多いでしょう。対潜能力も備えており、潜水値は非常に高いです。潜水艦マップでは主力となります。逆に、夜戦に潜水艦がいるとそっちを攻撃してしまうのは他の艦種と同じです。

殆どの駆逐艦は燃費がとてもよく、遠征においてよく使われる艦種でもあります。特に「睦月」型はステータスを犠牲にして、より低燃費となっています。遠征要員に最適ではないでしょうか。なお、「雪風」、「島風」、「天津風」、「秋月」型といったレア駆逐と改二は性能が他の駆逐よりも非常に高いです。海域攻略に困ったら育ててみてはいかがでしょうか。

  • メリット 回避と対潜値、雷装値が高く、夜戦に適している。燃費が安い
  • デメリット 火力と耐久がとても低い。装備スロットが3つである。夜戦において対潜を優先してしまう。

潜水艦

これまで解説してきた艦種はすべて水上艦という水上に浮かんでいる艦種ですが、潜水艦は海中を潜航して魚雷により敵を攻撃する艦種で、非常に隠密性に優れています。しかし装甲や耐久力は駆逐艦をさらに下回る貧弱さ。回避値もさほど高くなく、一撃で大破することも珍しくありません。装備スロットも最大2つで、武装も基本的には魚雷以外装備できないため、雷撃戦と夜戦にしか参加できません。また、駆逐艦と同じレシピで建造できますが、収録艦が少ないために必然的になかなか出現しにくくなっています。

雷撃戦しかできない潜水艦ですが、その雷撃戦でこそ本領を最大限に発揮します。甲標的を搭載すればLv1から、Lv10以上で甲標的なしで開幕雷撃ができるようになります。雷装値も高く、夜戦で魚雷CIや連撃が発動すれば、戦艦すらも一撃で葬り去ることができます。また、対潜戦闘可能な軽巡洋艦や駆逐艦は、こちらに潜水艦がいた場合は潜水艦を最優先に攻撃しますので、デコイとして利用することも可能です。さらに姫クラスを含む戦艦や空母といった強力な深海棲艦からの攻撃を受けないことから、開幕雷撃で随伴艦を撃破、離脱して判定勝ちを狙うという戦術をとることもできます。

燃費が全艦種中一番良く、また大破して入渠しても、修理日数はほとんどの場合1日で済みます。このため、ブラウザ版では「オリョクル」などといった燃費の良さを活かした資源稼ぎに活躍しましたが、任務輸送船団によって資源を稼ぐ艦これ改ではさほど重要なファクターではありません。しかし燃費の良さはさまざまな局面でプラスに働くでしょう。また任務遠征の中には潜水艦がいないと成立しないものも多く、特に「Littorio」など特定の艦娘を入手するためには潜水艦だけで達成させる任務遠征を複数行う必要がありますので、コンプリートを狙うのであれば忘れずに育成しましょう。なお、一部の潜水艦は改装によって潜水空母という艦種に変化します。

  • メリット 高い雷装値。低いLvから開幕雷撃ができる。戦艦・空母・重巡洋艦から攻撃されない。燃費が全艦種の中で一番良い。
  • デメリット 火力・耐久力・装甲が非常に低い。装備スロットが最大でも2つ。開幕雷撃と通常雷撃、夜戦にしか参加できない。ドロップ・建造ともに出現率が低い。

潜水空母

潜水艦+空母、つまり潜水艦でありながら航空機運用も可能な艦種です。最初から潜水空母なのは「伊401」のみで、他は潜水艦からの改装で艦種が変化します。

基本的な性能は潜水艦と同じですが、水上機を搭載可能なことが最大の特徴です。これにより、水上偵察機を搭載して索敵値を上げる、水上爆撃機を搭載して開幕航空攻撃に参加するといった行動が可能になります。、相手に航空戦力がない場合は単独で制空権を獲ることもできます。ただしスロット数は潜水艦同様に最大2つの上、魚雷以外の武装が装備できず、さらに航空戦闘ができるといっても搭載数は非常に少ないために攻撃力はさほど高くなく、相手の航空戦力や対空砲火によって全機撃墜されるリスクが伴います。また、1スロットに航空機を搭載しますと夜戦時のCIおよび連撃の発生条件を満たせなくなるため、雷装値を重視したい時は水上機を搭載しないという判断も必要です。

航空機によって索敵値を上げられることで、艦種制限や艦種による分岐がない海域では潜水空母だけで艦隊を編成して全スロットに水上偵察機を搭載して索敵値を稼ぎ、道中は開幕雷撃→離脱で進撃、ボスマスでは随伴艦を撃破して判定勝ちで海域を制圧、といったこともできます。これは特に敵が強くなる難易度甲や史において有効な手段ですので、正攻法でどうしてもクリアできない場合は試してみてもよいでしょう。

  • メリット 水上機運用ができることにより、戦略の幅が広がる。
  • デメリット スロット数が潜水艦と同じく最大2つ。水上機を搭載すると夜戦時のカットインや連撃が発生しない。

このページのコメント

  • とりあえず作成。多すぎて空母までしかできなかった。徐々に更新していきます。加筆修正は随時お願いします -- 2016-02-21 (日) 01:40:46
    • ありがとうございます。お疲れ様です<(_ _)> -- 2016-02-21 (日) 01:48:01
    • 重巡洋艦を作成。雷巡まで続けて作成したいなぁ....(でも北上を100にもしたい) -- 2016-02-21 (日) 09:15:36
      • 雷巡まで作成完了。雷巡だけ長い..... -- 2016-02-21 (日) 10:52:29
    • 水上機母艦を作成 -- 2016-02-22 (月) 13:00:10
  • 装甲空母足しました。改行は邪魔だったら消してくだしあ -- 2016-02-21 (日) 06:07:07
    • 追記:()内は*1とかの下段での注釈にしたほうがいいかも?です!やり方わかんなかったので… -- 2016-02-21 (日) 06:18:56
      • やっておきました。小文字の()をさらに()で囲めばできますよー -- 2016-02-21 (日) 07:19:53
  • 戦艦と高速戦艦を分けました(本家とは異なりゲーム中で戦、高戦と区別されているので)。 -- 2016-02-21 (日) 22:54:23
  • 航巡で夜戦補正って無くなってるんだっけ?航巡でもあるんじゃなかったか -- 2016-02-22 (月) 14:06:42
    • ツイッター確認してきました。派生艦にもありましたね。修正しておきます -- 2016-02-22 (月) 18:10:15
  • 水上機母艦のとこで、「2日目の改装~」って所、ちとちよの改装順序は「改、甲、航、航改、航改二」ですので3回目なのでは?(改で仕様変更してるならごめんなさい) -- 2016-02-23 (火) 06:35:50
    • 誤字:「2日目」ではなく「2回目」です…w -- 2016-02-23 (火) 06:39:16
      • 水上機母艦の備考の「二回目~」の所を「三回目」に修正しました。 -- 2016-02-24 (水) 02:19:33
    • はっ!甲のことをすっかり忘れていた...。ブラウザ版で改装してこよ()。じゃなくて、修正ありがとうございます。いま出先なので編集しづらいですが、今日帰ったら他のも更新していきたいと思います。 -- ページ作成主? 2016-02-25 (木) 10:59:18
  • 錬巡更新完了。軽空母更新忘れていたのでやってきます -- 2016-02-25 (木) 20:13:55
  • 瑞雲で潜水艦に吸われるのって昼だけじゃなかった?ブラ版と仕様変わってるの? -- 2016-02-26 (金) 09:07:15
  • 雷撃を三番目と4番目に入れれば雷撃準備って発生しないよね -- 2016-02-26 (金) 17:42:18
    • 雷撃の研究が戦闘についてで進んでたため更新 -- 2016-02-27 (土) 00:30:15
  • 雷巡と錬巡はどの艦で建造、改装で入手できますか?コメントお願いいたします。 -- 2016-02-27 (土) 10:27:57
    • 雷巡は軽巡の備考に書いてありますよ。練巡は建造ページのコメント欄にレシピ報告上がっているのでそこを探したほうが早いです -- 2016-02-28 (日) 03:35:15
  • 雷巡の項目は少し編集した方がいいかもしれません。改では連撃が高倍率の二回攻撃により最大級のダメージを出し、魚雷カットインは低倍率の単発攻撃になっています。命中精度、発動確率は検証されていないので分かりませんが。 -- 2016-03-02 (水) 11:14:42
  • すみません。最近始めた者ですが、潜水艦、潜水空母のメリット、デメリットを書いていただくと幸いです。よろしくお願いいたします。 -- 2016-03-08 (火) 01:22:22
    • ブラウザ版では特に意識不要だったよ>潜水艦・潜水空母 -- 2016-03-10 (木) 22:26:11
      • いやブラウザの場合は入渠時間にかなり差が出るからあえて潜水空母にしないで運用することもあるで -- 2016-03-23 (水) 05:26:34
    • 駆逐、軽巡、軽空母以外に攻撃されないって特性はあるけどね…そもそも潜水艦が出ないんじゃ -- 2016-03-20 (日) 09:25:12
  • 潜水艦を追加しました。 -- 2016-10-17 (月) 19:03:32
    • 潜水空母も追加しました。あきつ丸速吸は未所持なので、とりあえずここまでです。 -- 2016-10-18 (火) 08:06:28

*1 改装設計図が必要
*2 空母の第一スロットの艦載機にはクリティカルボーナスが付き、艦載機数に応じた攻撃力増加も複合するため。
*3 改装設計図が必要