勢力・派閥

Last-modified: 2023-03-30 (木) 04:50:51

ホーリーネーション

異種族(シェク、ハイブ、スケルトン)は敵。都市連合は敵。スコーチランダーも疎まれているが、違法ではない。
異種族を連れていても、戒律に違反していない同伴者がいる場合は見逃してくれる事がある。
ただしスケルトンは見逃されない。義手・義足もスケルトンとみなされ、見つかり次第アウト。
他、挨拶の聖句を返さなかったら逮捕。一部の書物は禁制品。女性の一人歩きは咎められる事がある。他国と比べてプライベート指定の建物が多い。
都市連合と違い、ブラッドラムは違法ではないし、売ってもいる。しかし、司祭がヤク酒持ってるのはどうなんだ。

雑感

メチャクチャ嫌われてるし、その理由も分かるけど、ゲーム内の仕様で言えば、「戒律を守るグリーンランダー」に対してはめちゃくちゃ手厚く保護している国家。
道行く騎士が携行糧食を渡してくれたり、保護対象となる者にとってみればKenshi世界で最もマトモな国と言ってもいいくらい。
徘徊する敵は貧弱な野盗と犬程度で、三大国でもっとも安全。ラプターは作物を狙うのみで、手を出さない限り襲ってこない。
スコーチランダーは蔑視されるだけで不利益は無いが、シェク、ハイブ、スケルトンは見つかり次第攻撃を受ける。
特徴である「女性蔑視」も、ゲーム内容としてはそうおかしなものではなく、義肢を使っていないプレイヤーなら教典を持って聖句を返していれば問題なく行動出来る。
NPCの女性達も、農家で騎士に守られながら(農村にまで備え付けの砲台が!)戦場から遠い田舎で平穏に暮らしている。畑を荒らすラプターと戦いながら、ではあるが。
ホーリーネーションを滅ぼしてみると分かるが、最後に残るのは農村の女性達。騎士達は国が滅ぼうとも女性達を守り抜くのである。


一方で、ゲーム外、酒場の会話やフレーバーテキストで語られる暴虐ぶりは凄まじい。司祭達によって勝手に異端認定されて焼き殺された女性達のエピソードは胸クソの悪さではトップクラス。何も生産性を有していないリバース鉱山の存在も闇が深すぎる。
また、ご存知の通り、国内に対しては優しくとも、国外に対する敵意はちょっと異常に過ぎる。傭兵ギルドにシェクが混じっているというだけで斬りかかる程に頑迷。
酒場・食料店は充実しているが、設備は都市連合と比べると今一つ。小屋以外で買える建物がロングハウス一軒のみというのも序盤以外ではネックとなる。主な武器防具屋が立ち入り禁止になっているのも不便。

戦力

軍隊の戦力は都市連合に劣る。防具が手足を殆どカバーしていないため、簡単に無力化されてしまう。
武器も、ごく一部の幹部以外は品質が悪い。
アルファ版では、錆びた~よりは強い程度の独自の製造等級「純金属(Metal Purity)級」を有していたが、後に削除されている。
都市数も少なく、滅亡までの工数が少ない。手段を問わず滅ぼすなら最短で済む相手。
一方で、国王&幹部の戦闘力は都市連合の比ではない。飛び道具抜きのチャンバラで倒し切るには鍛錬が必要。



都市連合

ハシシ&ブラッドラム禁止。麻禁止。ホーリーネーション、反奴隷主義者、反乱分子農民は敵。貧乏は罪に問われる事がある。門番に言い掛かりで逮捕される事がある。貴族の遊びで攻撃される事がある。
一部の街では移動ルートの判定がいいかげんな所があり、意図せず不法侵入を誘発してしまう事がある。


「トレーダーズギルド」「奴隷トレーダー」「帝国の百姓」は同盟相手。

雑感

様々な設備が整っており、裕福であれば暮らしやすくはあるが、貴族の存在がネック。運が悪いと歩いているだけで殺される。侍の目も鋭く、彷徨っている奴隷の足枷を外してやってお尋ね者になってしまう事もしばしば。麻の畑も禁止されているので布地を織る際は綿を選ぼう。
国土の危険性はかなり高く、初心者の頃だと出会うと終わるレベルの敵が大漁に徘徊している。野盗、獣、どちらもホリネより手強い。一番厄介なのは都市周辺でよく見かけるノーブルハンター。性能の良い弓で遠くから撃って来て、反撃すれば犯罪扱いされる理不尽さ。
奴隷国家のため、あちこちで奴隷が目に見える形で陳列されているのも胸糞の悪いポイント。そういう国だと割り切れば、むしろ人材確保面で便利ですらあるが。


平民の境遇をじっくり見ていくと、結構興味深い。
家を持った富裕層は個体名持ち。
「農民」は職場となる畑持ち(ブリンク、ドリフターズラスト限定)。
「帝国の百姓」は殆どが都市連合とは別の勢力扱いで、畑を持っているのは「農村」一箇所のみ。
その他、都市連合在住の「放浪者」も結構いる。
そして…… 畑や店を持つ者以外、ほぼ全ての平民は労働に従事しておらず、働いているのはもっぱら奴隷達である。

戦力

質でHNを上回り、量でシェクを上回り、ハイブ兵は速度も出る。編成にもよるが、一般戦力としての軍隊はおそらく最強。もっとも、プレイヤーとして苦戦するのはシェクの方、かもしれないが。
装備も他国と比較すれば整っている方だし、防衛面でも全都市に砲座が備わっていて、総合力に秀でている。反面、貴族・幹部が弱い。弱すぎる。
プレイ終盤でも脅威となるのはアイゴア将軍くらいだが、それらは貴族に手を出した反撃として出現するのみ。手段を問わなければ容易に滅ぼせるだろう。




シェク王国

麻薬が禁止されている程度で、他は特に無い。
異種族蔑視は表面上なものでしかなく、ゲームとしての制約は殆どない。プレイヤーにとっては一番暮らしやすく、親しみやすい国。
町人が「喧嘩を楽しむ気概があれば暮らしやすいトコだよ」と助言をくれるが、実際に喧嘩すると逮捕されるし、(シェク族全般)攻撃を受けて立っても関係は悪化する。
ホーリーネーションか都市連合と同盟している場合、一部同盟イベントが不発になるので注意。

雑感

みんな大好きシェク王国。胸糞国家の敵という事で、普通にプレイしていれば消去法でここと手を組む事になるだろう。実際プレイ動画をみているとそのパターンがとても多い。
問題は国土の狭さ。町として機能しているのはアドマグとスクインの2箇所くらい。アドマグの不便な立地を考えると、実質スクイン一択となる。設備は万全とは言えないが、必要充分。
スクイン周辺に限っては危険度も高くなく、脅威は野盗と狼程度。アドマグまで足を伸ばすとシェク系の蛮族やスキンスパイダーが出てきて危険度が増す。
最も特徴的なのは、内紛か。クラル、バーサーカー、ハンドオブボーンズ、と戦士族だけで3つも敵対勢力を抱えている上、内部からの不満も燻っている。
あと、「戦士(シェク)」は檻から解放した際に仲間になる可能性がある点は覚えておきたい。バーサーカー同様、ステータス上限を無視して加入するタイプで、40台スタートの即戦力となる。

戦力

最強。ただし、巡回部隊は人数が少なめな上、装備もイマイチ。衛兵(百人衆&不敗の五忍)がとにかく手強い。軽装ではあるが、女王もかなり手強い。
反面、飛び道具も砲台も無いため、弓相手にはめっぽう弱い。




スワンプ

法は特に無い。町での乱闘に加わらなければ、意外に安全。
ただし、宿屋で寝ている間にブラッドスパイダーに攻撃されていた……なんて事も有り得るが。
ハウンズが支配しているが、ゲームの仕様上では実質的にスワンパーが支配派閥と言っていい。
檻が存在しないため、懸賞金付きのNPCを見つけても引き渡す場所が無い。

スワンパー

衛兵勢力。スワンプ最強。ハウンズと掛け持ちしている人間もいるようだが、いざ戦争となるとハウンズとも戦う。

ストーカークラン

ボス:ビッグ・ハッシュ
滅亡済み。ハウンズに騙されたブラックシフターによってボスを暗殺されて崩壊している。

ハウンズ

ボス:ビッグ・グリム 幹部:両耳
クランを裏切り、スワンプを牛耳る事に成功した成り上がり組織。
バニラでも同盟を組む事が出来る。

ブラックシフター

賭場を仕切る闇金組織。構成員は皆ハイブ。怖いヤクザ者だが、実力は乏しい。
なぜかスワンプではなく南東に存在する自前の麻薬工場は非常に高度で、裏設定妄想が捗る。

ツインブレード

臓器密売組織。NPCから色々言われているが、ゲーム的にはものすごく空気。

グレイフレーヤー

スワンプ産の麻薬を都市連合へ密輸している組織。
スワンプ~大砂漠の中間地点に酒場を持ち、砂漠南西部ではよく密輸途中の運び屋チームが歩いているのが見られる。
ハウンズが滅ぶと、代わりにシャークの支配組織となる。

ストーンラット

ボス:ビッグ・アル
戦闘力が低い割に少人数のプレイヤーを見かけるとイキって恐喝を行ってくるチンピラ。
酒場の喧嘩からスワンプ全体の抗争へと発展していくトリガーになりがちな迷惑勢力。
(ハウンズがラット側で参戦するため、衛兵vsハウンズの戦争になる)
背後に謎のビッグ・ボスが存在すると思われるが、ゲーム的には特に関与して来ない。



野盗系勢力

反乱農民

旧訳:反乱農民  新訳:反乱分子農民
都市連合領北部で頻繁に出くわす飢餓状態の一般人。飢えているので、同盟相手でなければ敵対関係でなくても食料強奪目当てで襲ってくる。

剣士

反乱農民と同盟を結び、フラグを立て終えると反乱農民の多くが剣士と派閥名を変える。
国崩しを成功させた後も野盗的な行動は改まっていないのか、よく他派閥と争っている。

飢えた野盗

おそらく最弱。ホーリーネーションからシェク王国にかけ、幅広く様々なエリアに出没する。
関係が中立でも、食料目当てで、高確率で見境なく襲ってくる。
会話選択肢からcatを貢いで友好度を稼ぐと、同盟関係を結ぶ事も可能。

ダスト盗賊

一応防具も完備しているため、最序盤では手強い相手。
弓を持っている敵が複数体存在している場合、ある程度育ったプレイヤーでも油断禁物。
ボスはダストキング?。本拠点には砲台が複数存在するため、夜間に攻めるのがオススメ。
尚、完全初期ステータスでも傭兵が2チームいれば勝てるが、1チームでは敗北も有り得る。

ブラックドラゴンニンジャ

ダストより手強いが、飛び道具持ちはいない。なぜか大陸南東エリアにも出没。
拠点襲撃の際に食料庫を優先して狙い、持ち逃げしてしまう鬱陶しさで有名。
ボスはメイトウ持ちのディマク?。相棒のブザン?と共に出てくる。

レッドサーベル

スワンプに居を構えるご当地野盗。ボスは沼地唯一のメイトウ持ち。
あまり存在感の無い野盗だが、(弓を持たない)ダスト盗賊や飢えた野盗よりは手強い。

スワンプ忍者

スワンプに居を構えるご当地野盗。保護色で見えにくい。
ボスが手配書でクソボロに書かれている上、部下からの人望が全く無いのが非常に個性的。
構成員は下忍、中忍、上忍に分かれていて、下忍には弓持ちタイプが結構な割合で混じっている。

砂ニンジャ

大砂漠西部に出没する野盗。配置アイテムのせいでホリネの関与を想像してしまう。
下手すると外から眺めているだけでスキマー相手に潰滅しかねないが、序盤プレイヤーではまず勝てない。
その反面、装備価格が高め、かつ、賞金付き個体が多く、「砂漠の宝石」と呼ばれる事もある。
ボスは砂忍者オニ。拠点「カクタス・デン(旧訳:サボテン穴)」には傑作弓等、結構いい物が置いてある。

ブラックデザート忍者

派閥名はブラックデザート忍者だが、個々のキャラクター名は「クモ忍者」。
酸性雨や毒ガスで体力を削られ続けながら襲撃を仕掛けてくる、悲壮感漂う野盗。
あまり強くはないが、付近の機械系エネミーとの連続戦闘には警戒しておこう。
毒ガス地帯で夜間の戦闘となると、黒ずくめの姿と相まって危険性が増す。

屑拾い

名前に反し、こちらを見るなり襲ってくるタイプ。
スプリングバット持ちが多いので、ザコと侮ると痛い目を見るかもしれない。
ボスはガターヘッド?。ヴェンジに本拠点を構えている。

草の海賊

南東のご当地野盗。発生頻度が高め。
戦闘力は低めで、序盤から南東に向かうような豪胆なプレイヤーでもなければあまり怖くない。
眼窩~ブリンク~ブラックスクラッチ辺りの南東寄りの都市に滞在していると、よく襲撃を仕掛けてくる。
包帯を持参しているのがありがたい。

ブラッドレイダー

大砂漠中央~南部に掛けて出没するご当地野盗。ダスト同様、女性は存在しない。
ダストよりは強いが、飛び道具持ちがおらず、装備も貧弱。ある程度成長した後なら脅威になりにくい。



南東勢力

ゴリロ盗賊

サザンハイブ

同盟イベントは無い。
武装の質が悪く、一部隊との戦闘だけではそう怖くないが、エリア次第では際限ない援軍との連続戦闘になる。
質こそ悪いが、長柄持ちが多い事から敵の手数が多く、被ダメージが積み重なっていく。
本部で虚弱なクイーンを殺してから立ち去れば自然に滅亡するため、手強い親衛隊とマトモに戦わずに女王だけを狙う場合、滅ぼすのは容易。
その本拠点周辺にはKenshi世界タイマン最強の呼び声高いキングが存在するが、巡回移動で留守中の事が多い。

リーバー

南東四大勢力の1つ。同盟イベントは無い。
実力を付けて南東に挑み始める頃のプレイヤーからすれば個々の戦闘力はさして恐ろしくもないが、高頻度で出現する上、結構な割合で弓持ちが混じっている。
戦闘用の奴隷を引き連れて巡回しており、気絶したキャラを見ると奴隷化して拠点に連れ去ってしまう。
奴隷になった後は貧弱な装備で強敵と戦わせられるため、都市連合やホリネと違い「安全な奴隷生活」とは行かない。
一方、戦闘が始まるとNPCの戦奴はほぼ確実に離反し、リーバーと戦い始める。敵対反応が消えた訳ではないので、これらの戦奴を助けたい場合は注意が必要。
本拠点:アーク ボス:バラモン? 
バラモンの実力は高く、MODで強化されている事も多い。本拠点の兵力は多く、弓持ちも多め。部下が弱いからと舐めて掛かると危険。

クラブレイダー

南東四大勢力の1つ。ボスはクラブクイーン?。同盟イベントあり。
同盟を組むと他の3つとは敵対関係になる。同盟時、徘徊部隊が一定時間味方になる事がある。
カニを持ってない奴とは取引しないと言われるが、実際にはカニの有無ではなく同盟しているかどうかで判定している。
優秀な兜の設計図が欲しいなら、同盟するか、盗むしかない。
クラブレイダーの巡回部隊にプレイヤーの拠点が見つかると、特有のイベント「クラブトーナメント」が発生するが、このイベントに全て勝利する事でも同盟を結ぶ事が出来る(私個人はやった事がなくて未確認)。
トーナメント部隊が地形や野生の的に阻まれ、イベントが中途で途絶してしまう事もしばしば。敵の出撃地点の近くに拠点を建てると安定するが、あまりに近すぎるとそれはそれでバグが発生する事も。

皮剥ぎ盗賊

南東四大勢力の1つ。同盟イベントあり。同盟を組むと他の3つとは敵対関係になる。
ボスはサヴァン
当初は有効的に振る舞って近付いて来る事もあるが、やがて本性を現し襲ってくる。(スケルトン除く)
鈍器使いのスケルトンばかり、かつ、環境の悪いエリアでの戦いになる事が多く、甘く見ていると長期戦でダメージが蓄積しがち。

スケルトン盗賊

南東四大勢力の1つ。同盟イベントあり。同盟を組むと他の3つとは敵対関係になる。
ボス・長老に話し掛けると同盟を結ぶ事が可能。ランダムで部隊が傭兵状態となる。
この傭兵イベントが発生する時、そこに長老がいると、なんとボス本人が同行してくる。
そのままクラブトーナメントに巻き込んだりすると、延々プレイヤー拠点から離れなくなる事すらある。

第二帝国

ゲーム的には「第二帝国」「第二帝国エグザイル」「スケルトン・レギオン」に分かれている。
ひっくるめて第二帝国なのか、それぞれ別組織なのかは不明。