2019年7月2日の阪神対DeNA戦(横浜スタジアム)において、阪神ファンがトラブル相手に我が子を投げつけた事件。
畜生と呼ぶことさえ憚られる凶行に、不謹慎ネタが横行しているなんJですらドン引きの声が続出。同じ阪神ファンからも非難の声が上がった。
概要
プロ野球DeNA-阪神戦の観客席で、阪神ファンの男性が抱いていた子供をDeNAファンに投げつける様子を映した動画がSNS上に投稿され、虐待ではないかと議論を呼んでいる。動画は120万回以上再生されている。
投稿された動画などによると、騒動が発生したのは2日に横浜スタジアムで行われた試合。両チームのファンが混在する三塁側の観客席で、阪神の黒色ユニホーム姿の男性と、DeNAファンがもみ合いになった。警備員らが仲裁して阪神ファンの男性に観客席から出ていくよう促すと、男性はそばにいた子供を抱きかかえた上で、ハンマーのようにDeNAファンに向かって投げつけた。その後は、警備員に促されて退場。試合は4-0でDeNAが勝った。ネット上では「虐待ではないか」「阪神ファンが全員こうだと思わないでほしい」といった声があがり、テレビの情報番組などでも取り上げられた。
なお、無事書類送検された模様。
自身の子供を投げつけたとして、神奈川県警加賀町署は23日、暴行の容疑で横浜市港北区に住む会社役員の男(51)を書類送検した。容疑を認めている。
書類送検容疑は、7月2日午後9時5分ごろ、同市中区の横浜スタジアムで、連れてきていた長男(3)に対し、投げつける暴行を加えたとしている。
同署によるとこの日、スタジアムではプロ野球の横浜DeNA対阪神戦が行われていた。男は阪神ファンで、横浜DeNAのファンと口論となり、観客席にいた男性に長男を投げつけたとされる。男は容疑を認める一方、「ヤジを飛ばされたので、抱いている子供の足で威嚇しようと思ったら、前につんのめってしまった」などと供述している。長男と男性にけがはなかった。
一部始終を撮影した動画が直後にインターネットに投稿され、男の行為に批判が殺到していた。事件の2日後に男が出頭し、捜査が続けられていた。