阪神ファンの蔑称。当て字蔑称の「犯珍」と、「チンカス」を掛けている。○○カスの元祖でもある。
稀に阪神タイガースそのものに対する蔑称としても使われる。
概要
阪神タイガースは大都市である大阪や野球の聖地・阪神甲子園球場を構える兵庫をはじめ近畿一帯を基盤とした恵まれた土壌、地元メディア*1の手厚い応援もありファン人数が巨人とトップを争うとされる*2。
しかし、人気を恃む常軌を逸した言動、マナーの悪いファンへの反感としてこの蔑称が考案され、阪神ファン全員の蔑称としてや阪神ファンへの煽りに使われている。
もちろんどの球団にもマナー違反を犯しまくるファンはいるにいるが、阪神の場合はファンの大半を占めている大阪人の悪口に対する真意*3が他都道府県の人間には理解されていないことや、阪神ファンでもないのに野球選手を貶すことを生きがいとする為に阪神ファンを自称しているなど、母体数が多いが故に悪いイメージが残りやすい。
その他、Vやねん!を始めとする阪神ファン・阪神贔屓のメディアの優勝確信からの数々のV逸劇はなんJ民の間ではある種のお笑い草になっている。
阪神ファンの著名人
巨人などと並ぶ人気球団ゆえにファンの数が多いため、特に有名なエピソードを持つ人物のみ取り挙げる。
- 松村邦洋(芸人)
芸能界を代表する阪神タイガースファンだが阪神以外のプロ球団、また高校野球・大学野球に関する知識も相当なもので、阪神以外の球団の試合や春季キャンプにも駆けつけることが多くあり、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムや由宇球場にも足を運んでいる。
かつては、中山秀征率いる草野球チームに初代キャッチャーとして所属していた。また、竜兵会の草野球にも参加しており、出川軍との試合にも竜兵会の一員で出場している他、同郷の嶋田哲也(現審判)と親交がある。
- ココリコ・遠藤章造(芸人)
阪神一筋で16年間在籍した投手・岩田稔と顔立ちが似ている事がよく取りあげられており、本人公認で“遠藤が兄、岩田が弟”とネタにされている。ちなみに遠藤自身もかつては野球に打ち込んでおり、野球留学を経験した高校時代にはプロのスカウトが視察に訪れる事もあったという。
- ダンカン(タレント)
珍カスの代表格。長男に「甲子園」次男に「虎太郎」とDQNネームキラキラネームをつけるほどの阪神好きで、シーズン中はサンケイスポーツに珍カス全開のコラムをほぼ毎日書いている。
また自身のブログでイチローの引退試合について「なんだこのシラケ・・最後が客寄せパンダって・・くだらね~」と綴り批判が殺到した。翌日に同ブログで「ぞんざい過ぎたと書き方には反省しています。」と謝罪した。ただし当該ブログの削除はしていない。
- 長嶋茂雄(巨人終身名誉監督)
説明不要の巨人のレジェンドだが、本人はミスター・タイガースこと藤村富美男に憧れ、小学4年生から兄の影響で野球を始める前の幼少期より当時の大阪タイガースファンだった*4。藤村に憧れて三塁手になったとも公言しているほか、阪神のマムシの一三こと青木一三スカウトにより立教大時代の長嶋茂雄を中退させて阪神入団寸前まで行ったが、1956年に藤村排斥事件でその青木が排斥の首謀者だった為、阪神入りがとん挫したと言うエピソードすら存在する。
また「長嶋の愛弟子」である松井秀喜も阪神ファンだったことで知られる*5。
- (翁田)大勢(巨人投手)
祖父と父は巨人ファンだが、本人は関西出身ということもあり 幼少期からの阪神ファン。巨人への入団決定直後に甲子園球場へ阪神のユニフォームを着て応援しに行ったなどのエピソードも存在している。
一方、阪神ファンアピールが原因で、元木大介から注意を受けるなどのエピソードもある。
- 岡本和真(ブルージェイズ内野手、元巨人)
大勢と同様に関西出身で阪神ファンを公言している。オールスターやシーズンオフの表彰式等の会場では阪神の選手の記念撮影にしれっと映り込んだり一緒に記念撮影に参加する姿が度々目撃されている。
阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた2023年9月14日の試合ではホームランを放ち巨人の選手としての意地を見せたが、ネット上では「阪神ファンの岡本が祝砲を打った」とネタにされた。
この他にも前述の長嶋と松井、父親が掛布雅之の高校の同級生であり掛布に憧れていた阿部慎之助、近畿地方出身の上原浩治・坂本勇人など新旧歴代の主力選手で幼少の頃から阪神ファンで阪神の選手に憧れてプレースタイルに影響を与えたエピソードが多数存在し、一方の阪神側にも掛布、田淵幸一、藤川球児、岩田稔、藤浪晋太郎、上本博紀など巨人ファンの選手・OBが多数存在する。
- 千秋(タレント)
ココリコ・遠藤の元妻で、同じ阪神ファンという繋がりから仲良くなったというのが馴れ初め。特に遠藤そっくりである岩田を母子共に応援しており、(遠藤と離婚後)岩田との2ショットを披露した際は「復縁した」とネタにされた。2024年にTV番組で偶然334gという数字をたたき出してしまい、そこに「なんでや!阪神関係ないやろ!」と反応できなかったことに対して反省文を提出している。
- 渡辺謙(俳優)
甲子園での試合では度々野球中継で内野席から応援する姿が目撃されている他、シーズン最終盤でチームの優勝がかかっている時は仕事を空けたり、オフシーズンにはプライベートで球団のキャンプ地に赴く事もあるという程の熱烈な阪神ファン。一方で矢野退任時に労いの言葉をかけるどころか、采配批判を行い反発を受ける等、珍カスらしい行動も目立つ。下半身トラブルも多い一方で本業の実績が圧倒的なことから、氏の偉大な経歴に対する敬意と上記の問題行動に対する軽蔑も踏まえて「世界の珍カス」と呼ばれることもある。
- 本庶佑(医学者)
ノーベル生理学・医学賞受賞者として在阪メディアの毎日放送から取材を受けた際、金本采配を猛批判*6。任期途中での辞職を早めたとの説がある。こちらも「世界の珍カス」かもしれない。
なお本人はどんでんこと岡田彰布の後援会会長であり親交もそれなりに深い事から、「どんコメを理解できるであろう数少ない存在」とも称されている。
- 高市早苗(政治家・第104代内閣総理大臣)
日本初の女性総理大臣。奈良県出身・神戸大卒で筋金入りの阪神ファンとして知られ、数々の珍カスエピソードで知られる。2003年年始のデイリースポーツの対談企画で「タイガースが優勝したら、読売新聞本社の前で『六甲おろし』を歌いたい」と発言し、同年本当に阪神が優勝した際に本当に日本テレビ*7前で六甲おろしを熱唱する、和田豊が使っていたバットを譲り受けて議員会館の自室に置いている、毎朝洗顔の際に佐藤輝明のタオルを使っている、スマホカバーが阪神仕様、日本人を多く有したドジャースがワールドシリーズ2連覇を達成した際の祝辞で「私が愛する阪神タイガースは日本シリーズ優勝を逃しましたが(出典)」とわざわざ言及するなど、阪神関連のエピソードには事欠かない*8。
- 水樹奈々(声優・歌手)
自身のラジオ*9でセ・リーグの優勝チームを予想する時には必ず阪神と答える(そして予想が外れて罰ゲームポイントが加算される)のがお約束になっている。甲子園球場でライブを開催したことがあったり*10、球団関係の仕事*11の経験もある。
- 渡部優衣(声優)
松嵜麗と双璧を成す声優界の熱狂的野球ファンとして知られ、球場の応援席での目撃情報も多い。松嵜からつけられた「阪神さん」の異名で呼ばれることもある。かつて自身がパーソナリティを務めたラジオが334回で最終回を迎えた際に「なんでや!阪神関係ないやろ!」と発言したことがある。
- 優木紗里(グラビア)
2021年10月24日にツイッターへ投稿した内容が、「他球団選手へのリスペクトを著しく欠いている」との叱責を受けたが、ごく一般的な珍カスの習性とも言えるため、(特に)阪神ファンからはあまり叩かれなかった。
- テンダラー・浜本広晃(芸人)
X(Twitter)などでも度々阪神の番組のリポスト(リツイート)を行ったり宣伝もしているが、若手時代NHKの「オンエアバトル」でも阪神のネタを披露。今岡・赤星・金本の応援歌に加え、紙コップに穴を開けて巨人の桑田真澄へのヤジ等を行っていた。