本拠地

Last-modified: 2021-11-11 (木) 20:04:35
  • 12球団が本拠地としている「専用球場」と呼ばれるもの。
  • 専用球場以外で、勝率が極端に高い球場のこと。本項はこちらを説明する。

概要

専用球場での試合は「移動の負担がほとんどない」「地元ファンが訪れやすいので自然と声援が大きくなる」などの理由から有利になると言われている。
しかし中には専用球場で連敗を重ねたりビジターの特定球場だけ勝率が極端に高いケースも見られることから、専用球場を本拠地として扱わないネタが生まれた。

虎の本拠地・ハマスタ

ベイスターズは2012年に親会社がDeNAに変わったのを機に暗黒期から脱出。Aクラス争いの常連チームになるが、阪神だけには2020年現在も相性が悪く、DeNAになってから阪神に勝ち越したのはヤクルト時代から阪神キラーだった藤井秀悟が活躍した2013年のみ。また、横浜と阪神は伝統的にも相性が悪く、一例としては星野仙一政権で阪神が優勝を果たした03年は初戦こそ落としたものの、その後は阪神が16連勝し終わってみれば22勝6敗と大きく貯金を作った。但し、阪神は横浜相手に肝心な所で負けている事も多い。
また2021年に古木克明上田剛史のチャンネルに出演した際には、阪神とハマスタで試合した時はホームでありながらビジターのような感じだったと述べている。

この相性の悪さは深刻であり、横浜スタジアムにおける阪神戦のカード勝ち越しが2015年9月から2019年7月まで4年近く遠ざかっていたというところからも伺える。また下記に示したように、ラミレス政権でのハマスタ成績はパ・リーグにさえ勝ち越しており阪神戦を除くと勝率6割超えとかなり高いが、阪神戦だけは勝率3割台にとどまっている。

また阪神も横浜スタジアムと、準本拠地である京セラドーム大阪でこそ高い勝率を誇るが*1、2016年頃からはこの2つ以外の球場*2での勝率が悪い傾向が目立ち始め、挙げ句福留孝介に「横浜スタジアム大好き」と公言されるなどの理由から、ハマスタが本拠地扱いされたり、甲子園から移転しろと言われることもある。

2019年

DeNAはホーム試合で阪神にのみ負け越し*3、しかも阪神が最終試合で逆転3位になるCS1stは「2年前と違って両チーム本拠地」「DeNA初の本拠地開催が一転して地獄へ変貌」などと言われ、阪神ファンの歓声とDeNAファンの悲鳴が聞かれた。

そのCS1stも、1戦目は阪神・西勇輝に1アウトも取らせずKOするも大逆転負け*4、2戦目もDeNA守護神・山崎康晃が抑え5年目にして福留に同点弾を初めて浴びる*5など、呪いとも言えるような展開が続き、最終的には1勝2敗で阪神にCSファイナル進出を許した。

また2020年東京オリンピックの野球競技会場には横浜スタジアムが予定されていたため*6(国際試合のプレミア12に阪神は一人も選ばれていないが)五輪に阪神をそのまま派遣しろとまで言われていた。

DeNAの認識

ラミレスは監督時代にシーズン中にはハマスタでの阪神3連戦は1勝2敗を目標にし、できれば2勝1敗ならばありがたい旨の言葉を残していた*7。また、2019年オフでのトークショーでは、CSの相手は広島だと思っていたこと*8阪神の快進撃による3位浮上に「マズい」と感じていたが実際の試合内容含めてその通りになってしまったことを明かしている。

成績比較

DeNAの2016-2020横浜スタジアム成績表
対広島35勝27敗(.564)
対巨人32勝26敗(.551)
対ヤクルト35勝23敗(.603)
対中日38勝18敗(.678)
対パ・リーグ20勝16敗(.555)
対阪神以外170勝110敗(.607)
対阪神18勝39敗(.315)
合計188勝149敗(.557)

その他

  • ラミレス監督は2016年から2020年まで指揮をとり退任。その5シーズンの総合成績は先述の横浜スタジアム戦どころかビジター戦を含めた*9全成績でも阪神以外のセ・リーグ4球団に勝ち越した。*10
  • 交流戦成績も先述の通り横浜スタジアムでは勝ち越し、ビジター戦を含めても34勝37敗1分と悲惨な過去を思えば大幅に改善。
  • ただし甲子園球場でのラミレスDeNAは26勝32敗2分と、ごく普通の成績に終わっている。

関連項目


*1 原則、京セラドームでは相性の悪い巨人戦が行われないのも一因である。
*2 ハマスタ以外のビジター球場は総じて苦手と言ってもよく、巨人とは甲子園ですら分が悪い。2021年は真逆で甲子園での貯金が2の反面、ビジターで貯金16と圧倒。ファンが少なくなるほど強いと揶揄される羽目に。
*3 この年横浜スタジアムで43勝27敗1分、ホーム勝率は6割を越えセ1位。ただし対阪神戦だと4勝8敗である
*4 5回までに7-1と6点をリードするも7回に北條史也の3ランなどで2点差に迫られ、8回に回跨ぎの登板となったエドウィン・エスコバーが1点差に迫られたあと北條に逆転の2点三塁打を浴び、9回にサヨナラ勝ちのチャンスを作るも藤川球児に抑えられ敗戦を喫した。
*5 なお試合は乙坂智のサヨナラ弾で勝利。
*6 新型コロナウイルスの影響で2020年内は中止。
*7 特にメッセンジャー先発の日にはいつもの試合前ミーティングを行わないなど、オカルトのような対策まで持ち出していた。
*8 事実、阪神が大逆転でCS出場を決める数日前にまで、横浜市内に「CS 横浜VS広島」と書いたポスターが貼られており、阪神ファンに謝罪する一幕があった。
*9 それでもあの2つの球場では阪神と同じく成績が悪く、2020年はナゴヤドームでDeNAは一勝しかできなかった。
*10 対巨人61勝60敗、対中日65勝58敗、対広島63勝57敗、対ヤクルト68勝55敗、対阪神44勝74敗
*11 ここではDeNAや阪神は打撃力を封じられて惨敗するケースが多いが、同じ打撃力が高いヤクルトは神宮で鍛えられているからか投手陣の奮闘で勝つケースが多い。そのためか投手陣が壊滅的なヤクルト打撃陣が壊滅的な中日の間で球場を交換するネタがある。