葉鍵同時多発テロ

Last-modified: 2013-02-23 (土) 10:19:05

事件概要

葉鍵同時多発テロ(はかぎどうじたはつてろ)は、2012年8月4日に葉鍵特別市で猛毒のサリンが散布され、死者50人・重軽傷者120人を出した未解決事件。死者を含む多数の被害者を出した。警察庁による正式名称は首都毒物使用多数殺人事件である。この事件は葉鍵だけでなく世界にも大きな衝撃を与えた。

発生時刻

日付 2012年(平成24年)8月4日
場所 葉鍵特別市中央区
死者・負傷者
50人死亡
120人負傷
標的 住民および警察官など
攻撃手段 化学テロ
兵器 サリン
犯人 SSS
動機 組織への捜査のかく乱と首都圏の混乱

詳細

2012年(平成24年)8月4日午前6時ごろ、都内の国会議事堂周辺の地下街で、化学兵器として使用される神経ガスサリンや劇物である青酸カリが散布され、市民や警官ら10人が死亡、負傷者数は約1,300人とされる。事件後の2013年1月、本事件による負傷の加療中であった被害者ら40人が死亡したためこの事件による死者は50人となった)。国内において、当時最大級の無差別殺人行為であるとともに、大都市で一般市民に対して化学兵器が使用された史上初のテロ事件として、全世界に衝撃を与え、世界中の治安関係者を震撼させた。
事件直後の犠牲者は次のとおりであった。
45歳女性公務員 午前6時15分頃死亡
19歳男性 午前6時15分頃死亡
26歳男性警官 午前6時15分頃死亡
29歳女性 午前6時3分頃死亡
53歳男性 午前6時15分頃死亡
85歳男性 午前8時19分頃死亡
93歳男性 午後1時21分頃死亡
45歳男性警官 午後2時19分頃死亡
23歳男性 午後2時25分頃死亡
10歳男児小学生 翌日午前1時20分頃死亡
事件発生直後は犠牲者の死因となった物質が判明せず、またその物質の発生原因が事故か犯罪か、あるいはなんらかの理由で自然発生したものかも判別できず、新聞紙上には「葉鍵市地下街でナゾの毒ガス10人死亡」という見出しが躍った。
8月5日、警察は第一通報者であったA氏の家宅捜索を行ない、薬品類など数点を押収した。さらにAには重要参考人としてその後連日にわたる取り調べが行われた。また、マスコミによる報道が過熱の一途を辿る。
8月10日、ガスクロマトグラフィー/質量分析計(GC/MS)分析により、散布された物質がサリンであると判明した。