- 「アリア」はマビノギ:零(Zeroアップデート)で登場した第2の英雄「歌姫」である。
NPCとしての初出はイベントフィールド「恋咲島」。エリンの神秘の歌姫
圧倒的な歌唱力、観客を虜にするカリスマ、驚きのパフォーマンス!
これまで見たことのない、まったく新しい英雄がエリンに現れた。
神から音楽という祝福を受けた彼女の名は「アリア」。
これまでは楽器なしに演奏することはできなかったが、彼女は身体という名の楽器を使い
エリン中に歌を届ける。
神秘的な力を持つ彼女の歌声は、聴く者の心を動かし
仲間を治癒したり、敵に恐怖を与えたりする。
ステージではカリスマ溢れる彼女もプライベートでは一人では何もできない
おっとりさんらしい。
「アリア」は、そんなギャップが魅力的なキャラクターである。
(公式ページより)
概要
- 2013年10月10日のアップデートで実装された英雄才能で、新規キャラクター製作時、または「[ZERO]アリアプレミアムカード」、「[ZERO]ベーシックキャラクターカード」が必要になる。
- 音楽、人形術、治癒の才能にボーナスが得られる。またこれら全てがマスター階級になると隠し才能タイトル「ソウルスター」を獲得できる。
The Drama IRIA シーズン2にもNPCとして登場。
- 華やかなステージ衣装にいわゆる「ゆるふわ」タイプのロングヘアと、如何にもアイドルらしいファッションが特徴。
- かつてタラでコンサートを行ったほどのカリスマアイドル。評価は極めて高く、英雄の名に恥じない。隔絶した歌唱力の持ち主だが、それを自らのものとするまでには相応の苦労があったようだ。
- アルカナ「セイントバード」で存在が言及されるが、十年以上の月日が経っても外見が全く変わっていないそうな。彼女もミレシアンなのか、それともまた別の理由があるのか、はたまた…?
- スキル習得クエストではその足跡を追うことになる。普段は一人では何もできないとまで言われるほどおっとりな彼女も、歌のこととなればどんな所へ赴くことも厭わない果断さと強い意思を持っているようだ。
- ところで「一人では何もできない」と「おっとりさん」を結びつけるのは如何なものか。察するに、天然気味の箱入りお嬢さんをイメージした文言だったのだろうが……。
- 公式ページで公開されていた動画やスクリーンショット、イラストにある「アリアの髪型」は彼女専用のもので、実装直後はプレイヤーがこの髪型を使用することはできなかった。
- 後にランダムボックス品として「アリアのかつら」が実装されたものの、プレミアムカード限定の髪型と思って購入したせっかちなプレイヤーが多数存在したという。
編者なんか3枚買ってしまったほどである。なお、さらに時間が下って2016年には期間限定ではあるが彼女の髪型を選択できるようになる「ビューティークーポン」が実装されたが、もちろん相応の額で取引されていたことに関しては言うまでもない。
- 後にランダムボックス品として「アリアのかつら」が実装されたものの、プレミアムカード限定の髪型と思って購入したせっかちなプレイヤーが多数存在したという。
- 「英雄」マーリンと親交があるらしく、マイクの類は全てマーリンが彼女のために制作したようだ。中にはワイヤレスコンサートマイクのような特別なものもある。詳細は当該項目を参照されたし。
- 同じく英雄の一人であるプロフェッサーJは彼女の歌声を聞き、強い感銘を受けたそうだ。曰く、「この娘はまだ伸びる」とのこと。
- そのためアリアの将来を
勝手に憂えており、マーリンから遠ざけようとしている模様。アリアさん当人はその辺りどうお考えなんでしょうね。
- そのためアリアの将来を
- 前述のとおりイベントフィールド「恋咲島」にも登場している。島の美しい桜を楽しんでいるようだ。
話してみると何やら意味深長な発言をするが…。- 彼女の左右では例によってマーリンとプロフェッサーJが睨み合っている。彼女本人は果たして気づいているのだろうか。
- 「まびどら!」での様子を見る限り気づいている様子はないが……。
- なお、CVは小清水亜美氏。メロディーショックが楽器必須のスキルであるため、間違っても「エリンのズドン歌手」などにはならない。
- 初登場はプロローグ序盤。マーリンと共にタルラーク(6歳)の子守をベイリックシードより頼まれる。
ガキ大将肌のマーリンは幼いタルラークの扱いがよくわからず、無神経な振る舞いをしてしまうことから、マーリンを窘めることが多い。- マーリンは例によって彼女にべた惚れだが、当の本人は気づいている様子はない。それどころか6歳のタルラークと張り合っているのだから気づかれようもない・・・。
- 野菜を食べようとしないタルラークのために手料理を振舞うが、その腕前ははっきり言ってイマイチ。タルラークは野菜がまずいといって食べないが、どうも料理法にも問題があるようだ。
- タルラークが嫌う「ピーマンがグニャグニャする」のは、素材が古いか、火を通しすぎている、または火を通してから時間が経ちすぎているとよく見られる。また、野菜特有のにおいは未成熟な子供の嗅覚にあわないケースは数え切れないほどあるが、ごま油など、よりにおいが強く香ばしい調味料で消す手法がよく用いられる。
- さしものマーリンもこの異次元の味わいには閉口。恋の調味料も効かないとあってマスターシェフを探すことに。
- マーリンが紛失してしまった募金を立て替えるため、一行はアリアのライブで稼ごうと画策。ミレシアン、マーリン、プロフェッサーJのセッションはメチャクチャだったが、なんとか彼女を引っ張りだすことに成功。
- しかしライブの最中、突然歌を止めてしまうアリア。彼女の負った心の傷を、彼女自身で乗り越えさせるべくミレシアンは奮闘。幸いにしてライブは大盛況のまま幕を閉じ、どうにか募金を確保。第一話にしてとんだトラブルに見舞われた一行に待ち受けるものは・・・。
- ちなみにこの時、Jの口から彼女の過去が語られる。それによると昔彼女は犬を飼っていたのだが、コンサート中の事故のため犬をケガさせてしまったことがあるらしい。
- つらい過去をJに打ち明けている辺り、彼女はマーリンよりもJに心を開いているようだ。
- ちなみにこの時、Jの口から彼女の過去が語られる。それによると昔彼女は犬を飼っていたのだが、コンサート中の事故のため犬をケガさせてしまったことがあるらしい。
- ミレシアンとマーリンはカブ港へタルラークを迎えに、アリアとプロフェッサーJは一足先にタルティーンへと向かったため、第二話での出番はなし。タルラークの悪夢に虚像として現れるが、ものすごくコワい・・・。彼女本人ではないのだが、夜に視聴するのはお勧めしない。
- プロフェッサーJとともにタルティーンへと赴いた彼女だが、なんとこの後の出番はなし。マーリンのRPで幻影として登場するが、本来の彼女とは(おそらく)似ても似つかない姿であったため、実質プロローグと第一話で彼女の出番は終了。スタッフロールやエンディングでも全く語られないところを見るに、あまり重要ではない人物だったのかもしれない。一体何をしに出てきたのだろうか・・・。
- 一説によると、The Drama IRIA第二章はもともと8話だったものが6話に短縮されてしまった影響、という情報もある。また別の説では、The Drama IRIA第二章以降の構想もあり、そこでアリアやプロフェッサーJ、マスターシェフの物語がつむがれるのではないか、といったものもあったが、結果として2014年に室長が変わり、現在は新体制での開発が進められている。どのような内容であるのかは、いまだ情報待ちではあるが、現時点では完全新規のストーリーとなっており、少なくともThe Drama IRIAとしての展開は棚上げとなってしまったことは否めない。大変に残念ではあるが、いつか彼女のための「コンサート」を期待したい。
- シナリオがマーリン、トレジャーハンター、エアレンを中心にしている為に出番はあまり多くないがマーリン、プロフェッサーJと共にZEROの仲間として強い信頼関係がある事が分かる会話が多い。この為にアリア、プロフェッサーJはドラマや季節イベントとは違った印象を受けやすくなる
- 可愛らしい女性アイドルということもあってか、10周年記念イベントのNPC人気投票では英雄NPCの中でなかなかの人気を誇っていた。
残念ながら1位のナオには遠く及ばなかったものの、ミレシアンの中にも彼女のファンが少なからずいるようである。
- 料理の腕が壊滅的なようで、チェーンスラッシュ関連クエストではマーリンやプロフェッサーJから遠回しに遠慮されていた。
曰く「味が濃ければ材料を足せばいい」そうである。
実装までについて
- 本国では「DIVA」(ディーヴァ)の名前で既に実装済みであったが、日本サーバーでは「アリア」と名称変更となった。
- DIVAとは古くは女神を指す言葉であり、転じて女性の歌姫やカリスマ性のある女性を指す言葉となった。WWEの女性タレントをDIVAと呼ぶのもこれが由来である。
以前にタイアップした「初音ミク」のゲームソフトにも「project-DIVA-」と付けられているものがあり、聞き覚えがある人もいるだろう。 - 名称変更の理由は定かではないが、女神は既に三柱の女神が存在するため、混同を避けるためか。
女神達より女神らしいとは言っていけない。
また、あえて「アリア」という個人にすることでキャラクター付けをより明確にするためとも考えられる。 - 前述した、タイアップ企画のあった「初音ミク project-DIVA-」との名称やデジタル音声による歌唱など、印象がかぶるのを避けたという説もある。
- DIVAとは古くは女神を指す言葉であり、転じて女性の歌姫やカリスマ性のある女性を指す言葉となった。WWEの女性タレントをDIVAと呼ぶのもこれが由来である。
- これらの煽りを受けたためか、日本マビノギのPVがえらく貧相なものになってしまっていたりする。
- というかアリアの一枚絵が延々と表示され続けるのみで*1、果たしてこれをPVと呼んでいいものか疑問符が付く有様。
歴代PVのクオリティに魅せられてきた人は唖然とした事だろう。 - 方や本国のPVはアリア(ディーヴァ)によるステージライブといった趣で、タイトル曲の新ボーカルアレンジがBGMに使われている。こちらは歴代のPVに引けを取らないクオリティである。
またこのPVはマーリンの紹介も兼ねており、ライブシーンの間にドヤ顔アップで映ったり、メテオストライクを炸裂させたりなど、出番こそ短いものの印象付けには成功している。
そしてこれだけの内容を詰め込みながら、日本PVの半分の動画時間だったりするのがポイント。*2。 - なお、日本の
手抜きPVには初音ミクタイアップイベントに続いてまたしても「Eternal」が使い回されており、しかも歌詞の部分を「ラララ」に置き換えただけという、恐ろしく雑な扱いを受けている。
ついでにタイトル曲もギターロックアレンジから変更無し。色々な意味でお粗末な話である。
- というかアリアの一枚絵が延々と表示され続けるのみで*1、果たしてこれをPVと呼んでいいものか疑問符が付く有様。
- 因みにタイトル曲のDIVAアレンジバージョンは、日本マビノギのクライアントにも入っている。mp3フォルダの「Title_Diva_Ver.mp3」がそれだ。
実際聞いてみればお解り頂けると思うが、やはり日本人の耳にはその独特なボーカルの違和感が強い。お蔵入りの判断そのものは致し方なしと言ったところか。
アレンジ自体はなかなかの出来なので、興味が沸いた方は試聴してみると良いだろう。