マスターシェフ

Last-modified: 2023-05-09 (火) 20:10:57

マスターシェフ【ますたーしぇふ】

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  • 英雄才能の一つ、及びその元となったシェフ。「キッチンの英雄」の渾名を持つ。2014年1月22日実装。
    彼の才能を選択することで「料理」「調合」「戦闘」の3つの才能で2倍ボーナスを得ることができ、これら3つがマスターになると隠し才能「マスターシェフ」のタイトルを得られる。
    NPCとしての初出はイベントフィールド「恋咲島」。
  • 見た目は恰幅の良いおじさん。他の3人の英雄同様ログイン画面にも登場している。
    その画像ではケイティン(と思われる少女)のケーキづくりをニコニコしながら見守っている様子が描かれており、彼の人の良さが伺える。
    • ちなみに画面サイズによっては顔が見切れることがあり、そのことで時たまネタにされる。
  • 他の三人のようなバックグラウンドは特に設定されていないようだ。哀れ。
    • 恐らく名前すら設定されていない。流石にマスターシェフがそのまま本名なんて事もないだろうし。
    • 一応ロナパンラジオで「よしお」なる公式名(?)を授かっている
    • 3人以外に、後輩の英雄としてトレジャーハンター、あと英雄という定義から少しズレる*1エアレンもしっかりしたバックグラウンドが盛られているものの
      やはり彼はG25でも登場こそしたもののちゃんとした背景を語られる事はなかった。
  • 彼の料理道具である「クレーバーナイフ」はイベントで入手可能であった。正確には彼の料理道具を模してマーリンに設計・制作してもらったものだという。お前本当になんでも作っちゃうのな。
    • 実は人間以外で(戦闘の用に供するという意味では)モーションが二刀流になる初の武器。
      モーションが二刀流になるものは小太鼓やシンバルがあったものの、音楽?スキルによってのみ戦闘に利用でき、アタックやスマッシュを中心にした「武器」としては残念ながらその用を為さなかった。
      • 故に使い道がないかと思いきや、この二刀流の仕様は、エルフでアヴァロンの絶壁浄化(クリーグ)に挑む際に役立つという小ネタがある。
        マップを移動した際に道を塞ぐ岩を破壊しなければならないのだが、この岩は木や街灯などと似てクリックで殴れるオブジェクトで、一定の回数殴ることで破壊出来る。
        そして二刀流状の武器だと破壊するのが少し早く、またペット単騎の殴りは無効という仕様があるので、プレイヤーが二刀流状の武器で殴るのが一番早い。この用途なら小太鼓やシンバルも十分に役に立つ。
    • ソードアート・オンライン×マビノギタイアップで入手することが出来た、黒の剣士キリトの「エリュシデータ」と「ダークリパルサー」は、原作同様に背中に背負うことが出来た。
      これを二刀流で装備することが出来たのは人間のみであったため、エルフとジャイアントは1本だけ背中に背負うという非常に不本意なことになってしまったが、クレーバーナイフのように、両手武器として「種族に関係なく二刀流」にすればよかったのではなかったのか、という声もちらほら聞かれた。
  • 恋咲島では屋台の近くに立っている。
    イメージ通りの人のよいおじさんで、良い食材のあるところにはどこにでも向かうと語る。
    その食材探しはどうやら空振りに終わったようだが、屋台の料理には概ね満足している様子。
    • 公式には言及されていないが、背格好からジャイアントであると思われる。
  • G25でのバトゥールの彼への反応からするとバイデが知っているジャイアントの誰も追いつけないぐらい強い伝説の剣士に似ているとのこと。年齢の差から仮に本人だとすれば老いを無効にしているか時の流れに逆らっている事になる。マスターシェフの包丁は故郷で最も硬い金属にマーリンが魔法をかけて作ったものでどんな肉でも切れるとシェフの談。出番が少ない分だけ設定がどんどん盛られていく。
    • しかしもし伝説の英雄が今やシェフ、という転身を遂げていたのであれば、いったいどんなドラマがあったのだろうか。興味は尽きない。
The Drama IRIA2 ネタバレ

バレるネタもないポジションとして登場。

第一話

  • お腹を空かせた少年タルラークのため、アリアが料理を振舞う。しかし、彼女の異次元の料理に閉口した英雄マーリンの提案により、「キッチンの英雄」マスターシェフを探すことになる。
  • すばらしい食材のあるところに現れるという神出鬼没な彼であったが、あの手この手で手に入れた食材に引き寄せられ、愛車「空飛ぶ屋台」とともに空からダイナミックに登場。
    • 英雄の二つ名は伊達ではなく、タルラークがリクエストした「チョコ味のステーキ」なるゲテモノを美味しく仕上げて見せる。まさに至福、まさに天上の味わいの料理に舌鼓を打つミレシアン達。そんな彼からのささやかな頼みを受け、一行はダンバートンへと向かった*2
      *3
  • ……というのがThe Drama IRIA2での彼の出番の全てである。
    誇張でもなんでもなく、これが全てである。
    The Drama IRIA2では、英雄サイドはマーリントレジャーハンターしか活躍しておらず、アリアプロフェッサーJとも、彼同様にストーリーに大して関わっていない。一体英雄とは何だったのだろうか……。
    しかし、それを鑑みてもマスターシェフの扱いはあんまりである。
    • 彼同様に本名が分からないトレジャーハンターは、本当の名前があったものの、それには隠す理由があったためである。ストーリーの最重要人物の一人でもある彼と比較して、単なるご飯つくりにきたおっちゃんというこの扱いの差は何であろうか……。
    • のちに『運命の輪』チェーンスラッシュアップデートが実装され、新たな英雄エアレンが登場。そちらではアリアとプロフェッサーJはそれなりに活躍したのだが……。
  • ダンバートンのグリニスをハニーと呼び、何かと気にかけたりプレゼントを贈っているらしい。グリニスもまんざらではなさそうで、マビノギでは非常に珍しい熟カップルのようだ。
    NPC同士のカップリングが多いことで知られるマビノギにおいては、とかく男女の関係が多い。
    そんななか、美男・美女揃いのためなかなか浮いた話の無かったグリニスに春が訪れたといってもいいかもしれない。
    • こんなところまでカップリングに熱心なのか、とか言ってはいけない。恋に年齢は関係ないのだ。

*1 後輩という定義からもある意味ズレる。登場は最後だったが。
*2 ちなみに「チョコ味のステーキ」と聞くとギョッとするかもしれないが、チョコレートの表面を加工し、バーナーで焼くなど低温で溶けないように焦がしてから熱して、食べると内側から暖かいチョコレートが溶け出すという、お菓子は実際に存在する。タルラークがこのお菓子を要求したのであればなかなか舌の肥えた子供である。
*3 一方、牛や豚、馬や猪といった動物性たんぱく質のステーキ肉にチョコレート、と聞くと(日本人的な感覚では)やはりギョッとするかもしれないが、現実にステーキのチョコソースがけというのは案外珍しくない。想像し辛いかもしれないが、大抵はチョコレートのベタ甘にチリペッパーやジンジャーのような舌にビリッと来る辛さでバランスを取る。こうすることで最初にホロリとした甘さ、後にジーンとした辛さがやってくる。この後味を次の一口の甘味で上書きして・・・というループに陥る。これは好みの問題なので合わない人は合わないのだが、合う人は病みつきになるのだとか。もしもタルラークがこの料理を要求したとすると、6歳とは思えない味覚を持っている。…まぁ、実のところそんな訳はなく普通に「大好きなお菓子の味の料理が食べたい」という子供らしい発想というだけだろうが。