ウィンドミル 
- ※当項目はGENESISアップデートにより大きな変更を受けており、
現在は検証を含めて最新の情報にはなっていません。
無敵時間やライフ減少のくだりは過去のものであり、その点に留意して編集・閲覧をしてください
概要 
- 周囲のモンスターを強制ノックダウンさせる。カウンター状態もノックダウン出来るが、ディフェンスには防がれてしまう。短い準備時間と、間断なく連発は出来ない程度のクールタイムを持つ。
ランクアップによってダメージ倍率の増加とクールタイムが改善し、これらは種族によって差異が生じる。戦術カテゴリに分類される。
保護によるクリティカルヒット発生率を無視してクリティカルヒットが発生する。
- キャラクター作成後、「ナオの紹介状」から始まる一連のチュートリアルクエスト「戦闘の訓練」をこなすことで習得。
- 2021年9月15日のリニューアルで変更が加えられ大きく強化された。
これまでも「使えない」と言うほど弱い時期はなかったのだが、より手軽で強いスキルが登場していったために比較して存在感が薄くなっていた。
依然として「武器を選ばず使える」という強みはあるものの、バオル潜入時代のような「何が何でもウィンドミル」という風潮ではない。近接武器以外のスキルが増えた昨今では近接武器以外では素手判定になってしまうことや、強制ノックダウンの特性が味方の邪魔になってしまうこともあり、「とりあえず部屋の中央でミル連発」のようなウィンドミル一択の時代ではなくなっている。
- リニューアル後は有効範囲がより大きくなり、ダメージ倍率がスキル3段で人間とジャアントは500%、エルフは420%に上昇*1。最大の特徴は戦術武器装備時に使うとウィンドミルを受けた相手を吹き飛ばさずにその場で転倒させる事になった(戦術武器以外を装備していると従来通りに吹き飛ばす)。ただし、垂直飛びを含めたダウンキャンセルは依然として発生するので、使い所が重要であることは変わりない。
エルグと言う高い壁があるがこれにより転倒する相手ならばハメる事も可能になり、近接職が熱い秋波を送っている。ハメ自体はマビノギ伝統の戦術なので特別卑劣なことではないのだが、まれに不具合として公式に告知されていたりするのでご注意。新要素が追加されたときは、まず公式の不具合対応に目を通そう。
歴史 
- 当初は「生命力を消費して無敵攻撃を繰り出し、切り返す」という、ベルトスクロールアクションにおける切り返し技を意識した設計だった。
現在は無敵も無く、生命力の消費なども削除され、通常の攻撃スキルに変更されている。
- 2012/02/14のアップデートで生命力減少、発動中の無敵状態が無くなった。また、発動中で一部のスキルが準備不可能に。
- これに伴い事故死が減ったが、一方でミル→ライフドレインといった、故意に生命力を減らしての活用も出来なくなった。また、無敵時間消失が戦術上大きな損失であったともされる。
- 敵MOBも同様に無敵時間やライフ減少が削除された。これにより「わざとウィンドミルを使わせて敵ライフを削る」という戦法も不可能に。
- 2012/5/24のGENESISアップデートにより、スキル準備時間が極端に短縮され、クールタイムが追加された。これにより連続使用が事実上制限され、ウィンドミルを能動的な攻撃手段として若干使いづらくなってしまった。
- しかし、スキルの準備時間が短縮されたことで、ゾンビやトロールなどのゆっくりした攻撃で+1打を狙うような緩慢な動作の敵の場合は、逆にウィンドミルで割り込むことが可能。
ウィンドミルのカウンター(自動発動)の瞬間は短いながらも無敵(または極端に強い判定)があるので、周囲の敵を吹き飛ばして体勢を立て直す目的ではむしろ使いやすくなった。 - なお敵MOBのスキル仕様は現在のプレイヤー側のものと異なっており、敵側はクールタイムの制限を受けない。
- しかし、スキルの準備時間が短縮されたことで、ゾンビやトロールなどのゆっくりした攻撃で+1打を狙うような緩慢な動作の敵の場合は、逆にウィンドミルで割り込むことが可能。
- 間違いなくマビノギの歴史上もっとも長く(大体G3~12にかけて)天下を取っていたスキルであり、これ無しに昔のマビノギは語れない。
かつてのウィンドミルの強さは様々な仕様および仕様の穴が重なった事で生まれていた。- すぐに発動できて確実に当たる範囲攻撃・遠距離攻撃が長年これ以外存在しなかった。
- スマッシュよりはややDPSが低いものの十分に破格の火力を持ち、相手側の選択行動に関係なく叩き込めるので1vs1すら単体攻撃スキルより強い上に安全に戦える事が多かった。一部の敵には壁際でミルとスマを交互に当てるコンボも成立したが、ボスの直感やヘビースタンダー搭載がデフォに変わってからは危険性が高くなってしまった。
- 本当はディフェンスが天敵なのだが、敵のAIに穴があり、ミルをディフェンスされても反撃をほぼ受けなかった。
- ミルでフィニッシュすると被ターゲット上限が1つ減る、バグか仕様か怪しい現象の存在。昔は大半の敵が最大1~2タゲだったので一方的な殺戮が可能になっていた。
- ↑に加え、元々マビノギのゲームバランス自体が即死ゲー気味でライフ満タンでもアタックを2~3打食らえば死ぬ場合が多かった為、ライフ減少ペナルティが実質無いに近かった。影ミッションからはゲームバランスが改められたものの「被弾が避けられないんだったら普通に回復すればいいのでは?」と発想を転換する人が増え始めた。
- ライフポーション中毒のInt、Will減少ペナルティがウィンドミルの性能に影響を与えなかった。Willが下がれば当然クリティカルは低下するのだが、範囲攻撃は敵の保護を無視してクリティカルが発生する仕様の為クリ30%あれば十分で、これはWillが0でも簡単に達成できる数字だった。
- 極めつけは敵のAIをリセットする特殊効果とそれによるハメ殺し。複数名で囲んでミルを連発すればスーパーアーマーを持つボスもただのカカシになってしまっていた。この現象は当時のゲームサーバーが重すぎて敵AIの処理がとても遅かった為に起きていたようだ(AIリセット後の初回行動前に再びAIリセットをかけるとボスが何もできなくなっていた)
- C2G7で修正されたが「弓ミル」という無法も存在した。昔は弓の攻撃力がそのまま近接攻撃力になるバグがあり素で近接武器以上のダメージを出せていた上、これに「りんご魔人」の4桁DEXが合わさると全ての敵が開幕中央ミルで消し飛んでいた。
- このように昔はどう考えてもおかしいぐらい強く、1ランクになると三すくみのジャンケン要素なんぞどっかへ吹き飛ばしてしまう超性能を誇った。
- 初心者はとりあえずミル1にしろなんて言われたり。これはC2G8までの環境では戦闘力が上がるとトレーニングが極めて困難になっていた事も理由だが。ちなみにC3G9以降は影ミッションで楽々上がるように。
- C4からは超強力な範囲スキルがどんどん登場してミルの天下は終わりを告げるが、ミル5~1ランクが開放されたC1G3からC3G12までずっと頂点に君臨していたのは凄まじいとしか言いようがない。一時期ゴーレム無双とか言われたのも結局ウィンドミルの強さが直接要因である。
- ただしウィンドミルを使わない縛りの戦闘は延々魔法カウンターとか余計酷い事になっていたので開発者もあえて見逃していた可能性が高いだろう。
- C4以降はどんどん地位が低下していたが上記の2021/9/15のアップデートでダメージが倍近くに強化されてから多少復権している。
- それでも最近のスキルに比べたら全然強いとは言えない。人間やジャイアントの序盤は主力級だが後々ショートカットから外す人も多いようだ。
- だが瞬間火力だけは最近の強スキルにも後れを取っておらずエレメンタルナイトのアイスウィンドミルと瞬時に繋がって相性がいいので、近接プレイヤーはアイスミルのついでに使ったりしている。