ディフェンス

Last-modified: 2018-07-17 (火) 20:05:03

ディフェンス【でぃふぇんす】

概要

  • 戦術スキルの一つで、マビノギの近接戦闘システムの根幹を担う3すくみの1つ。アタックに強くスマッシュに弱い。発動中および準備中には歩くことしかできなくなるが、盾を装備している場合には走ることができるようになる。
    • アタック(およびウィンドミル)を防ぐことに成功すると、1.ダメージを軽減、2.硬直を回避、3.攻撃してきた相手を逆に硬直させる、という効果を持つ。スマッシュに対してはスキル効果は発揮せず一方的に攻撃される。また遠距離攻撃などに対しては1番や2番が条件に応じて発動する。
    • 近接攻撃の防御に成功した場合、アタックを仕掛けた側には数秒間の硬直が発生する。
    • 敵から強制的にターンを奪うスキルであり、近接戦闘の基本中の基本である。
  • ランクアップに伴い、自身の素の防御力が上昇する。ランクによってダメージを軽減する値が決められており、高ランクになるほど被害を低下することが出来る。
  • ディフェンス成功時は防御と保護が追加され、最終的な被害が決定する。ここで注意したいのはディフェンスはあくまでも「ダメージを軽減する」にとどまっていること。保護が追加されるが、これは「防御による計算から求められたダメージから除算する際に用いられる保護に追加」されること。そのため、ディフェンスには「クリティカル発生率を低下させる」という効果は無い。また、負傷に対する抵抗力も存在しない。ただし、負傷は受けるダメージから計算されて求められるため、結果的に負傷を軽減していると言えなくもない。
    • あまり知られていないが、高ランクのディフェンスを発動すると周囲の味方の防御力を少し上げる効果がある。
  • スマッシュに対しては全くの無力。マグナムショットはダメージを軽減できるが吹き飛ばされてしまう。しかし盾を持っていればダウンを無効化できる。FBは元々強制ダウン効果を持つため、盾を装備していてもダウンは防げないが、ダメージは軽減できる。受けるスキルによってダメージもダウンも防げない、ダウンは防げなくともダメージは軽減可能、盾を装備時では変化が起こるなど、少々複雑な性質のスキルである。
  • 旧仕様においては、装備を含まない素の状態(全裸)の防御力を上げてくれる唯一のスキルであった。
    • ZEROアップデートにおいて、Strのステータスにより防御力が追加で上昇するように変更された。
  • 本来は相手からのアタックを防いで反撃に転ずるスキルではあったが、攻撃力が極悪な敵が増えたり、反撃したくてもヘビースタンダー持ちだったりで、結局はカウンターで返した方がダメージを受けずに簡単に反撃を与えられるため、あまり活躍の場が無い時期が続いた。
    • カウンターに比べてディフェンスは「準備中・発動中共に歩ける」「準備が早い」「スタミナ消費が低い」などの点で、カウンターにはない利点があるため、カウンター一辺倒ではなく使い分けが肝心。
  • 古くはまた、ランクを上げてどんなに防御力が高くなろうとも、上級ダンジョン等では相手の1コンボで戦闘不能が当然であるため、ディフェンスの重要度はそれほど高くないと認識されていた。
    戦闘力上昇値が高いのも問題視され、不要論まで唱えられる時期が続いていた。
    • しかしながら、そこそこの攻撃力を持った相手であれば、複数襲ってきても耐えられる位には強化できるため、フィアードダンジョン中級一人用や、中級の影ミッション等においても頼りにになる場面は多々あった。
  • このような状況から、サービス開始当初からマビノギにおける戦闘は長年の間『まず食らわないのが基本』とされていた。
    • そのため生命力、防御力等のステータスは軽視されており、それよりも他のステータスを上げる人が多かった。
    • 後に記すように、一部のプレイヤーからは熱狂的な支持を受けておりディフェンスでいかに敵の攻撃を受けるかに心血を注いでいた。
  • ディフェンスを極めんとするプレイヤーは、考えられるあらゆる手段で防御、保護を強化しダメージ軽減を限界まで試行錯誤する。手軽に戦え、尚且つ極悪な攻撃力を持つ「ガーゴイル系」の攻撃を対象にして「こういう装備、エンチャントで○○まで防いだ」などを検証してたりする。
    ガーゴイルと戦闘経験のあるプレイヤーならもはや説明するまでも無いが、あの攻撃力を一桁で防ぐのは凄いことである。
    • サンドワームの通常攻撃をディフェンスして被ダメージを競うレベルのキャラもいる。
      乱数次第とはいえ、時々1ダメージに抑えているから恐ろしい。
  • ダイナミックシステムが導入された現在、クールタイム導入により連続使用は不可能になっているが、殴られている最中でもとっさに防御でき、さらにスマッシュやミルの準備時間撤廃によりヘビースタンダー持ちにも安全に攻撃を返すことができるようになり、有用性はかなり上がった。ただし、時折ディフェンスに成功しても敵が硬直しないという現象が報告されており(かなり低確率だろうが)、油断は禁物。
    • 殴られながら使用できる点、素の防御力上昇などから「パッシブスキルである」とも言われることがある。
    • ダイナミックシステムの導入により『最も化けたスキル』と言われており、効果に対してリターンが膨大になった。
      • スマッシュの準備時間が大幅に短縮され、ディフェンスで防いでスマッシュを打ち込むという戦略も可能に。
      • そのため、近接戦闘においてはディフェンスの重要性は大幅に増し、一部の超火力の敵以外に対しては有用なスキルとなった。
    • このあたりからはプレイヤー側にも防御・保護を確保する手段が豊富になり、やろうと思えば高級及びハード難易度の影ミッションの敵の攻撃などもディフェンスで受けられるようになった。
  • ZEROアップデートにおいて、防御力がStrと相関を持つようになり、近接キャラクターの防御能力が大幅に向上した。
    • また、重鎧及び軽鎧、そしてマスタリが登場したことにより、プレイヤー側の防御能力は爆発的に上昇した。
      その結果、ハード難易度であろうとも1ダメージに抑えこむ等のディフェンス力が極まったプレイヤーも多く存在する。
    • 盾マスタリの効果により、ディフェンス時に擬似的なパッシブ防御スキルが発動するようになった。
      • これにより、各種パッシブ発動時と同じく大幅にダメージがカットされる。
      • 中型以上の盾を装備していればドラゴン系のブレスや特殊な攻撃も1/3以下にダメージを抑えこむ。
    • 現状では盾の分類が大型盾になっているものでパッシブスキルのLv3が発動してしまっている。
      そのため、ほぼすべての攻撃のダメージが1に押さえ込まれる。ディフェンス、始まりすぎである。

Mabinogi Wiki (First) ディフェンス