ディアン・ケト

Last-modified: 2020-05-18 (月) 02:34:16

ディアン・ケト【でぃあん・けと】

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  • The Drama IRIA2に登場する人物のひとり。ヴァン族の族長で、ネメトンの管理者。
    エルフと似た容姿だが、ヴァン族の日記に「エルフ族の青年」が別に登場しているため、ヴァン族とエルフは別の種族である。
    • エルフ型のヴァン族はエルフの祖先のようだ。イリニドがジャイアントには呪いをかけずにエルフにだけ呪いをかけた理由も一応はこれで説明できることになる(ちなみに人間の祖先もヴァン族)
      どのようにして種族が分かれたのかは明らかになっていない。
    • 本国では美しい女性の姿をした立ち絵が表示されていたものの、日本では実装後しばらくは上記の立ち絵が表示されていなかった。現在は日本版でも立ち絵が実装されている。
  • かつてイリアを死の大地に変貌させたゴールドドラゴン『墓の三日月』の感応者であるクェーサルの成れの果て。

ストーリーでの関わり

The Drama IRIAシーズン2ネタバレ

第5話

  • イリニドの呪いにより世界と相互作用することができなくなったヴァン族は、魔法の力で維持された空間フィンカラを造り、かろうじて生き延びた。
  • フィンカラを維持するために多くの犠牲を強いられる中、フィンカラを訪れたヨヌンとその子供たちから、ヴァン族の血が流れるハーフの血統を封印し神の目を欺く事で呪いを避けられる事を知る。
    この子供の一人がトレジャーハンターである。
    ディアンはハーフの複製体を造り、優秀な一部を外に送り出して呪いを解く手がかりを捜索させ、残りを空間の維持のために犠牲にした。
  • 空間を維持するために複製体を殺し続けるも、次第に精神に支障をきたし始めたため、自分自身の感情を切り離し、ハーフの複製体であるクェーサルの心臓に宿した。
  • G11にてイリニド(ネヴァン)が消され、呪いが解け始めたが、そのおかげで犠牲がただの虐殺であった事に絶望したディアンは、自らの手で自分を含めて一族そのものを消滅させようとする。
    これには神に匹敵するだけの力が必要であり、タルラークの中にある神の欠片を用いて儀式を行おうとした。
  • クェーサルの心臓によれば、そもそもの事の発端であるイリニドとの衝突は彼女がゴールドドラゴンとの契約で手に入れた力によって誤った方向へ進んでしまったためであるという。
  • 会話文における名前の表記は一貫して「ディアン・ケト」ではなく「ディアン」と表記されている。明確に語られるシーンはないがクェーサルの心臓ことケトとの会話やトレジャーハンターの呼びかけ*1から判断するにディアン・ケトは感情を分離してケトを造った時点で名を「ディアン」に改めているものと考えられる(あるいはディアン・ケトが二人に別れた姿がディアンとケト)。
    • 一方で戦闘シーンでのキャラ名表記はそれに反するように「ディアン・ケト」である。
G24ネタバレ
  • ディアン・ケトが行おうとしていた儀式は黒き月の教団が行おうとしていた儀式と基本的に同じものであった。ディアン・ケトは復讐と一族の消滅の為に必要な器を作り出そうとしていた。黒き月の教団はハイミラクがエリンに降臨する為の器を作り出す事をも目的にしていた。クェーサルの呪術の発動の際に浮かぶ紋章とフォドラーがハイミラクから得た力を使うときの紋章が同じであったりとクェーサルと黒き月の教団には似通った部分がある
    • 実際には黒き月の教団とクェーサルは無関係で、同じ紋章が浮かび上がっていた理由は教団幹部のセーラとフォドラーがクェーサル(ヴァン族)の血族だから。
      また、セーラはハイミラクを裏切りピルアンの体を乗っ取る為の儀式を行っていた。
      (本来はイウェカとラデカ本体をエリンに落とす儀式が行われるはずだった)
      セーラの出自については謎が多いまま終わったが、フォドラーの生い立ちはG24で詳しく描写されている。

*1 「ディアン・ケト!いや、ディアン!」と呼びかけるシーンがある