ウィルオウィスプについての考察

Last-modified: 2022-01-16 (日) 22:47:15

ウィルオウィスプについての考察をしていくと、
旧日本軍のような洗脳教育、
クラスメイトの命より、戦力化が優先、
大勢の人を利用するなど、
自分のために、あらゆる人を駒として見ているという、グラン・ドラジェの思考・目的が見えてきます。

【*】は、根拠としたゲーム中の台詞


・前提条件である魔法学校ウィルオウィスプの成り立ち
 エニグマの力によるもので、300年前に作った。*1
 校長であるグラン・ドラジェが、エニグマに力をもらって、物質界に魔法をもたらした。*2

 *1:ツリーマン
    「グラン・ドラジェって、300年
     前に魔法学校を作った人だよね。
     物質界の人なのに長生きだなー。」

 *2:ブルーベリー
    「魔法学校のなりたちがエニグマの
     力によるものでしょ?
     グラン・ドラジェがエニグマに
     力をもらって、物質界に魔法を
     もたらしたの。
     だから、魔法学校とエニグマが
     ごたごたしてるのが世間に
     知れると、マズいんじゃない?」


・グラン・ドラジェについて
 魔法学校ウィルオウィスプの校長で、300年前にウィルオウィスプを作った。(前述参照)
 前回の戦争後、次の戦争に備えて走り回っていた。
 クラスメイトを戦力にするため、エニグマに襲撃・誘拐させた。
 クラスメイトの命を、かなり軽く見ていると思われる。*1
 また、以降の考察で記述していくが、クラスメイトを戦力にするため、
 ガナッシュを利用したと思われる。

 *1:グラン・ドラジェ
    「こちらの動きを
     ヤツらに知られたくないんだ。
     子供たち全員とは言わぬ。
     半分でいい。
     前線に出せる魔法使いとして
     育てて帰ってきてほしい。」


 ・戦争に備えについて
  戦力となる魔法使いを集めており、集められたのがクラスメイト。*1~2

  *1:グラン・ドラジェ
     「一刻を争うんじゃ。
      軍にはもう、頼れる者はおらん。
      このままだと、15年前の悪夢の
      再来‥‥‥‥
      いや、こちらにはもうヤツらを
      おさえこむ戦力がない‥‥‥‥
      どうなるかは火を見るより
      あきらか。
      たのむ、マドレーヌ。
      戦争はもう始まっておるんじゃ。」

  *2:マドレーヌ先生
     「‥‥‥‥。
      あなたたちには、かなわないわ。
      さすが、校長が走り回って
      集めてきた生徒ね。」


 ・グラン・ドラジェの目的
  1.クラスメイトに対する将来的な目的
    戦争において、前線で戦わせることの魔法使いにすること。*1

    *1:グラン・ドラジェ
       「こちらの動きを
        ヤツらに知られたくないんだ。
        子供たち全員とは言わぬ。
        半分でいい。
        前線に出せる魔法使いとして
        育てて帰ってきてほしい。」


  2.キャンプにおける目的
    エニグマと接触、及び戦わせることによって、クラスメイトを戦力化すること。
    エニグマとの殺し合いに慣れさせること。*1~2

    *以下の発言(*1・*2)は、共に過去のものだが、今回もエニグマとの殺し合いをさせられたため、
     今回も考えとしては同じと思われる。
    *1:グラン・ドラジェ
       「うむ。
        魔法を学んだ以上、
        闇をさけることはできんのじゃ。
        もし誰も闇をコクフクできぬと
        言うなら、なぜ魔法などを
        教えねばならんのじゃ。」

    *2:マドレーヌ先生
       「魔法を学ぶには、命がけで
        のぞめとおっしゃるのですか?
        子供たちに、命をかけろと
        おっしゃるのですか?」


 ・キャンプについて
  クラスメイトがエニグマに襲撃されることを、グラン・ドラジェは確信していたと思われる。*1~6
  更に数年前(ヴァニラがキャンプから帰ってきてから、そう遠くない日)から知っていたガナッシュの性格、*7
  エニグラと融合しているヴァニラを知っていることを鑑みれば、
  そこにエニグマからの襲撃、及びクラスメイト誘拐、もしくは仮にガナッシュ自身が誘拐されたとしても、
  大人しくしているとは考えにくいと思われるので、否応なく、エニグマと対峙する状況になると思われる。
  更にクラスメイトに、【帰ってきたら退学】という脅迫を行うことで、
  ガナッシュを追わざる得ない状況にすれば、クラスメイトもエニグマと対峙する状況になる。
  (この辺りは、グラン・ドラジェの策が伺える。また、ブルーベリーの台詞の回答になる。)

  *1:キルシュ
     「やっぱりか!!
      みんなそう感じてたんだな!!
      こうなることを知っていながら
      キャンプを途中でやめるな
      なんて!!
      ひでぇ話だぜ!!」

  *2:ブルーベリー
     「あなたも、そう思うのね。
      私もそうとしか思えなくて
      なやんでたの。
      こんなふうになることが
      わかっていながら、
      どうして? ‥‥って。」

  *3:ペシュ
     「やっぱりそうでしたの!?
      でも、そのはずですの!!
      大魔法使いグラン・ドラジェが
      先のことがわからないなんて
      ありえないですの!!」

  *4:レモン
     「そうだね、あのオヤジは
      知ってたハズだよ。
      知っていたからこそ、私たちに
      途中でネを上げるなって言った
      のさ。」

  *5:アランシア
     「そうね。
      そうとしか考えられないよね。
      生きた伝説と言われるほどの
      大魔法使いが、何も気づかな
      かったなんてことないわ。
      何かあるんだわ、きっと。」

  *6:ピスタチオ
     「やっぱりそうだっぴか。
      みんな気づいてるっぴか。
      こんな危険な目にあうことが
      わかっていながら キャンプに
      行かせたっぴ。
      ヒドい校長だっぴ。」

  *以下の発言は、過去の何時頃のものかは不明だが、恐らくヴァニラがキャンプから帰ってきて、
   そんな日数が経っていないと考えるの自然だと思われる。
  *7:ガナッシュ
     「先生、オレの姉さんは
      どうなってしまったんだ!?
      キャンプから帰ってきてから
      ヘンなんだ!!
      別人みたいなんだ!!」


・マドレーヌ先生について
 クラスメイトの担任。グラン・ドラジェが集めてきたクラスメイトを担当させ、
 更にケルレンドゥについて知っていた点を鑑みると、*1~2
 ウィルオウィスプの先生としては、優秀だと思われる。
 更に、後述するが(【マドレーヌ先生が、この生徒達の担当になった理由について】)、
 グラン・ドラジェにとっても、使い易い人物だったと思われる。
 また、クラスメイトの様子を見る限り、クラスメイト全員に嫌われていることは無さそうなので、
 人望もあると思われる。
 但し、せっかく再会したクラスメイトを集合させることをしない、
 プレーン間を移動出来るエニグマ相手に、クラスメイトが光のプレーンにいると教えられたら、
 「光のプレーンにいるんでしょ?
  だったら、あせる必要もないな。」
 と光のプレーンに移動されて襲撃される可能性を考慮しなかったり、主人公達に、
 「それじゃ、先生はショコラと
  先に魔バスにもどってるね。
  みんなも、ヨリ道しないで
  まっすぐもどってくるんだぞ。」
 と言ったくせに、誰にも告げずに、
 「バスにもどってる場合でも
  なくなって来たな‥‥。
  ちょっとヨリ道。」
 と勝手な行動を起こす。つまり日常においては、熟考しないで、その場だけでの判断が多いと思われ、
 あまり引率者には向いていないと思われる。

 *1:マドレーヌ先生
    「それはこっちのセリフよ!!
     ケルレンドゥはどこにいるの!?
     直で話をつけるわ!
     会わせなさい!」

 *2:マドレーヌ先生
    「ケルレンドゥ。
     エキウロクリュなどに
     殺されるあなたじゃない
     でしょ?
     どうしたの?」


 ・マドレーヌ先生はどこまで知っていたか?
  ヴァレンシア海岸で、エニグマに襲撃・クラスメイトが誘拐されるところまでだと思われる。*1
  そして、その上で演技をし、クラスメイトがエニグマに誘拐されるところを傍観していた。*2~3-2
  (グラン・ドラジェの指示だと思われる。)

  *1:マドレーヌ先生
     「ヴァレンシア海岸‥‥‥‥
      あそこは、3年前の事件の後
      すぐに閉鎖すべきだったわ。
      よりにもよって、どうして
      あんな場所でキャンプを
      続けるんですか?」

  *2:マドレーヌ先生
     「このあたりは全部
      かこまれてるみたい。
      どこにも逃げ場なんか
      ないわ‥‥‥。」

  *3-1:ガナッシュ
       「だけど、海岸で‥‥‥‥
        次々とエニグマを‥‥‥‥!」

  *3-2:マドレーヌ先生
       「ピスカプークくらいなら
        どうにでもなるわよ。」


 ・キャンプにおいてのマドレーヌ先生と、グラン・ドラジェとの考えの違い
  上記を踏まえて、マドレーヌ先生は、エニグマに誘拐されれば、そこで終了と考えていたと思われる。*1
  (エニグマに接触し、逃げるために戦えば良い程度。
   要するに、エニグマを知り、エニグマと戦うという経験を得ることが目的)
  なので、闇のプレーンで、【退学】という話を聞いた時に、驚いたと思われる。
  グラン・ドラジェは、誘拐された上で、皆を助けに行くところまで考えていたと思われる。*2
  (可能な限り、エニグマとの戦いを経験させ、自分の戦力にすることが目的)

  *1:マドレーヌ先生
     「退学!?
      そんなバカな!!
      誰がそんなこと言ったのよ!?」

  *2:グラン・ドラジェ
     「こちらの動きを
      ヤツらに知られたくないんだ。
      子供たち全員とは言わぬ。
      半分でいい。
      前線に出せる魔法使いとして
      育てて帰ってきてほしい。」


 ・マドレーヌ先生が、この生徒達の担当になった理由について
  優秀で、日常においては浅慮。
  また、(グラン・ドラジェからすれば、)容易に言い包められるため。*1-1~2
  また、エニグマ憑きのヴァニラについて、ガナッシュが、グラン・ドラジェに尋ねに行くと、
  グラン・ドラジェの肩を持つなど、グラン・ドラジェには従う。*3-1~2
  話が少しそれるが、このシーンでは、グラン・ドラジェが、【ヴァニラは変わってない】と発言した直後に、
  【ヴァニラは変わった】と、グラン・ドラジェの発言を否定し、
  更にガナッシュに、遠回しに【わかってあげて】と発言する辺り、浅慮さが表れており、彼女に駆け引きは難しいと思われる。

  *1-1:グラン・ドラジェ
       「一刻を争うんじゃ。
        軍にはもう、頼れる者はおらん。
        このままだと、15年前の悪夢の
        再来‥‥‥‥
        いや、こちらにはもうヤツらを
        おさえこむ戦力がない‥‥‥‥
        どうなるかは火を見るより
        あきらか。
        たのむ、マドレーヌ。
        戦争はもう始まっておるんじゃ。」

  *1-2:マドレーヌ先生
       「校長の考えはわかりました。
        だけど、全員連れて帰ります。
        一人も死なせたりするもん
        ですか。」

  *2:グラン・ドラジェ
     「愛とはなんじゃ、マドレーヌ。
      そして、愛の反対とはなんじゃ?
      おまえはそれを生徒たちに
      教えねばならん。
      わかるじゃろ?」

  *3-1:グラン・ドラジェ
       「ガナッシュくんだったね?
        姉さんがキャンプから
        帰って来て変わったじゃと?
        そんなことはない。
        何も変わっておらんぞ。
        変わったように思えるのは
        ガナッシュくんが、姉さんの
        全てを見ておらぬからじゃ。」

  *3-2:マドレーヌ先生
       「あのね、ガナッシュ、
        あなたが、姉さんのことを
        わかってあげることが大切なの。
        どんなに変わっても、
        姉さんは姉さんなのよ。」


 ・マドレーヌ先生の校長からの信用は?
  キャンプにおいては、【退学】に関しての情報を渡していなかったことから、
  信用していなかったと思われる。*1

  *1:マドレーヌ先生
     「退学!?
      そんなバカな!!
      誰がそんなこと言ったのよ!?」


・バルサミコについて
 魔バスの運転手で、キャンプにおいては、グラン・ドラジェに魔バスごと、
 光のプレーンに送り込むことに了解したと思われる。*1
 (バルサミコの性格上、嫌がっていたのなら、嫌悪感を示す台詞が存在すると思われる。)
 合わせて、バスの運転手というだけなのに、わざわざクラスメイトを戦力化する目的を話したり、
 毎年、校門破壊を繰り返せる辺り、バスの運転手以上に、グラン・ドラジェと繋がってると思われる。
 (エピローグで、ガナッシュに、グラン・ドラジェより前に【自由】について話す辺り、
 グラン・ドラジェと連絡を取り合っていると思われる。)

 *1:バルサミコ
    「よく気がついたじゃねぇか、
     少年少女よ。
     実は、魔バスを光のプレーンに
     送り込んだのは、エニグマじゃ
     なくて、校長なんだ。
     この国のほかの魔法使いは
     誰一人として、敵か味方か
     わからねぇ。
     いざって時に、
     グラン・ドラジェが頼れるのは、
     オマエらだけなんだ。」


・ウィルオウィスプの教育について
 ウィルオウィスプでは、全体主義的な洗脳教育をしている節がある。
 例えば、ミルフィーユの
 「彼を村の男たちに 差し出して、
  わたしは彼が、村の人たちから
  石を投げられたり
  なぐられたりする姿を
  見なければいけないの?」
 に対して、キルシュが、
 「しょうがないよ。
  それがルールなんだ。」
 と、逸脱者に対して虐待されることをルールと回答したり、
 特に如実なのは、闇プレーンで、マドレーヌ先生に再会した時、
 散々否応なくエニグマと殺し合いを強いられたのに、
 それでも存在するグラン・ドラジェに対するクラスメイトの狂信とも言える異常なまでの信頼。*1~9
 (この信頼に関する各キャラクターの台詞が、【神が見守っている】みたいに、
  思考が洗脳されているような台詞になっている。)
 ちなみに、物語の始めの方で、ペシュが、カベルネにグラン・ドラジェについて説明するが、*10
 そもそもカベルネ自身もグラン・ドラジェにスカウトされて入学しているので、知らないはずがないので、*11
 これは、プレイヤーの説明用の台詞と考える。

 *1:シードル
    「ボクらの後ろで、校長が
     ずっと見守ってるんだ。
     ボクらが、戦ってる時や
     めげそうになった時に、
     ふっとつつみこんでくれた。
     とても、優しくて
     あたたかい気持ちで。」

 *2:カシス
    「オレたち、ずっと校長と
     いっしょだった。
     みんなも感じてただろ?」

 *3:キルシュ
    「なんとなくだけど、
     自分以外の力は感じてた。
     それが何かなんて
     考えたこともなかった
     けどな‥‥‥‥。」

 *4:ブルーベリー
    「そうね。
     ずっと見守ってくれてて、
     それでいて、全てを私達の
     判断にまかせてくれる。
     優しさと信頼みたいなものを
     ずっと感じてたわ。」

 *5:ペシュ
    「そうですの!?
     私達、グラン・ドラジェに
     見守られてましたの!?」

 *6:レモン
    「そうだね。
     私達には何か特別な役目がある。
     それを私達が見つけるように
     優しい目で見守ってる。」

 *7:アランシア
    「みんなも気がついてたんだ~。
     私もなんとなく気がついてたけど
     みんなに言うのもヘンかな~と
     思って、言えなかったの。」

 *8:ピスタチオ
    「闇のプレーンに来てからも、
     日向のニオイがしてたっぴ。
     オイラ、誰かにはげまされる夢を
     何度も何度も見たっぴ。
     だから、がんばれたっぴ。」

 *9:セサミ
    「オレだってそうだぜ。
     ずっと校長といっしょだった。
     マッシュ(主人公)はどうだ?
     校長が見守ってくれてたよな?」

 *10:ペシュ
     「ナニものとはナニごとですの!?
      校長のグラン・ドラジェですの!
      校長は、生きた伝説と呼ばれてる
      すごい魔法使いですの!!」

 *11:マドレーヌ先生
     「‥‥‥‥。
      あなたたちには、かなわないわ。
      さすが、校長が走り回って
      集めてきた生徒ね。」


・物語では、ガナッシュにケルレンドゥ、キャンディにエキウロクリュが融合したままになり、
 戦争が起きていたら場合、クラスメイトはどうなっていたか?
  マドレーヌ先生を言い包め、子供達に無言で命を懸けさせるグラン・ドラジェが、
  自らの策で戦力化した魔法使いに対して、最初こそ頼むと思うが、断られた場合、
  脅迫を用いて、強制的に戦争に参加させると思われる。
  例えば、本人、本人が難しければ、家族など近しい人を殺害するなど。


・ケルレンドゥを倒した後、ガナッシュに対して、バルサミコ、及びグラン・ドラジェの言った【自由】という意味は?
 ケルレンドゥを倒した後、ガナッシュに対して、バルサミコ、及びグラン・ドラジェは、以下のように言う。
 バルサミコ
 「これから町に帰って、今まで
  以上に苦労するとは思うが‥‥
  イヤになったら、いつでも
  逃げ出してかまわねぇぜ。
  オマエにゃ、何の責任もねぇ。
  オマエにあるのは自由だけだ。
  自分がやるべきだと感じた
  ことだけをやるんだ。」

  グラン・ドラジェ
  「自由と言う道じゃ。」

  これは、以下の理由で、ガナッシュ、及び今後形成されるエニグマ憑きの魔法使い達の組織を、
  ウィルオウィスプから追い出したかったと思われる。
   1.エニグマ憑きの魔法使いは、いつグラン・ドラジェに歯向かってくるかわからない。
     それに、組織のトップは、エニグマの王であるケルレンドゥとなるが、
     そのケルレンドゥですら、反逆され、殺されている。*1~2-2
     つまり、ケルレンドゥ憑きの魔法使いの組織は、いつ瓦解して、
     戦争を起こしたり、グラン・ドラジェに歯向かってくるかわからないため。

   2.エニグマ憑きの魔法使いの組織がウィルオウィスプの傍にあると、
     ウィルオウィスプとエニグマとの問題が発生する可能性が高くなり、
     もし発生した場合、ウィルオウィスプの権力や世論、
     もしくはウィルオウィスプの支配権(校長ではいられなくなる等)などがどうなるかわからない。

   3.今後、世間的には、【ウィルオウィスプには、ガナッシュというエニグマ憑きの魔法使いがいる。】
     つまり、【エニグマがウィルオウィスプにいる。】ということになる。
     それを、グラン・ドラジェは避けたかった。
     (ウィルオウィスプと、エニグマとのごたごたを避けたかった。*3)

   *1:エキウロクリュ
      「虫ケラの名前を一つ 知っていた
       ところでどうする‥‥‥。
       それに、虫ケラは死んだ‥‥‥。
       たった今‥‥。
       くっくっくっく‥‥‥。」
      (ここで言っている【虫ケラ】は、【ケルレンドゥ】を指している。)

   *2-1:マドレーヌ先生
        「ケルレンドゥ。
         エキウロクリュなどに
         殺されるあなたじゃない
         でしょ?
         どうしたの?」

   *2-2:ブキミな生き物
        「うるさいぞ、マドレーヌ!!
         オレはケルレンドゥでは
         ない!!」

   *3:ブルーベリー
      「魔法学校のなりたちがエニグマの
       力によるものでしょ?
       グラン・ドラジェがエニグマに
       力をもらって、物質界に魔法を
       もたらしたの。
       だから、魔法学校とエニグマが
       ごたごたしてるのが世間に
       知れると、マズいんじゃない?」


・キャンプで生徒達に、エニグマと殺し合いをさせる事について、ゲアッツァ王が関与していた可能性について
 キャンプにて、生徒の輸送、及び宿泊に使用された魔バスは、ゲアッツァ王がグラン・ドラジェに提供したもの。*1
 となると、根拠となる台詞が無いが、【キャンプにおいてのグラン・ドラジェの目的】と照らし合わせると、
 ゲアッツァ王が関与している可能性がある。理由は、以下の通り。
  1.ゲアッツァ王が、グラン・ドラジェに魔バスを提供する事になった経緯・時期は不明だが、
    そもそも何故ウィルオウィスプ(バスを個人に提供は考えにくい)に対して、
    使用頻度が低そうな、それも普通のバスではなく、魔バスを提供したのか?
    (魔バスを提供された時期に関して、こちらも確実とは言えないが、
     毎年、バルサミコが魔バスで校門を破壊しているのなら、悪くても、数年前ということになる。*2)

  2.先に書いた通り、15人を超える生徒の輸送(ワープも含む)、及び宿泊に理想的なものだった。

 *1:ペシュ
    「こんなところで何をしてますの!
     もう、バスが来てますの!
     バスはバスでも、ただのバスじゃ
     ありませんのよ!!
     グラン・ドラジェが、
     ゲアッツァ王からいただいた
     魔動力バスですの!!」

 *2:カシス
    「学校はウワサのモミ消しに
     必死なのさ。
     毎年、この時期になると、
     何者かに校門を破壊されるって
     言うし‥‥‥‥
     ぜったい何かあるぜ。」