商人ギルド設定

Last-modified: 2015-09-26 (土) 17:31:28

Domizia Commerciante Compagno

大小数千の商会が加盟する商人ギルド。王都ドミツィアに本部を置いている。ギルド内の二大派閥としてシャフナッツ商会、ディアマント商会が存在する。
ギルドは代理人、顧問、管理者、計理士、相談役、そして急使といった者達の一団を育成、雇用している。彼らはギルドの業務と経営上の活動を管理する。

シャフナッツ商会

最古の歴史を持つ商会で、竜王『シャフナッツ』との契約に基づき、かの竜の財宝に手を付けて身をなした一族が率いている。シャフナッツは毎月商会の所得の一割の上納を要求する代わりに血を与えており、その加護により鉱脈探査のほか俗呪に関する魔術が行使できるようになる。魔術師と違い、リスクは少なくまた用意する媒体も一般的で容易である。
またシャフナッツとの契約は魔術師たちにとっても信頼を抱くに足る証であり、魔術ギルドとの取引関係にある。
ただし契約というものは極めて重く甘く見てはならない。契約履行にとりわけ厳しいのが商人であり、シャフナッツとの契約を破るとその怒りを収めるために自らの身体の一部(頭部であることもある)を差し出すことになる。

祖業である金銀、宝石、魔道具の独占的な取引や銀行業、メイド・執事派遣、不動産業などで利益を上げている。

ディアマント商会

シャフナッツ商会から分派した新興の存在であり、シャフナッツとの契約から離脱し、ひと騒動を起こした逸話が残る。ディアマント商会を率いる商人ディアマントは教会との癒着があり、贖宥状の発行を任されている。シャフナッツ商会と異なり従来の商慣習を無視することも多い。
海運業、贖宥状発行のほか暗黒街とのつながりが深くカジノや麻薬、娼婦、奴隷売買、地上げなどでも利益を上げている。