アミカ

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:06

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大宿の薇笑婦(おおやどのらしょうふ)]アミカ

 

プロフィール

 植物の国で大宿を営む女主人。その宿は客の願いなら何でも叶えるという噂がある。
 ある行商人とは古くからの付き合いがあるらしく、彼女の仕入れは変わった品ばかりだという。だれもその素顔を見たことはなく、本人の素性も謎に包まれている。

 

「ようこそお越しくださいました。支配人をしております、アミカと申します」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Amica
  • 出身:植物の国
    • 現在地:
  • 性別:女
  • 年齢:?歳
  • 職業:大宿の主
  • 武器:硝薔矢
  • 趣味:ゲーム
  • 性格:じょうひん
  • 一人称:私
  • 実装日:2020年4月30日
     

 

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

詳細

  • 名前の由来
    イタリア語で「(女性の)友達」の意?
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み。植物3rd読了後を強く推奨します)

主人公「ロゾー、こっちの掃き掃除は終わったぞ。」
ロゾー?「ぐえぐえ!」
ロゾー「ぐえぐぐーっ!」
主人公「ご、ごめんって、やり直すから……!」
ロゾー「ぐえぐえぐえー!」
メルク「ロゾーさんのチェックは厳しいのですよ……。」
紹介所のお姉さん「なんだか、こんなに掃除手伝ってもらって悪いわね。」
アミカ「気にしないでやってくれ。ロゾーは働き者だ。いや……、働くことが趣味のような奴でな。好きでやっているんだ。」
紹介所のお姉さん「それならいいんだけど……。あんなに一生懸命掃除してもらうと、申し訳ないわね。」
アミカ「では、ロゾーが掃除に満足したらどうかその働きを労い、感謝の言葉を伝えてあげてほしい。」
紹介所のお姉さん「もちろんよ! そうだわ、お礼にお茶でもごちそうさせてちょうだい。ちょっと今から、買いに行ってくるわね。」
アミカ「……。」
アミカ「しまったな、止める間もなく行ってしまった。茶菓子や茶葉にもロゾーはこだわりがあるのだが……。」
メルク「そうなのですよ?」
アミカ「なんだ、ロゾーに掃除道具を奪われたか?」
主人公「はい……、俺の掃除のしたかじゃダメだったみたいです。」
アミカ「気にするな、あいつはなんでもこだわる完璧主義なんだよ。」
アミカ「宿ではお客様に振る舞っていた茶菓子や紅茶はもちろん、調理から食材となるハーブや食用花の栽培までしていたようなやつだ。」
メルク「みゅ!? そんなにいろいろお仕事をされていたのです?」
主人公「ど、どうやって、あの羽で料理してるんだ?」
アミカ「……それは私にもわからない。」
アミカ「消して厨房は覗くなと、念を押されてしまってな。」
主人公「それは、ますます気になりますね。」
アミカ「……人には見られたくない姿のひとつやふたつ、誰にでもあるだろう、ロゾーも同じというわけだ。」
主人公「あの、エリシオンとアミカさんの出会いは前に聞いたんですけど、ロゾーとはどうやって出会ったんですか?」
メルク「私も気になるのですよ!」
アミカ「……。」
アミカ「ロゾーとの出会いを話す前に、ふたりにはあの宿の成り立ちを話す必要があるな。」
♪時には涙を抱いて
アミカ「エリシオンと出会った私は考えた。あいつの力で人を救うことで、エリシオンの心の傷を癒したいと思っていたのだ。」
アミカ「だが、いい方法が思い浮かばなかった。」
アミカ「そんな雨の降る夜だった。ひとりの旅人が屋敷を訪ねてきた。迷子になったので一晩泊めてほしいと。」
アミカ「私は泊まることを許し、空いている部屋の一室を貸した。しかし、どうやらその男は金に困っていたようで、屋敷のものを盗むか悩んでいた。」
アミカ「エリシオンがその男の心を覗き見たことで、そいつの本心を知ってな……。私は屋敷にあった高価な時計を与えることにしたんだ。」
アミカ「驚く男に私は、エリシオンに見せてもらった男が私に話していない、そいつの事情を言い当てた。」
アミカ「すると男は、私が化け物かと思ったらしい、罰なら受けるから、許してほしいと懇願してきた。」
アミカ「罰というなら、お前の一年を私に寄こせと言った。そして、諦めようとしていた今の仕事を続けるようにと命じたんだ。」
主人公「どうして、仕事を続けるようにいったんですか?」
アミカ「男は変わったガラスを作る仕事をしていてな。その当時はまったく利益にならない上に、世間から認められることもなく苦しんでいたんだ。」
アミカ「その頃の私からすれば、エリシオンを通じて見た男の苦しみが、羨ましかった。」
アミカ「苦しめるほどに打ち込める仕事に出会っている……、そんな風にも私には見えた。だから知りたかったんだ、情熱のその先の結果を……。」
メルク「それで、お仕事を続けるように言ったのですよ。」
アミカ「あぁ、男は私から時計を受け取り、仕事を続けることを約束した。」
アミカ「だが私は、その言葉をあまり信じていなかった。」
アミカ「それから男は、2年後に現れこう言った。この屋敷の窓を美しいガラスに替えていいかと。」
主人公「あの宿の薔薇窓は、その人が作ってくれたんですか?」

 

大宿のロビー
「あぁ。あの美しい薔薇窓を見ればいつでもあの時の感情を思い出せる。」
「ひとりの人間の人生の立ち直りを見ることができて、人が変わる希望を見ることができた。……言葉で表すには難しい感情だ。」

 

主人公「アミカさんとエリシオンのおかげで、その人は仕事を続けて、あんなに綺麗なものが作れるようになったんですね。」
アミカ「……まぁ、それが全てではないだろうが、もしあの時、私がただ金銭的な援助をしていたら男が仕事を続けたのか……。」
アミカ「今思い返せば、男は仕事を諦めたくなかった。だから続ける理由になるものが、欲しかったんだろう。」
アミカ「それがたとえ、得体の知れない私からの命令であったとしても……、それでよかったんだ。」
メルク「それがきっかけで、アミカさんは宿を始めようと思ったのです?」
アミカ「ああ。だが困ったことに、私は掃除も料理も苦手でな。宿とは名ばかりで、どうしていいかわからずにいた。」
メルク「そうだったのですよ。」
主人公(たしかに、俺たちが宿泊してるあいだも、アミカさんが宿のことをしているの、見たことなかったな)
メルク(ロゾーさんが案内して、ロゾーさんがお食事を出したりお茶を出したりしていたのですよ……)
アミカ「そんな宿では人も呼べぬと、困っていた時に人工庭園にロゾーが現れたんだ。」
メルク「みゅ! ここで突然のロゾーさん登場なのです。」
アミカ「ロゾーはずっと、森の中から人工庭園の手入れをするエリシオンを見ていたんだ。」
アミカ「そして私は気づいた。ロゾーはエリシオンに恋をしていると。」
メルク「みゅみゅみゅ!?」
主人公「え!? そうだったんですか!?」
アミカ「……ふたりとも、分かっているとは思うがこれはロゾーにもエリシオンにも、しーっ! だぞ。」
メルク「もちろんなのですよ……。」
主人公「は、はい。」
アミカ「毎日決まった時間に人工庭園に現れるようになり、そのうち手土産を持ってくるようになった。」
アミカ「私も土産を受け取るばかりでは申し訳ないので、茶でもだしてもてなそうとしたが、あいつは茶の香りを嗅ぐと、呆れたような顔をして見せた。」
主人公「……その時のロゾーが、どんな顔だったのかは不思議と想像できる気がします。」
アミカ「それからあいつは、私が下手なりにしている宿の仕事を監視するような視線で見つめ、我慢ができなくなると、手を出し始めたんだ。」
アミカ「あまりの手際の良さに笑ってしまってな。私は、宿を手伝ってほしいとロゾーに頼んだんだ。」
メルク「ロゾーさんのおかげで宿はいつも綺麗ですし、それに何より、ロゾーさんも楽しそうなのです。」
主人公「あれ……? そういえばアミカさん、宿を留守にしても大丈夫なんですか?」
アミカ「新しく宿を再開するにあたってな、私は自分で仕入れをすることにしたんだ。今回ふたりに会いに来たのもそのためだ。」
主人公「それじゃあ、仕入れの旅ってことなんですね。」
メルク「みゅ? エリシオンさんは、ひとりでお留守番なのですよ?」
アミカ「いや、ロゾーも私を紹介所に送り届けたら宿に帰る。……掃除を終えたら戻ると思う。」
主人公「気になると我慢できないんですね、本当に。」
アミカ「ふふふ……、そういうことだ。」
アミカ「それに、ふたりきりにしてやろうという私なりの気遣いさ。もちろん、あいつらには内緒だぞ?」
ロゾー「ぐえ?」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
    植物3rd
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等
     

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