アンジエ

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:07

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唯美の御使い(ゆいびのみつかい)]アンジエ

 

プロフィール

 軽薄だがやる時はやる、サンクテュエーレの若き修道士。過去の経験から一般的な教典解釈に懐疑的で、既存の教典への反発から生まれた芸術や文学などに造詣が深い。
 同じ教会で働くマルトゥールには、出会った当初こそ斜に構えていたものの、今は深く信頼し、憧憬の念を抱いている。

 

「ただ、綺麗な薔薇が一つあればいい」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Angie
  • 出身:死者の国
    • 現在地:
  • 性別:男
  • 年齢:21歳
  • 職業:修道士
  • 武器:仕込み縄
  • 趣味:夜遊び、詩作
  • 性格:きまぐれ
  • 一人称:オレ
  • 実装日:2022年7月31日
     

ユニット情報

  • レア:☆4
  • 属性:風
  • 武器種:突撃
  • リーチ:中衛

 

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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    煙草
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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    退却時
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    GIF
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  • 表情差分

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  • プロフィール等
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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

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詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
    唯美:人間にとって最も価値のあるものは美だとする態度
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。メイン2部死者の国編(十四、十五章)読了後を推奨します)

アンジエ「ふーん、ここが紹介所ね~。ここで紹介所の受付嬢にお話して、受付すればいいって聞いたけど……。」
「お、お姉さん!落ち着いてくださーい!」
「ォォォオオ……。」
紹介所のお姉さん「我が怒髪、天を衝き破り我が怨嗟は万物を一切消滅せしめんとす……。」
メルク「お姉さーん!最早別人なのですよー!」
アンジエ「ちょっとちょっと、どうしたの?何かただ事じゃねー雰囲気だけど。」
ユウ「あっ、アンジエさん!お姉さんの怒りを鎮めるの、手伝ってくれませんか!」
紹介所のお姉さん「我が憤怒、癒術通ずること能わず……。」
アンジエ「あらら……。こりゃ、呑気に口説いてる場合じゃなさそうだな。」
アンジエ「ねー、お姉さん。何か悩みあるの?オレでよかったら話聞くよ?」
紹介所のお姉さん「我に近づくな……。我が嘆きは一切を責め苛む棘なれば……。」
アンジエ「そんなこと言わないでよ~!ほらっ、ちょっとここ座ってさ、美味しいお菓子食ってお話しない?」
「コォォォオオオオ……。」
メルク「お姉さん……!あの怒りの中でも、お菓子につられてテーブルへ!」
ユウ「で、でも本当に大丈夫なのか……!?」

 

紹介所のお姉さん「でねっ!その時のひどい嵐で、紹介所の花壇に植えたお花が全部だめになっちゃったのよ!」
紹介所のお姉さん「それで、昨日はぐちゃぐちゃになっちゃった花壇からお花を抜いただけで、一日が潰れちゃって、この前買った服も泥まみれになっちゃったの~!」
紹介所のお姉さん「ぐすっ……。本当は昨日、もっと別のことがしたかったのに……。私、何か悪いことしたかしら……。」
紹介所のお姉さん「ぐちゃぐちゃになっちゃったお花を捨てる時も、何だか忍びなくて、悲しくなっちゃったし……。ううっ……。」
紹介所のお姉さん「そんなわけで、もうこの怒りと悲しみを誰にぶつければいいのか分かんないのよ~!」
アンジエ「そうだったんだ……。そりゃ災難だったね。お姉さんがキレたり、しょげたりするのも当然だよ。」
アンジエ「あのさ、今からオレにできることってある?今はなくても、これから何かあったら気軽に声かけてほしいな。」
紹介所のお姉さん「アンジエさん……。」
紹介所のお姉さん「今話を聞いてくれてるだけでも十分嬉しいのに~!」
ユウ「……すげえ。」
メルク「出会って10分で過去一番に荒れ狂ったお姉さんを……。」
アンジエ「でも、分かるなあ……。誰かが悪い訳じゃない、どうしようもできないことってあるよね。」
アンジエ「そういう時は、何かに怒りをぶつけるといいよ。」
紹介所のお姉さん「えっ?八つ当たりしろってこと?」
紹介所のお姉さん「そ、それはだめよ!だって、紹介所に来た人に迷惑をかけるようなことになるのは……。」
アンジエ「だからって無理に我慢する必要はないって。それに、当たるのは人やモノでなくてもいいんだよ?」
アンジエ「歌を歌ってみる。紙に気持ちを殴り書きしてみる。絵を描いてみる……。」
アンジエ「そうやって自分の素直な気持ちを表現するわけ。発散するんじゃなくて、昇華するのさ。」
アンジエ「案外、そういうのってよくあるんだよ?第三退廃主義中期の『主への嘆き』も、作者がフラれたショックで書いたって言われてる。」
紹介所のお姉さん「な、なるほど……。確かに、そういうストレス発散もあるかも……!」
「ううっ、ありがとうアンジエさん!私、ちょっとバケツ取ってくるわー!」

 

ユウ「……『紹介所のお姉さん、まさかの絵の才能』」
メルク「まさか、あの時の絵が新聞に取り上げられるほどの話題になるとは……。」
紹介所のお姉さん「あの時の私の全ての負の感情をぶつけたからね……。この『怒りの泥パック』には。」
紹介所のお姉さん「でも実際、こうして大きなキャンバスに私の気持ちをぶつけたおかげで、何だかすっきりした気がするわ。」
紹介所のお姉さん「アンジエさん、あの時相談に乗ってくれてありがとう!もしよかったら、お礼に今度お食事でもどうかしらって思うんだけど……。」
アンジエ「えーっ、食事?いいの?」
紹介所のお姉さん「ええ!美味しいお店、知ってるから!」
ユウ「お姉さん……。元気そうだな。」
メルク「なのです。元気になってくれて、何よりなのですよ~。」
紹介所のお姉さん「あっ、ユウくん、メルクちゃん!二人にも、はいこれ!」
ユウ「えっ?お菓子と……、」
メルク「みゅわ!私がこの前、欲しいと言っていた本なのです?」
紹介所のお姉さん「二人もあの時、私に付き合ってくれたじゃない。私が世界をめちゃくちゃにするのを止めてくれてありがとう!」
メルク、ユウ「……。」
アンジエ「わー、二人ともよかったじゃん!お姉さん、さすが気が利くなぁ~。」
アンジエ「あれ?どうしたの?」
ユウ「アンジエさんって……。」
メルク「やっぱり、本職の修道士さんなのですね~……。」

 

紹介所のお姉さん、アンジエ「かんぱーい!」
アンジエ「うわー、すげえ濃厚!地上の葡萄は太陽の味がするな。」
アンジエ「このスナックも美味しそう!ほら、お姉さんも食べよ~!」
紹介所のお姉さん「うふふ、勿論いただくわ~!」
紹介所のお姉さん「ねえ、アンジエさん。繰り返しになっちゃうけど、この前は本当にありがとうね。」
紹介所のお姉さん「実はあの時、私も本当は一人でこのお店に来て、美味しいもの食べて気持ちを切り替えようって思ってたの。」
紹介所のお姉さん「でも、できなかったのよね~……。」
アンジエ「えっ、何で?」
紹介所のお姉さん「嵐が来たって言ったじゃない?この酒場も、他のお店も軒並み屋根の一部が壊れて休みだったの。」
紹介所のお姉さん「その時、私も『何で?』って思っちゃったんだけど、みんなは私以上に困ってるわけじゃない?そう思ったら、苛立ってる自分がひどく思えてきて。」
紹介所のお姉さん「それで余計にやるせなくなっちゃったのよね~……。」
アンジエ「……。」
紹介所のお姉さん「はあ……。何だか、全部すっきりした後だからこそあんなに騒いじゃったのが申し訳ないわ。」
紹介所のお姉さん「アンジエさんのことも、あの時困らせちゃったものね。紹介所に受付に来てたのに……。」
アンジエ「お姉さんはいい人だね。自分が大変な時も、周りのことを思っててさ。」
アンジエ「だから紹介所の仕事ができるんだろうけど……。あんまり気にしすぎることなんてないよ。」
紹介所のお姉さん「アンジエさん……。」
アンジエ「ん~……。」
アンジエ「ねえ、お姉さん。ちょっとオレの話、聞いてもらってもいい?」
紹介所のお姉さん「えっ?いいけど……。」

 

♪光の呼び声
「オレってさあ、今は不良修道士なんだけど昔はただの不良だったわけ。」
「早いうちに親の輝石を流してさ。そうすりゃ、その魂は安息の闇で眠りにつくってオレは教典で教わったけど……。」
「それじゃ、オレの心は慰められなかったんだよね。」
「まあ、あの頃は学もなかったから、色々な教典の解釈もよく知らなかったしそいつもよく理解できてなかったんだけど。」

 

「不条理っていうの?そういうの、悲しいし虚しいし、やってらんねーってなるじゃん?」
「だから荒れてたんだよね。ま、その後サンクテュエーレの修道院で根性叩き直されて、ちょっとマシになったけど。」
「あそこでは色んなことを教えてもらったよ。教典の色んな解釈も、身の守り方も。」

 

「それでサロンとかにも通うようになってねー。第三退廃主義も、あそこに行かなきゃ触らなかったな。」
「今はオレも、絵を描いたり、詩を作ったりする。ガキの頃の思い出そのものって感じの……、すげー陰気な絵とか、すげー尖った詩とか。」
「その気晴らしってか、憂さ晴らしの作品がたまーに誰かに涙を流させたり、新しい見方を教えたりするんだよねえ。」
「オレの人生も、捨てたもんじゃないよな。」

 

アンジエ「芸術ってのは、心を慰めてくれる。そこにあるだけで美しいって感じるものは確かにあって、そいつに慰められてもいいんだって。」
アンジエ「それは箔のついた絵画だとか、遠い地上の花とかじゃなくて、オレたちの心の中にもあるものなんだって。」
アンジエ「ま……、何が言いたいかって言うとね。お姉さんが自分の気持ちを我慢したり、変えようとする必要はないってことさ。」
アンジエ「むしろ、勿体ねえくらい。そいつは表し方次第で、人の胸を打つ可能性があるものなんだから。」
アンジエ「あんたが善性ゆえに悩んでるなら、尚更ね。」
紹介所のお姉さん「アンジエさん……。」
紹介所のお姉さん「何だか……。アンジエさんが修道士さんでいてくれて、よかったって思うわ。」
アンジエ「えー、ほんと?実は、オレも向いてると思うんだよねー。今のお仕事。」
アンジエ「あいつみたいな、不条理だって怒りを覚えず受け入れられる聖人には、程遠いけど。人のために働きたいってのは、本心だ。」
アンジエ「やっぱり、惹かれずにはいられないからさ。ありのままの、誰かの心。ただそこにある、美しさには。」

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  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
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