テルジュア

Last-modified: 2023-12-01 (金) 10:42:35

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(おと)()星焔(せいえん)(しょう)]テルジュア

 

プロフィール

 塔は遥か遠く、夜空はどこまでも広く。鐘に光を、心に焔を灯らせて、テルジュアは星の路を往く。
 その姿は流れる星の焔。世界を巡る旅の中、人々の祈りに応えて輝く音色を降らせるのはある3人の旅人が与えてくれた心優しい焔を、今度は彼女が分け与えたいと思ったから。

 

「夜空の星は、人の想いのあたたかさ」

 
  • 綴り(一例):Therejoua
  • 出身:死者の国
  • 性別:女
  • 年齢:?歳
  • 職業:鐘守
  • 武器:星焔の鐘
  • 趣味:旅、文字の勉強
  • 性格:まじめ
  • 一人称:わたし
  • 実装日:2021年12月19日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:炎
  • 武器種:回復
  • リーチ:後衛
  • スキル

ステータス(外部リンク)

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    GIF
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  • 表情差分

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  • プロフィール等
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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
  • イラスト・Xへのリンク
    ユニットイラスト

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詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。聖人ベテルギウスの月篇読了後を強く推奨します)

    町の少年「あーあ、つまんないの。」
    町の少年「まだスネてるのかよ。家に帰って謝ればいいじゃん。じいちゃん、心配してるかもよ。」
    町の少年「やだよ。むしろ僕の方が謝られたいんだから! あんなに怒らなくたってさ……、」
    町の少年「……?」

    町の少年「……、」
    町の少年「どうしたんだよ?」
    町の少年「えっ?」
    町の少年「……、いない。」
    町の少年「幻……?」
    町の少年「ほんとにどうしたんだよ。意地張ってないで帰って休めば?」
    町の少年「あーもう。うるさいな。わかってるよ!」
    町の少年「あっ、おい! ちゃんと帰れよ!」

     

    町の少年「帰るよ、じいちゃんが謝りにきたらね。」
    町の少年「さてと……、それまでどこにいようかなぁ。いつもはこの時間だと外で遊ばせてもらえないから……、」
    「って、あれ……。」
    町の少年「さっきの……!」
    町の少年「あっ、ま、待ってよ! どこへいくの!?」
    「うわっ!」
    町の少年「いたた……、」
    町の少年「あの、女の人は!?」
    町の少年「……また消えてる。」

     

    町の少年「どこいったんだろ……。2回も見たんだ、絶対にただの幻じゃないよ。」
    町の少年「うーん、こっちの方角に飛んでいったと思うんだけど。」
    町の少年「ん? 向こうになにかある……、建物?」

     

    <教会>
    ♪ベテルジュス聖歌
    町の少年「……、わぁ。」
    町の少年「こんなとこ、あったんだ。綺麗な建物……、今まで見たことない。」
    テルジュア「……、」
    町の少年「……!」
    町の少年「いた、お姉さん! やっぱり幻じゃなかったんだ! なにしてるの?」
    テルジュア「……。」
    町の少年「上? なにを指さして……、」
    町の少年「……よく見たら、ガラスの模様が絵になってる。これってたしか、死者の国の……、」
    テルジュア「ずいぶん昔に、死者の国から王国へやってきた人が、一生をかけてひとりで建てたみたい。」
    町の少年「へえ……、」
    町の少年「って、うわぁっ! お、お姉さん、喋れたの!?」
    テルジュア「ふふ、驚かせてごめんなさい。」
    テルジュア「でも……、わたしもまさか、街角で見かけた子が、ここにやってくるとは思わなかった。」
    町の少年「お姉さんを追いかけてきたんだよ。」
    町の少年「お姉さんは、ここに住んでるの?」
    テルジュア「いいえ、旅の途中よ。」
    テルジュア「鐘の音が聞こえて……、あんまり綺麗な教会だから、立ち寄りたくなったの。ステンドグラスも、綺麗でしょう?」
    町の少年「うん……。あの黒い服の女の人の絵は、お姉さんにちょっと似てるね。」
    テルジュア「そうね。」
    町の少年「黒いのは死者の国の服? お姉さんも死者の国から来たの?」
    テルジュア「ええ。」
    テルジュア「この喪服は……、主から(ゆる)しをいただきたくて、選んだの。わたしもいつか、安息の闇へ行けますようにと。」
    町の少年「安息の闇……?」
    テルジュア「命あるものが、いきつく先。影の向こう、輝石が連れ往く光の果て。」
    町の少年「キセキ……、」
    テルジュア「どうかした?」
    町の少年「う、ううん。お姉さんはどうして安息の闇に行きたかったの? 今はそこへ向かう旅の途中ってこと?」
    テルジュア「いいえ。」
    町の少年「えっ?」
    テルジュア「もういいの。わたしが安息の闇にゆけないことは、もうずっと前からわかっていた。」
    テルジュア「あの雷が落ちた日から、ずっと……。」
    町の少年「……それじゃあ、お姉さんはどこへいくの?」
    テルジュア「どこまでも。」
    テルジュア「魂が輝き続ける限り、どこまでも飛んでいけるのだと、教えてくれた人たちがいたから。」
    テルジュア「安息の闇にゆけなくても、わたしを想ってくれる人たちの焔が、輝石に宿った祈りが、わたしをあたためて、導いてくれる。」
    テルジュア「だから、星の路を往くの。どこまでも、どこまでも。」
    テルジュア「いつか、この焔が燃え尽きるときまで。」
    町の少年「……、」
    町の少年「あの、お姉さん。」
    テルジュア「なあに?」
    町の少年「……これ、知ってる?」
    テルジュア「それは……、」
    町の少年「星の欠片だと思って、おじいちゃんの部屋から持ち出したんだ。ひとり占めしてるなんてずるいと思って。」
    町の少年「でも、おじいちゃんに『キセキを粗末に扱うんじゃない』ってすごく怒られて……。」
    町の少年「もしかしてこの石って、なにか、大切なもの、だったのかな。」
    テルジュア「……、ああ。」
    町の少年「お姉さん……?」

     

    「……でも、親方。俺、あの子がいつまでここにいるのかなんて、自分で聞きに行けばよかった。」
    「手紙で、一緒に外の世界に行こうよなんて、誘っても、意味なんてなかったのにっ……、」

     

    テルジュア「これは……、あの人の。」
    町の少年「ど、どうしたの? 大丈夫……?」
    テルジュア「ずっと、待っていてくれたのね。外の世界で、わたしがやってくるのを。鐘の音と共に、この教会で……、」
    テルジュア「こんなに、輝きがくすんでしまうまで……。」
    町の少年「……、」
    町の少年「お姉さん……、なにか、僕にできることはある……?」
    テルジュア「……、」
    テルジュア「ありがとう。それなら……、その輝石を、この手紙の上に。」
    町の少年「触っても、だいじょうぶだよ?」
    テルジュア「……。」
    町の少年「……わかった。これでいい?」
    テルジュア「ええ……。……これで、触れられる。」
    町の少年「……手紙ごしにすくいあげるだけでいいの?」
    テルジュア「いいの。これでじゅうぶんだから、焔を吹き込むには。」
    町の少年「おねえさ……、」
    町の少年「……石が、光ってる。」
    町の少年「あっ! ひびが……!」
    テルジュア「……ひび割れるほど。まだ、こんなにも、石に想いが残ってる。」
    「父は、あなただけを想い続けていたようですから。」
    町の少年「……!」
    「おじいちゃん……。」
    テルジュア「ごめんなさい、勝手に輝石を……、」
    町のおじいさん「いいのです。それはきっと、割れるべくして割れた。あなたに出会えたことで。」
    テルジュア「……、」
    町のおじいさん「私は養子で、死者の国の文化については父から聞いたことしかありませんが……、」
    町のおじいさん「父は私に、輝石を砕けとは言わなかった。きっと、いつかあなたと巡り合える日をこの地上で待つために……。」
    町のおじいさん「だから、連れて行ってください。あなたの、旅路に。いつか、焔が燃え尽きるその時まで。」
    テルジュア「……、」
    テルジュア「いいのですか? これは、あなたの父の魂。生の輝石。」
    町のおじいさん「それが、父の望みですから。」
    町のおじいさん「わたしが生きているうちに、渡せて、よかった。」
    テルジュア「……、」
    テルジュア「ありがとう。」
    テルジュア「じゃあ、一緒に行きましょう。」
    テルジュア「あの時、わたしは手紙が読めなくて、あなたはわたしに話しかけられなくて、どこへも行けなかったけど……、」
    テルジュア「今なら、どこへだっていける。」

     

    「魂の輝く限り、どこへでも!」
    町の少年「待って、お姉さん!」
    テルジュア「……。」
    テルジュア「あなたも、ありがとう!」

     

    町の少年「……、」
    町の少年「また、いなくなった。もう会えないのかな……。」
    町のおじいさん「見えないだけだよ。」
    町のおじいさん「見えないだけで、同じ世界にいる。光も闇も、そういうものなんだ。」
    町の少年「難しいよ。」
    町のおじいさん「いつかわかるよ。生きていれば、いつか。」
    ユウ「あっ、おじいさん!」
    メルク「お孫さんは見つかったのですね!」
    町のおじいさん「おお、ふたりとも! 心配をかけてしまったね。一緒に探してくれてありがとう。」
    メルク「無事でなによりなのですよ!」
    ユウ「今夜は冷えるそうですから、とりあえず街へ戻りましょう。」
    町のおじいさん「ああ。」
    町のおじいさん「さあ、帰ろう。」
    町の少年「……、」
    町の少年「うん。ごめんね、おじいちゃん。……長生きしてね。」
    町のおじいさん「ははは、もちろん!」

     

    <夜・紹介所にて>

    紹介所のお姉さん「今帰ってきたの!? もう夜よ、外は寒かったでしょう?」
    ユウ「いえ……、」
    町の少年「あったかかったよ!」
    紹介所のお姉さん「ええっ?」
    メルク「外に出てみるのです、お姉さん!」

     

    ♪鐘の音
    「わぁー! 綺麗!」
    「ねえ、見て! 空!」
    紹介所のお姉さん「まあ……!」
    町の少年「ねっ、寒くないでしょ?」
    町の少年「見えなくても、あたためてくれる人がいるから!」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
    • 国別ストーリー:外伝 3rd「聖人ベテルギウスの月篇」
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等

紹介

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