オリジナル
[脆き儚糖の刃]ピターニア
プロフィール
異形の森を渡り歩く、白皙桜眼の少女。全身から鋭刃が突き出る異形の姿をしている。
普通の家庭に生まれ、幸せに暮らしていたが11歳の誕生日に幻のお菓子を食べたことで空腹に暴れる異形と化した。今は愛する家族さえ傷つける異形の人格を厭いながら、空腹を抑える飴を拠所に孤独な生活をしている。
「にいちゃん、はやく、喰べにきて……」
- 綴り(一例): Pitaña
- 出身: お菓子の国
- 性別: 女
- 年齢: 12歳
- 職業: 剣士
- 武器: 荊棘糖剣
- 趣味: 飴、昼寝
- 性格: うちき
- 一人称: わたし
- 実装日: 2020年12月9日
ユニット情報
- レア: ☆5
- 属性: 水
- 武器種: 斬撃
- リーチ: 前衛
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 表情差分
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- プロフィール等
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
イラスト・X(旧Twitter)へのリンク
詳細
- 名前の由来
案でも推測でもなんでも歓迎
- 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)
「はあ……、はあ……。」
「こわい、こわい……、わたし、どうなっちゃったの……?」
「ママ、パパ……、にいちゃん……。」
「にいちゃんがたんじょうびにくれた、あのおかし、おいしかったなあ……。」
「また、たべたいな……。」
「だって、おなかが……、おなかがすいて……。」
「たべたくってたまらないの!」
「ピターニア……、もうやめろ。土地の菓子を食べ過ぎれば異形の森が広がる。このままではお前が災厄として討伐されかねない。」
「しらない……。いちいちたべもののことなんか、きにしない。」
「……、ピターニア。」
「おまえ、だれ?」
「お前のことは、俺の責任だ。だから……、」
「この命に代えても、お前は俺が止める。」
<異形の森にて>
♪君の物語
ピターニア「……、ゆめ……。」
ピターニア「……、……だれか、きた。にいちゃんじゃ、ない……。」
ピターニア「また、おいかえさなくちゃ。」
ピターニア「……。」
ピターニア「……このおと、きらい。」
「ひぃいいっ!まだ音が追いかけてくるーっ!な、なんの音なんだ!?」
「し、しいていうなら、刃物が地面に突き刺さっているような……。は、刃物お化けなのですよぉーっ!」
ピターニア(はもの、おばけ……)
(―)
ピターニア「……うるさい、あなたはだまってて。」
ピターニア(もっと……、こわがらせよう……。そしたら、すぐでていってくれる……。……こわがらないのは……)
ピターニア(にいちゃんだけ……っ)
「うわっ!?まずい、転ぶ……っ!」
ピターニア(えっ……、どんくさい……?)
「い、いたたぁ……。」
「な、なぜいっそ芸術的なまでの足首の捻り方をするのですよ!?」
ピターニア(えっ……、だ、だいじょうぶかな……。こわがらせ、すぎちゃった……?)
ピターニア(で、でも……、にいちゃんなら、こっせつ、しててもきづかないくらい、なのに……。おれたあしで、ぐみげり、するくらい、なのに……)
「なぜか刃物の音が聞こえないのです!逃げるなら今のうち、なのですが……。」
「だ、だめだ。痛くて歩けそうにない。」
ピターニア「ころんだだけで……、……?もしかしてからだが、よわい……?」
メルク、ユウ「えっ、女の子……!?」
ピターニア「あっ……!」
「ピターニアー!あーそーぼぉーっ!」
ピターニア「あそばない……っ!」
メルク「みゅっ、そこにいたのですね!」
ピターニア「あっ……!」
「ピターニアは今日も出てこないな……。」
「なるほど、かくれんぼなのですね!」
ピターニア「ちが……、……!」
「みゅっ、あっちから声が聞こえたのです!」
(にげよう……!)
「刃物の音が聞こえる!あっちだ!」
ピターニア(ううーっ、このおときらい~っ!)
ピターニア(きょうは、へんじしてない……、からかんぺき……!でも……、かんじ、わるかったかな……。う、ううん……、おいかえす、ためだもん……!)
「ぐぇぇーっ!」
「ユウさぁあんっ!どうして何もないところで転んだ挙句、ツタに絡まって首がしまってるのですよぉーっ!」
ピターニア「えっ……、ええー……っ!?た、たすけるから……っ!うごかないで、じっとしてて……っ!」
ユウ「いや、あの……、ありがとうございました……。」
ピターニア「ユウはからだ、よわいから……、むりはだめ、だよ。」
ユウ「うっ。心も、弱いです……。」
ピターニア「……もう、こないで。」
メルク「ピターニアさん……。でも、あなたの体質を治す方法があるかもしれないのです。マーガレットさんという似た体質の女の子がいるのですよ!」
ピターニア「……、そんなの、うそ。」
ピターニア(……きょうは、こない。めのまえで、つたをきったから……?こわくなっちゃったの、かな……)
ピターニア(……なにいってるの、わたし。それでいい、のに。にいちゃんが喰べにきてくれるのを、まつだけで……)
ピターニア「……、たたかってる、おと?」
♪
「グルルルアアァッ!」
「強力すぎる!固まって戦うんだ!」
「異形の森の近くに、こんなモンスターがいたのですよ……!?」
「くっ、癒術をかける隙がない……!近くにいた商隊の人たちが、助けてくれてるけど……!」
「グルルルウゥッ!」
「うわっ!」
「ユウさんっ!」
ピターニア(もりのそとで、もんすたーと、たたかってる……。ひとがいっぱいいる、し……、だいじょうぶ、だよね……)
ピターニア(わたしが、でていったら……、また、だれか、けがさせちゃう、かもしれないし……。そしたら、また……、ひとりに、なっちゃう、し……)
ピターニア(ちがう……、さいきんのことが、おかしくて……。わたしは、ひとりでいるほうがいいのに……、ユウとメルクが、むりやり、くるから……)
ピターニア(なおるかも、なんて……、うそみたいなこと、いったりする、から……)
ピターニア(こわがらせても……、ひどいこと、いっても……、かくれても……、にげても……、まいにち、まいにち、みつけて……、くれる、から……)
「グルアアアアッ!」
「うわあああっ!」
ピターニア「……、」
ユウ「ピターニア、森の外に……、」
ピターニア「わ、わた……、」
ピターニア「わたしの、おともだちに……、ひどいこと、しないで……っ!」
メルク「ピターニアさん!」
ピターニア「いくつもりじゃ……、なかったのに……。こんな、すがた……、おかしいって、わかってるのに……。こわがられるの、わかってるのに……っ。」
ピターニア「……でも、ユウたちは……、いつでも、わたしを……、こんな、こわい、わたしを……、みすてないで、いてくれたから……っ。」
ピターニア「こわい、わたしが……、まもってあげるの……っ!」
ユウ「ピターニア……、」
「グ、グルルァウッ!」
「モンスターが逃げた!」
「なんだ、あの子は……。体から、刃物が生えてる……。」
ピターニア「……、……っ。」
ユウ「ピターニア!」
ピターニア「わた、わたし……、もう、もりにかえ……、」
ユウ「一緒に行こう!」
ピターニア「……え?」
ユウ「体質を治すんだ。俺たちが協力する。暴走だって、させないようにする!」
ピターニア「う、うそ……、」
メルク「うそじゃないのです!見た目だって、怖がられない方法を考えるのですよ。他に悩み事があるのなら、なんでも聞くのです!」
ピターニア「どうして……、」
ユウ「ピターニアだって……、なんども俺たちを助けてくれただろ?」
ユウ「はじめて会った時。森の外に出るのが怖かったのに、足をくじいた俺を、こっそり町の近くまで連れて行ってくれた時から、さっきも、……ずっと。」
ピターニア「……、」
<紹介所にて>
♪君の物語
「ピターニア、またユウを運んだんだって?」
ピターニア「ふふ……、ユウは、からだがよわい……、から……。」
「わはは!ピターニアに言わせちゃ、みんなそうだな!じゃあ、また仕事が一緒になったらよろしくな!」
ピターニア「うん……、また、ね。」
ピターニア(て、ふっちゃった……)
ピターニア(……ゆめ、だったり?もりをでたひ、から……、ううん、ふたりにあってから……)
ピターニア(でも、もし、ゆめじゃ、なかったら……、ほんとうに、わたしをなおすほうほうが、あるなら……、ママやパパや、にいちゃんとまた……)
(あいつのせいでこんなことになったのに)
ピターニア(……うるさい)
(あいつのせいで……、ぜんぶあいつのせいだ……!)
ピターニア「あなたはだまってて!」
ピターニア「……っ。」
ピターニア(……おなか、すいた……。あめ、なめなくちゃ……)
ピターニア(やっぱり、ゆめはほんとうに、ならない、よね……。おなかがすいてる、もうひとりのわたしが……、ぜんぶ、こわしちゃう……、いつか、このゆめも……)
ピターニア「……にいちゃん。はやく、わたしを喰べにきてください……。」
ピターニア「わたしが、また……、しあわせなせかいを、こわしちゃうまえに……。」
ピターニア(にいちゃんだけが、こわれない、から……)
<お菓子の国>
「おい、どこに行くつもりだ!怪我が治ったばっかりなんだぞ!」
「命に代えても、成さねばならぬことがある。」
「妹と共に、家に帰るために……!」
- 人間関係
- 登場ストーリー
- お菓子の国4th 糖刃ふるう異形と溢怒喰らうまで遠き家路
- その他プロフィール
- フルネーム:
- 家名:
- 現在地:
紹介
☆4 ver
[過日の溢幸]ピターニア
プロフィール
異形と化す前のピターニア。明るくて活発な性格で、家族からはかわいいムードメーカーとして愛され、幸せに暮らしていた。
その記憶は、異形となった際に家族を傷つけ自ら幸せを壊したショックで、薄れてしまっている。それでも特に愛情を感じた出来事はおぼろげながらも思い出すことがある。
「兄ちゃん! グミ蹴り付き合ってよ」
- 出身: お菓子の国
- 性別: 女
- 年齢: 11歳
- 職業: 町娘
- 武器: 籠入菓子
- 趣味: グミ蹴り
- 性格: やんちゃ
- 実装日: 2024年7月31日
ユニット情報
- レア: ☆4
- 属性: 水
- 武器種: 打撃
- リーチ: 中衛
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- プロフィール等
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
イラスト・X(旧Twitter)へのリンク
備考
- ユニットストーリー
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- ピニャータが由来かな?メキシコのお祝い事によく使われる日本のくす玉のようなもので、紙で作られた型枠の中にキャンディなどのお菓子を入れ、それを上から吊して棒で叩いて割るゲーム -- 2022-09-08 (木) 00:17:27
Tag: お菓子の国