フォルケン

Last-modified: 2023-10-11 (水) 16:20:17

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劫濤航りし髑(きょうとうわたりししゃれこうべ)]フォルケン

 

プロフィール

 常にラム酒の香りをさせる骸骨船長。常夏の国で最も有名な幽霊船『永遠の挑戦者号』の船長を務めている。
 伝説では終わりのない航海に船乗り達を誘う恐ろしい存在として語られているが、実際のフォルケンは気さくな性格。全てのクルーを目的地へ連れて行くことを至上としている。

 

「沈めてくれてもいいから~♪」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Falken
  • 出身:常夏の国
    • 現在地:
  • 性別:男
  • 年齢:?歳
  • 職業:船長
  • 武器:錆鎖剛鈎
  • 趣味:航海、ラム酒
  • 性格:ゆうかん
  • 一人称:俺(達)
  • 実装日:2022年3月10日
     

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:光
  • 武器種:突撃
  • リーチ:中衛
  • スキル
    • 船乗り攫いの船出歌

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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    頭だけ
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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    撤退時
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    GIF
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  • 表情差分

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  • プロフィール等
  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

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詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。メイン二部常夏の国篇(第十三章)読了後を強く推奨します)

<水底>
少女「……。」
(……ああ、また誰か落ちてきた)
(今度は何が原因かしら。天気? 岩礁? それとも……)
(内部抗争だ! 反乱だ! そうに決まっている! 統率が取れていないから船が沈むのだ!)
(……原因なんて、どうでもいい)
(そうだ。肝心なのは……、また我々に、仲間が増えてしまったという事実)
(可愛そう。まだ若いのに)
(海に出たのが悪いんだ! 自分の責任だ! 海神も見放す大馬鹿野郎め!)
(たとえ、そうだとしても、彼女が果てるにはまだ早いのには変わりない)
(ああ、ああ……気の毒に)

(なんとかして、あげられないのか)
(我々はまた見ているだけなのか)
(深海の神にすら救えない者を……、俺たちのように、後悔と無念を抱えて沈んでいく者を)
(……同じことを思っていたわ)
(ハンッ、そんなの全員同じに決まってらぁ! 誰が好んで、仲間が増えるのを喜ぶかよ!)
(なら……救ってやらないか?)
(もちろん全員は無理だ。だが、手が届く範囲だけでも)
(手! 手だぁ!? どこにそんなものがある!)
(……確かに、手はない。だが俺達には、船がある)
(……!)

 

(思いを同じにする者は力を込めろ。この船に……!)
(できるのか、そんなことが)
(やるしかないわ。でなければ、あの子を救うことはできない)
(……わかった)
(ダメだ! まとまらねえ!)
(余計な思いは捨てろ……! 私達はただ、彼らを救う船となるのだ……!)
(海で彷徨う者を救う船……。あらゆる船乗りの最期の救いに……!)
(……はは、なんだか、フォルケン船長みたいだな……)
(どこがだよ。あれは船乗りを攫う幽霊船だろ!)
(なんだ、知っているのか)
(知らない船乗りなんていないわ)
(オララァ~、トゥ~ララ~♪ 波は今日も、陸に打ちつけるぜ~)
(鳥の唄が聞こえてくるぜ~。大砲の怒号が響いてるぜ~。海に出るのはやめておけよ、と~♪)
(……そう歌ったら、攫われると教えられた)
(だが……ああ、そうだな。あの時、フォルケン船長でも来てくれたら……)
(私達は、ここにはいない)
(フォルケン船長は船を持てない船乗りの希望よ)
(ハァッ! 都合のいい解釈だが、悪くねえ!)
(ならば我らはなるのだ。船乗り攫いの幽霊船長、フォルケン船長に)
(『永遠の挑戦者(エテルノ・スフィダンテ)』に……!)

(だけどダメだぜ~。俺の心は陸じゃあ泣いちまうのさ~。お前の中じゃないと満たされねえのさ~)
(だから受け入れてくれとは言わね~。ただその上を通らせてくれ……)
(沈めてくれてもいいから~♪)
少女「……?」
少女「……!」

 

<船上>
少女「げほっ! げほ、げほっ!」
少女「こ、ここは……。」
「アー、アーアー……。うるせぇ、うるせぇぞぉ、お前らァ……。」
少女「だ、誰!?」
「誰……、誰と来たか。」
「ガッガッガ、さて誰と答えるべきかなァ。俺達は一人じゃねえからなァ。」
「だがまァ、代表して名乗るとすれば……だ。」
フォルケン「フォルケン。」
フォルケン「俺達は船乗り攫いの幽霊船長、フォルケンだァ。」
ミスティカ「なるほど、よくわかったわ。ありがとう、フォルケン船長。」
フォルケン「……あァ?」

 


フォルケン「ここは……。」
ミスティカ「ありとあらゆる出会いの場所。話すのならここがぴったりだと思って。」
フォルケン「……これァ夢か? それとも現実か?」
ミスティカ「くすくす、どちらでも。あなたのお好みの方で。」
フォルケン「ガガッ……、そりゃあいい。」
ミスティカ「自己紹介がまだだったわね。私の名前はミスティカ・アントール。」
ミスティカ「死者の国で、ある役目を任されているの。今後ともよろしく、フォルケン船長。」
フォルケン「海の向こうの方にまで名が知れてるとは! ガッガッガ、光栄の至りぃ!」
フォルケン「……で? そんな死者の国のお偉いさんが俺達に何の用だい。」
ミスティカ「……俺達。」
ミスティカ「やっぱり、元の輝石に宿っていた自我が、まだ残っているのね。」
フォルケン「あン、輝石ぃ?」
ミスティカ「あなたのかぁわいい船。永遠の挑戦者号に積まれている石のこと。」
ミスティカ「あれにはね、持ち主の魂が宿るのよ。」
フォルケン「持ち主の……、魂……。」
ミスティカ「誰が、いったいなんのために、あんなにも大量の輝石を船に積み込んだのかしら? くすくす、興味は尽きないわね。」
フォルケン「……なるほどなァ、そういうことか。」
フォルケン「つまり、俺はァ……。その魂とやらが集まってできた存在ってことかァ。」
ミスティカ「かしこいコね。」
ミスティカ「本来、輝石は持ち主が永遠の眠りについた時に砕かれる。だけど、あらゆる事情で砕かれない奇跡だって存在する。」
ミスティカ「そんな砕かれなかった輝石の魂を集め、生み出されるのが……、『夜のいきもの』。」
フォルケン「……。」
ミスティカ「なんのために生み出すのか、聞きたい?」
フォルケン「いんや、悪いが興味はねえ。」
ミスティカ「くすくす、ざぁんねん。」
フォルケン「ってこたァだ。俺達もその『夜のいきもの』の仲間ってわけだな。なるほど、どーりでみんなとは違うと思ったぜ!」
ミスティカ「その通り。」
ミスティカ「と、言いたいところだけど、実はそうではないのよ。」
フォルケン「……だと思った。」
ミスティカ「確かにあなたは、砕かれなかった輝石によって生まれた存在。」
ミスティカ「だけど『夜のいきもの』の人格は一つだけ。集められた魂が、自己を主張することはない。……あなたみたいにね。」
フォルケン「……。」
ミスティカ「それに何より。『夜のいきもの』を生み出せる秘術を知るのは、アントール家の者だけなの。」
ミスティカ「だけどあなたに、その秘術は使われていない。魂を集約する際に使われたのは、『船乗り攫いの幽霊船長』という船乗りの共通知識……。」
ミスティカ「確かに似ている部分はある。だけど、とてもじゃないけど、あなたを『夜のいきもの』とは呼べないわ。」
フォルケン「……不完全な『夜のいきもの』ってことかい。」
ミスティカ「いいえ。不完全だなんてとんでもない。」
ミスティカ「あなたたちはたった一つの目的のために、誰の力も借りず、自分達だけの方法で、フォルケンという存在になった。」
ミスティカ「そしてその役目に仕え、果たし、謳歌している。」
ミスティカ「そう、あなたたちは『夜のいきもの』ではない。まったく別の、完全な存在なの。」
フォルケン「……ガッガッガ、そうかい。今の俺は完全かい。」
フォルケン「そいつァいいや。」
ミスティカ「……それじゃあ、自分の正体がわかったところで、ひとつだけ、質問させてもらってもいいかしら?」
フォルケン「俺達に答えられることなら、なんなりとぉ……。」
ミスティカ「あなたに、尋ねたいの。」
フォルケン「……。」
フォルケン「なんだい?」
ミスティカ「フォルケン。あなたは……、」
ミスティカ「今の自分に満足している?」
フォルケン「……。ガッガッガ……。」
フォルケン「ガァーガッガッガッガッガ! 何かと思えば!」
フォルケン「ご心配どうもよぉ、アントールのお嬢。だが問題ねえ、何ら問題はねえ!」
♪フォルケン船長の船出歌
フォルケン「俺も、満足しているぜ!」
ミスティカ「くすくす……。その返事を聞けてよかったわ。」
ミスティカ「なら、存分に楽しんで。この世界を。」
フォルケン「おう、言われるまでもねえ。存分に楽しませてもらうぜ。」
フォルケン「この海をよぉ!」

 

フォルケン「……!」
ユウ「あっ! や、やっと反応してくれた!」
メルク「フォルケン船長~!」
フォルケン「……ガガッ。」
フォルケン「ガッガッガ、すまねえなァ! 美人さんに、茶に誘われちまってよぉ~!」
メルク「ど、どういう意味なのです!?」
ユウ「って、今はとにかく、この状況をなんとかしてほしいというか……、うぷっ!」
メルク「みゅわわわ! ユウさんの船酔いが限界なのですよ!?」
フォルケン「ガァーガッガッガッガッガ! 心配すんなァ、俺は伝説のフォルケン船長! そしてこの船は永遠の挑戦者号だ!」
フォルケン「お前らを必ず、陸まで送り届けてやらァ!」
ユウ「は、は……!」
フォルケン「返事はァ!?」
メルク、ユウ「ヨーホー!」
フォルケン「ガッガッガッガ、いいぜぇ! そしたらしっかり掴まっときなァ!」
フォルケン「さぁさ、名もなき深海の神もご照覧あれぇ! アンタの上を、俺達ァいくぜえ!」
フォルケン「加護をくれとは言わねえさ! なにせ俺達ァ呼ばれざる無法者共! ここにいる全員が残らず無礼者さ!」
フォルケン「だから愛してくれとは言わねえさ! 愛されなくたって進んで行くさ! なにしろ俺達ァ……、」
フォルケン「お前のことを、心底愛しているからなァ! ガァーガッガッガッガッガッガ!」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
    • メインストーリー第二部「常夏の国篇」
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等

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