リアリーズ

Last-modified: 2023-11-30 (木) 11:52:20

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催興楽匣(さいこうらくはこ)(うち)]リアリーズ

 

プロフィール

 様々なイベントを企画、運営する若き責任者の少女。大人顔負けの統率力とシビアな視座を持ち、多くの人々に慕われている。
 実は、プロのパフォーマーに並ぶほどのエレキ操縦能力を誇るが、本人は今の立ち位置から去るつもりはないようだ。

 

「夢のないことを言いながら、夢のために足掻こうじゃないか」

 
  • 綴り(一例):Learize
  • 出身:エレキの国
  • 性別:女
  • 年齢:15歳
  • 職業:イベンター
  • 武器:片集撃晶
  • 趣味:ライブ、観劇
  • 性格:れいせい
  • 一人称:私
  • 実装日:2022年1月11日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:闇
  • 武器種:銃弾
  • リーチ:後衛
  • スキル

ステータス(外部リンク)

容姿

詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。エレキ4th読了後を推奨します)

    リアリーズ「……というわけで、これが一週間の君のスケジュールだ。」
    リアリーズ「各地での移動手段と宿に関しては既に押さえてある。依頼されたモンスターの資料はこれだ。時間を取ってあるから、目を通しておいてほしい。」
    リアリーズ「君の術には護衛が必要だったな。そちらは私が担当する、実務経験はないがモンスターのデータや予測でカバーするよ。」
    リアリーズ「一通り口頭説明は行ったが……、私もこちらに来て日が浅いからな。何か気づいたことがあれば、遠慮なく指摘してくれ。」
    ユウ「だ、大丈夫だ。まとめてくれてありがとう。」
    リアリーズ「そうか、よかった。ではスケジュール通り、これから街に行こう。」
    リアリーズ「ああ、君たちは気楽に構えてくれていい。面倒ごとは私がやるものだ。」
    ユウ「……。」
    メルク「……。」
    「しかし、紙というのは面白いな。入れられる文字のサイズも自在だし、直感的な描画もできるのか……。」
    ユウ(……エレキの国でも思ったけど)
    ユウ(リアリーズは本当に俺と同い年なのか!?)
    ユウ(こっちに来てからも、エレキをいじって何か仕事してるし王国に慣れてないはずなのに、俺たちの旅の手助けもしてくれてるし)
    ユウ(あと、何から何までバシっとしてる!)
    メルク(ユウさんとは貫禄が違うのですよ)
    ユウ(うーん……。エレキの国では、警備係としてリアリーズたちに色々と協力させてもらったけど……)
    メルク(折角仲間になって王国まで来てもらえたのですし、もっとリアリーズさんと仲良くなりたいのですよ~)
    ユウ(どうしたらいいかなあ……)
    リアリーズ「……。」

     

    街のおじさん「お子様に大人気!モンスター綿あめ、1つ300ゴルドだよ~。」
    街の子ども1「かわいい~!」
    街の子ども2「おじさん、1つちょうだい!」
    リアリーズ「私も私も! 全部くれ、1種類ずつ!」
    ユウ、メルク「……!?」
    リアリーズ「おいどうした君たち! まさかまだ子供のくせに、こんなカワイイに目もくれないほど枯れているのか!?」
    街のお姉さん「手作りぬいぐるみ、王国みやげにいかがですか~?」
    リアリーズ「買う!」
    街のおじいさん「さあさあ、街にサーカスがやってきたよ! 大人も子供も寄っといで!」
    リアリーズ「寄る!」
    メルク「あれだけあった語彙力がなくなってるのですよ!」
    リアリーズ「そんなものは後だ!」
    ユウ「あれっ、それは……?」
    リアリーズ「知る人ぞ知るサーカス団。クロバトサーカス団の限定ペナントだな。マニアの間では洒落にならない値がつくんだぞ。」
    リアリーズ「君たち、王国の若人だというのに知らんのか……?」
    ユウ「ふ、不勉強ですみません!」
    「お嬢ちゃん、詳しいんだね~。じゃあ、これも知ってるかい?」
    リアリーズ「これは……! かつて王国を賑わせた伝説の大道芸人、『ときめきグリス』の初期サインか!?」
    リアリーズ「シブい……!」
    「分かる人には分かるんだねえ~。」
    ユウ、メルク「……。」
    リアリーズ「どうした、何をボケっとしてる?」
    ユウ「情報量が多いんだ!」
    メルク「というか、どうしてリアリーズさんが私たちより王国のエンタメ事情に詳しいのですよ!?」
    リアリーズ「はあ?」
    リアリーズ「詳しくて当たり前だろう。私の仕事を何だと思ってるんだ?」
    メルク「みゅっ?」
    リアリーズ「人を喜ばせられそうなものには、国外のものでも何でも、興味を持って当然だ。」
    リアリーズ「その根源的な気持ちを失ってはいけないんだ。人の心を動かしたいと思っているのならな。」
    ユウ「リアリーズ……。」
    リアリーズ「現役時代、父からよく言われた言葉だが……。ステージを降りても、適用する言葉だな。」
    ユウ、メルク「……。」
    メルク「みゅ? 現役時代、なのです?」
    ユウ「ステージを降りても?」
    リアリーズ「ああ。実は私が裏方に回ったのは、少し前のことでね。」
    リアリーズ「その前はエレキファイターだか、パフォーマーだかをやっていたんだ。」
    メルク「みゅみゅみゅ!?」
    リアリーズ「初めは、親が関係者だったからということでな。小さな公演の穴埋めで、ちょっとしたパフォーマンスをやることになったんだが……。」
    ユウ「リアリーズは本当に俺と同い年だよな!?」
    リアリーズ「当時は年若いパフォーマーということで、それなりに目立ったな。」
    ユウ「本当っぽい……!」
    リアリーズ「本当だからな。私が君たちの護衛もやると言ったのは、まあ、ファイトはやっていたからというわけだ。」
    ユウ「な、なるほど。でも……。」
    ユウ「それならどうして、今の仕事をしてるんだ?」
    リアリーズ「……。」
    ユウ「あっ、もし聞かれたくないことだったら……、」
    リアリーズ「いや、全然問題ない。気になるのか?」
    ユウ「まあ……。」
    ユウ「……ほら。俺たちがエレキの国についた時から、ずっとリアリーズは最後まで忙しそうだっただろ。」
    ユウ「あの時は、タイムキラーズさんのライブやヌルバディ以外の話ってあんまりできてなかったかもって思ってさ。」
    ユウ「それで、折角仲間になってもらったし……、こう、お互いを知ることから距離を近づけられないかと……!」
    リアリーズ「初々しいくらい形式的だな。」
    リアリーズ「だが、心がけはいい。それに、君たちの疑問はごく自然なものだな。」
    リアリーズ「確かに、お客様を喜ばせるだけなら、表舞台から降りる必要はない。とは言え……私がステージを降りた理由も単純でね。」
    ユウ「そうなのか?」
    リアリーズ「ああ。」
    リアリーズ「私は裏にいる方が、私らしくいられるのさ。」

     

    ♪時には涙を抱いて
    「裕福で、外国と繋がりのある父を持って。普通なら知らなくても生きていける情報を得続けて……、」
    「こんな気難しい正確に育ってしまってな。あまり人好きのする性格じゃないだろ?」
    「人を楽しませる演技も上手くなくて。それを矯正してまで表舞台に立ち続ける執着もなかった。」
    「娯楽は消費されて、人々の興味関心や流行はあっという間に移り変わると、父の職場を見て、知っていたからな。」
    「じゃあ……。どうして今は、裏方の仕事に?」
    「決まってるだろ。」
    「そもそも、私が表舞台に立ったのは……、」
    「娯楽が好きだったからなんだよ。」
    「ステージの下、ハコの外のつまらない、鬱屈した空気を変えてくれるかもしれない。」
    「そんな可能性すら秘めた刺激に、心を惹かれてしまったから。」
    リアリーズ「だから、表舞台から去っても裏方から娯楽に関わろうと思ったわけだが……、」
    リアリーズ「正直、甘い考えだったよ。おかげでいつでも苦労しっぱなしだ。」
    リアリーズ「立場上、不安そうな顔もできないことだしな。」
    メルク「みゅっ、ではもしかしてその服は……、」
    リアリーズ「そういうことだ。やはり演技は下手なままでね、こうして服装でごまかしている。」
    リアリーズ「葛藤も、不安も、迷いもな。」
    ユウ「リアリーズ……。」
    リアリーズ「常に、やりたいこととやらなければならないことを天秤にかけなければならない。」
    リアリーズ「本当に叶えたい夢を、現実にするために。」
    リアリーズ「それがこの仕事の辛いところだな。」
    ユウ、メルク「……。」
    リアリーズ「ところで、二人とも。」
    ユウ「ん?」
    メルク「みゅ?」
    リアリーズ「何故私が君たちに恥ずかしい身の上話なんかしたと思う?」
    ユウ「えぇっ!?」
    リアリーズ「ついでに、年相応の子供みたいに目までキラキラさせてはしゃいでみたりして。」
    メルク「みゅみゅっ!?」
    リアリーズ「ふふふ……、なんて聞き方、意地が悪かったかな。」
    リアリーズ「私も君たちとは、仲良くしたいんだよ。」
    ユウ「え?」
    リアリーズ「モンスターと人間を和解させる可能性を作る、癒術士とその友達。」
    リアリーズ「君たちは私たち、冷たい箱の中の住人にとってはステージの上から降ってくる、刺激的な光のようなものだ。」
    リアリーズ「ステージ上を照らし出し、ハコを染め上げ、見る者に……決して忘れられない印象を与える。」
    リアリーズ「その後の人生を変えてしまうくらいに。」
    リアリーズ「私はね。君たちといると、今まで以上に楽しいことができる気がするんだ。」
    メルク、ユウ「……。」
    リアリーズ「どこまで知ろうがこんな仕事人間でしかない奴でも……、君たちは、仲良くしてくれるかな?」
    メルク、ユウ「……。」
    ユウ「ああ。……こちらこそ。」
    ユウ「リアリーズの話を聞いて、俺たちもワクワクしてきたんだ。リアリーズが起こしてくれる、楽しそうなこと。」
    メルク「私たちも、一緒に楽しみにさせてもらうのです!」
    リアリーズ「ああ。是非とも大いに期待してくれ。」

     

    「あのライブ以上の楽しさを約束するよ。」
    「そのためなら……いくらだって苦労してやるさ。」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等

紹介

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