今作から心機一転という思いで『GIG』の冠を外したオリジナルアルバム。2007年6月30日リリース。
書き下ろしの新曲、ゲーム提供曲、他CD参加作品等の計10曲を収録。
コミックマーケット72にて頒布。
・収録曲
1. KARMA -endless life-
作曲:a2c
アウトロのギターソロのメロディは、今作収録の「Reincarnation」のアウトロに故意に似せたものだと思われる。
2. Ride the wind(more heavy mix)
作詞:TERRA 作曲:a2c
呪われた運命を変えるべく不可能に立ち向かう様を描いている。
以前ダウンロード販売でリリースされた曲のリミックス。当初は提供曲の予定だったがクライアントが東北大地震を受け作品がリリースできなくなり、結果としてオリジナルの書き下ろしとしての扱いになった。
しかし、公開を断念したそのクライアント(サークル)の関係者からバトンを受けとるような形でGAME「CisLugI(Next Village)」にて、再録版という形でタイアップになっている。この縁が元でEclipseのALIVEのタイアップにも繋がった。
a2cがバッキングボーカルを担当しており、TERRAの影響を受けた歌い方である。しかし箇所によっては本人のTERRAより上手いと思える所もあり、TERRAがa2cの歌いまわしを参考にしている箇所もある。
3. 贖罪
作詞:setzer・TERRA 作曲:setzer
テーマは、死ぬまで償い切れない罪を背負ってしまった男の悲壮な物語。
Muzieで公開されたweb versionと収録分では、イントロが少し違っている。
裏サンデー連載「多数欠」webアニメ化の際に主題歌として使用された。2024年夏のTVアニメシリーズでは使用されていない。
4. Ever
作詞・作曲:TERRA
混じりけ無しのラブソング。恋人を想う、静かで強い気持ちを描いている。
Muzieでweb versionが公開されてから約1年4ヶ月を経てフルバージョン収録となった。
5. Closure
作詞・作曲:setzer
過去にブログで投稿していたコーラスクイズで、Bメロのコーラスが出題された。
6. Reincarnation
作詞・作曲:a2c
今作のタイトル曲。TERRAいわく、「生まれ変わりなど無い、あるのは現実一本道だけ。開き直って戦え」がテーマのハードボイルドなナンバー。a2cは20代で当曲の歌詞を書いている。
歌詞中の「繰り返す日々の中でサビついた心の鍵」は、ジャケットの鍵をイメージしているものと思われる。
過去にブログで投稿していたコーラスクイズで、Cメロのコーラスが出題された。
7. コトノハ
作詞・作曲:setzer
テーマは、あたりまえのように存在する、命や季節といった大自然の奇跡への感謝。
後にM3-2011春で頒布される手焼きのCDにて、アレンジ版の「Kotonoha」が収録されている。
8. Chain of tragedy
作詞・作曲:TERRA
MintJam初のフル英語曲。不毛な恋に苦しみながらも想いを貫くさまを激しい曲調で表現している。
以前2番に相当する歌詞を和訳したものを1コーラスだけ仮歌として録った音源をアップしていた。今のところ完全に和訳された歌詞は存在しない。
9. Reason
作詞・作曲:TERRA
以前a2cがボーカルでカバーした音源をアップしていた(TERRAに倣って録音後のピッチ補正なし)。
10. Bridged to the sun(kagutsuchi mix)
作詞・作曲:a2c
テーマは「滅びゆく世界の光と闇」。
コンピレーションアルバム「POLYCHROMA」の提供曲であり、5th GIG #Energy Drive収録「Crimson Sunset」のボーカルアレンジのリミックス。
a2cがネットノベル「GateOdyssey」を読みインスピレーションを受けてから一気に制作した。歌詞はところどころTERRAの指導が入っている。
a2cがバッキングボーカルを、コーラス部分を、後にa2cと結婚するYocchiが担当している。
「kagutsuchi」は、記紀神話における火の神の「迦具土(カグツチ)」を意味していると思われる。
過去にブログで投稿していたコーラスクイズで、サビのコーラスが出題された。