にとバイD・第二章

Last-modified: 2010-02-20 (土) 00:09:30

目次

この物語では、法廷速度を守っていますウサ

このお話は私、にとりとバイクの旅行記(実話)に「無理やり」ネちょ学要素を入れた後、
石臼でひいて粉にして核融合させて出来た(?)ものです。
かなり無理やり感はあるけどゆっくり見て行ってね!

本編~平坦な、道~

可能な限り急がなければならない。けど、悪路を選ぶのもよくない。
にとりとバイクのプランはすぐに決まる。


狭い無名の通りから、トンネルを抜け、大通りに出る。看板にはこう書いてあった。




「20」




通称「人間の道」と呼ばれているこの道は、見晴らしもよく、
困った時にはすぐお店に入れるため今でも重宝されている。
ただ、最近は「天狗の道」と呼ばれる新しい道に速さという点では抜かれてしまった。


急いでいるのであれば、後者を選ぶのが当然だ。


しかし、その名のとおり天狗並みのスピードを要求され、さらに扇子や団扇を持って「おぉ、怖い怖い」と言いながら
走らなければならないため、使う気にはなれなかった。









(ちょっと疲れたから、休憩しよう)


走り続けて2時間、甲斐大和という道の駅に着いた。10時ちょっと前といったところだ。
水分補給をして、地図を見る。


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「思ったより進んでない・・・」


予定では正午には神社に着くつもりだったが、そう簡単にはいかないようだ。


スタンドを蹴り上げ、道に戻る・・・そうだ、お昼はおそばにしよう。
今度はみんなを助けるため・・・と、そばために走り続ける。




2時間後・・・




「あ・・・暑い・・・」


そこには自然の力に叩きのめされていた彼女がいた。
山を降りるので、気温が高くなることを忘れていたのだ。
水が欲しい、おなかもすいてきた。もう諦めて近くのお店にでも入ろうかと思ったが・・・


1つの看板に、助けられた。




「道の駅はくしゅう あと1Km」




「まだだ・・・まだ終わらんよ!」


そんな独り言を漏らす。諦めたらお昼が終わってしまう!この1Kmを走れば、コンテニューできる!
何故か必死だった。
そして・・・


ss_sc04.jpg



「ネちょ学よ!わたしはかえってきたよ~!」




にとりとバイクは復活した。




2度目の休憩。すぐに地図を確認する。


(いける!30分オーバーだけど、間に合う!)


神社まであと1時間あれば着くと分かり、1度目より長く休みを取ることにした。


上着を1枚脱ぐ。風が彼女を通り抜ける・・・疲れが少し取れた気がした。
さらにリアボックスに入っているお茶を飲んでほっと一息・・・と思いきや・・・




「ぬ、ぬるい・・・」




おいしくなかった。しかも困ったことに自販機もない。何かないかと少し歩くと・・・


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「天然水・・・ですって!?」


飲まずにはいられず、置いてあった紙コップをすぐに取り、一口飲んだ。




「おい・・・しぃ・・・」




全身を潤してくれるかのような冷たさだった。緊張していたらしく肩の力が一気に抜けた。
しかし、同時に疲れを自覚し、いつまでも休んでいられないことに気づかされた。


(まだ目標地点じゃないんだった・・・ラススパート!)




「機符「フルスロットル」!なんちゃって」


使えもしないのに勝手に自分の行動をスペルカードに例えるぐらいの余裕も出てきた。
そんな彼女に、雨というバイクが最も嫌う天気が訪れたが、気にも留めず・・・




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目標地点に到達した。





コンドハスピードメーターガコワレターヨ!!(訳:作者コメント)

4ヶ月もかかってすいませんでしたぁあああああ!(スライディング土下座)


いた、難産だったんですよ?特に冒頭の2つの道についてをどう表現するかが・・・
確かに実話なんだからそのまま国道と高速道路って言えばいいかもしれないけど、




おもしろくないじゃん!(殴


そんなわけで、神社までの道のりの話です。家を実際に出たのは7:30、神社には12:30ぐらいに着きました。
下道でも5時間あれば長野に入れるみたいです。ちなみに高速使うと2時間ぐらいです。ぱるぱる。


けど、高速は国道よりもっと平坦なんで、温泉に入るのが目的!とかだったら使いますが、走るのが目的
の場合、使いません!




さて、次回はついに神社の散策パート!最高の写真が提供できると思います!

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コメント欄:

  • にとりちゃああああああああああああああああん!。゚+.(・∀・)゚+.゚ ついに目的地に到達だね! 続きもまってるよ! 難産にまけないで! -- マナ識? 2010-02-20 (土) 00:09:30