目次
注意書き
注意事項
このSSはネちょwikiでの設定、他の方々のSSの設定、自分独自で考えた設定などが含まれております。
あらかじめご了承ください・・・・・。
ネちょ学の世界は少し特殊なSSです。
読む順番としては・・・
『ズベン、ゆか眠、リィ、酒飲みスーさん、ヘタレ』
この五人のサイドを先にお読みになってください。
その後に・・・
『にとりとバイク→ラスト』
と言う順番でお読みになってください。
ちなみに正規のルートは
『ズベン→ゆか眠→リィ→酒飲みスーさん→ヘタレ→にとりとバイク→ラスト』
となっております。
ですが、にとりとバイクとラスト以外は、どこからお読みになってもかまいません。
なお、もし矛盾点がでる場合もあります。
その時はご了承下さい・・・できれば連絡お願いいたします。
なお、後書きは違うところにあります。
後書きは各サイドによってかかれています。
一つサイドを読み終わったら見るのか、全部読んだ後に見るのか。
それは各個人の判断でよろしくお願いします。
(見てないサイドの後書きにはネタバレが含まれいているので注意)
それでは、ネちょ学の世界をお楽しみ下さい・・・。
ネちょ学の世界 ~にとりとバイクサイド~
私立ネちょネちょ学園。
・生徒総数不明
・敷地面積不明
・経営体制不明
という謎の教育機関であるが、それは確実にどこかに存在している。
今日もネちょい一日がこの世のどこかで繰り広げられているのだ。
そんな平和な学園の冬。
2008年11月15日の出来事・・・。
この学校は狂うことになる。
ネちょ学の世界 ~にとりとバイクサイド~
情報
それは、現代の中でもっとも恐れられている存在なのかもしれない。
新聞、テレビ、インターネット、電話・・・
情報は絶対的な力を持っている
もし、情報がもっとも恐れられているのならば・・・
あたしはネちょ学において、もっとも恐れられている存在なんだろうね
おや・・・とうとうあんたはここまできましたか・・・。
ということは・・・あたしに情報を聞きにきたのかい?
にとりとバイク「この事件の情報を・・・。」
??時??分 『情報屋』
ここは、学園のどこかに存在する学園のモニター室.
あたしはにとりとバイク。
この学園一の情報屋さ。
知らないことは・・・まぁ沢山あるが、多少のことは知っている。
このモニター室は学園全体をほぼ映している。
映っていないとこもあるけど、まぁそれは秘密さ。
そんな私は・・・今回は突発的に起きた事件について調べている。
その事件とは・・・ネちょ学の住民を殺そうとしている化け物の集団が学園内に入ってきているということだ。
何故このようなことになったのかは、私にもまだ分からない・・・が順におって、解明へと導こうとしている。
事件の発端の時間は、16時23分である。
私はその時、ヘタレさんの悪行を見ていた時だった。
私が戦闘の準備をし、いざ向かおうとした時は既にゆか眠さんとヘタレさんは戦闘的な感じになっていた。
しかし、その時いきなりゆか眠さんが暴走し始める・・・。
結果的にスーさんが取り押さえていた。
スーさんはいろんな人を守りながらも、敵を守っていたためか傷だらけである。
結果、ゆか眠さんはとても強い悪霊に取り付かれていたということが分かった。
そして、大江戸先生も何かに取り付かれていた・・・おそらくそれも悪霊だと想定できる。
つまり、今回は悪霊というものも存在していたのである。
今回の事件の犯人は只者ではなさそうだ・・・。
おっと、そういえばヘタレさんが今回私の場所にやってきた。
彼は敵ゆえに、このようなところにやってくるのは珍しく思えた。
ヘタレ「今日ここに来た理由は分かりますよね?」
そう真剣な顔で言われてしまった。
あたいはお手上げだ~。あいつのあんな姿見たことなかったからねぇ。
そう思い、あの子に多少情報をやってあげた。
それぐらいやってもいい気がした・・・・・けれども、あれだけじゃあ、何も理解できないだろうねぇ。
その他には、てんこぬ先生や瀟洒!先生も訪問してきた。
この方々にも情報を提供してあげたけれども・・・・・結局あたいはまだ考えがまとまっていない時にこれらたもんだから、私はあまりいい情報は渡せなかった。
紅茶「私に・・・なにかできることはありませんか?」
そうそう、紅茶さんもここにきたねぇ・・・。
てか、ここモロバレな感じになってきてるね・・・どこか移動させるべきだろうか?
紅茶さんには、あっちこっちに怪我人がいる場所を教えてやった。
食堂にも怪我人がいたからいかせたが・・・・・逆効果になっちまったねぇ。
後で謝らないといけない・・・。
にとり「ふぅ・・・翁さんかい?」
そう言うと、いきなり後ろにあったペットボトルの中から・・・翁さんがでてきた。
翁「なんですかー!?」
にとり「あんたも変なとこにいるねぇ・・・。」
翁「私は神出鬼没の名人ですよ?」
にとり「・・・まぁ、いいや。」
あたしが翁さんを呼び出した理由・・・それは・・・。
情報をもっと得るためだ。
そのためには誰かに聞かないといけないが・・・今なにか知ってそうなのが、泥酔先生とジクロロさんだ。
彼らは、他の人々とは違った行動をおこなっている。
泥酔さんは何故か家庭科室にいっているし、ジクロロさんはあっちこっちに右往左往している。
どう見てもなにか知っているような行動をしている・・・。
そう思い、私は翁さんにこの二人から情報をもらうように頼んだのだ。
翁さんはするすると、ここから出て行ってしまった・・・。
本当に変な体だなぁ・・・。
今の情報だと・・・。
強い化け物の出るところは弱い化け物は出ない。弱い化け物が大量にでるところは強い化け物はいないこと
これは誰かが指示しているものがいるのかと思われる。
それは相当頭のきれるものかもしれない。
こうすることによって、あっちこっちで沢山の人を襲い、怪我させることができるからである。
実際に怪我人はでている・・・。
そして、酒飲みスーさんが死んだということだ。
彼の真の能力を見ていたが、そのまま切り裂かれて死んでしまった。
私も見ていたが、ちょっと不可思議に思える死であった。
その後、ズベン先生がスーさんを埋めていた。
彼なりの配慮なのだろう・・・。
次に、化け物たちはいずれにせよ、どこかで見たことのある生物ばかりであった。
多少私にもわからぬものもあったけれども・・・ゲーム、漫画、アニメなどにでるものばかりだった。
誰かがそれを参考にして作り出しているとでもいうのだろうか・・・。
あたいにはまだ分からないが、これは何か関係していると思われる・・・。
他には・・・さまざまな事件があっちこっちで起きているという事。
そして、動き出しているものがいること
食堂ではルナさんのことで大騒ぎになっている。
図書室では沢山のゾンビが襲撃をしている・・・。
保健室は怪我をしたもの達が集まっている。
屋上では、リィさんが光の矢を放って、周りの化け物を退治している。
光の矢の効果は、悪・・・邪心を消滅させる力だろうか?
その後食堂であれこれあったらしい・・・。
屋上にも沢山の化け物がいたが、それらは江田さん、激動のわかめさん、水没さんが大暴れしていた。
ヘタレさんはカメラを使いこなして、戦っている。
いつも以上の戦いっぷりだ・・・。
ゆか眠さんは、スーさんが倒したはずの妖怪と戦っていた。
おそらく、スーさんを倒す前にあの妖怪がなんらかの処置をしたのであろう。
確認したところ、卵を口から産んだらしい。さすが妖怪・・・なんでもありか・・・。
もう一つ追加情報・・・・・というよりも私の想定である。
これは外部の襲撃ではないと思われる。内部からの襲撃である。
何故かというと、外部からの襲撃ならば、学園に結界を張れば侵入は取り押さえられたと思われる。
しかし、モニターの様子を見る限り、外からの侵入者はいない・・・
ということは、内部からの襲撃の可能性が高いといえるのだ。
にとり「・・・話をまとめるとこんな感じかねぇ。」
???「さすがですね。」
あたいはすぐに振り返って近くにあった銃を持ち、相手に向けた。
そこにはいつの間にか奇跡さんが後ろにいた。
にとり「あんたいつの間に・・・。」
奇跡「これが私の奇跡の力・・・」
にとり「どういう力なのか、あたいには分からないねぇ。」
奇跡「奇跡をおこすことができるのさ、多少だけどね。」
・・・・・まぁ、あまり信用してないが。怪しくないからいいか。
にとり「ところで何しにきたんだい?」
奇跡「ただみにきただけさー。外はめんどいことになってるし。」
にとり「戦う気はないのかい・・・。」
奇跡「あんただって戦ってないじゃないか。」
確かに・・・。
にとり「だけど、誰かが真相を調べないと、訳が分からないまま終わっちまうじゃないかい。あたいは調べないといけない役目があるんだよ。」
奇跡「ふぅ・・・ん。まぁいいか。」
にとり「あんたはなにかいい情報持ってないのかい?」
奇跡さんはしばらく考え込んでしまった。
何か知っていたらいいんだけどねぇ・・・。
奇跡「あぁ、知ってることと言えば、スーさんが死んでないことかな。」
・・・!?
にとり「はぁ!?」
奇跡「・・・? どうしたんですか?」
にとり「スーさん生きてるのかい!?」
奇跡「えぇ・・・。」
普通にそう答えてもらっては困る。
今スーさんは土の中のはずだ。
もし本当に生きているのならば、助けないと死ぬことになる・・・。
にとり「それにしても、なんで生きているってわかるんだい?」
奇跡「・・・あの人自身が、生きるために奇跡を起こしたからですよ。」
にとり「・・・? まぁ、いいや!ここは任せたよ!」
奇跡「あ、ちょっと待ってください。」
そういうと奇跡さんは、勝手に私の武器庫を調べだした・・・。
そして取り出したのは・・・バットだった。
奇跡「これに奇跡を感じます。スーさんが起こしそうな奇跡を・・・。」
にとり「・・・あんた。そのバットが一体何なのか知ってるのかい?」
奇跡「・・・闇ルートから危険だったから、盗み出したものでしたっけ?」
にとり「そう。・・・そいつで学園を襲おうと企んだやつが使おうとしたバットだよ。」
ただのバットだったら問題ない。
だが、そのバットは特別すぎるバットだった。
世界的に稀少で作られている・・・それをスーさんに持たせろと?
にとり「そいつを持って人を殺してしまったらどうするんだい?」
奇跡「・・・私は逆だと思います。持たせないと誰かが死ぬ・・・そう感じます。」
・・・そうかい。
まぁ、あたしが持っても何も使わないしねぇ・・・。
にとり「OK。その賭け・・・のってやろうじゃないかい!!」
あたしはバットとコクシム~爽~にスーさんへの着替えと救急セット・・・そして刀を持って、スーさんの元に走った。
そして、それが19時18分の話。
ついた時には、スーさんは墓から自力でぬけ出していた。
苦しそうにせきこんでいる・・・。
にとり「・・・まさか本当に生きているとはねぇ。」
実際にスーさんは生きていた。
本当にこの学園はおかしな人たちばかりだ・・・。
まぁ、あたしもその一人なんだろうねぇ。
スーさんにコクシム~爽~と着替え・・・・・そして例のバットをプレゼントしてやった。
果たしてどうなるのやら・・・。
あたしは自室のモニター室に戻ることにした。
19時23分 『真相』(ラストサイド時)
あたしは戻ってきた時に・・・真相を掴んだ。
この事件の真相を・・・。
翁さんが戻ってきて、情報を持ってきた。
まず、泥酔先生の情報。
翁さんは泥酔先生の会話をテープで録音したらしいから聞いていた・・・。
以下がその内容である。
ザー・・・・・
あっはっはっはー!聞こえてるかーい!?
あたいは元気だよー!!
じゃあ、あたいからの情報だっけ・・・いうねぇー。
ゴクゴク・・・プハー!
この事件の真相はあたいにはよく分かんないよ?
だけどいくつか分かったことといえば・・・化け物がねぇおかしいんだよ。
ゾンビだろうが、妖怪だろうが、普通は死体が残るものじゃないかい?
死んでしまったら、すぐに消えるなんてありえない。
そして、今回は死体がない。
消滅しているのさ・・・不自然なほどにね。
気付いた人は何人くらいいるんだろうねぇ・・・。
ゴクゴク・・・プハー!!
つまり今回の敵は幻なのかねぇ・・・幽霊って言ったほうがいいかもしれないけど、どうもそんな臭いがしないんだよねぇ。
なんだろ?何って言ったらいいかわかんないけど、今までにちょっとだけだけど感じたことのない臭いだねぇ。
でも身近にちょっと嗅いだ事がある匂い。
あたいには、そんな感じ。
知っているんだけど、幽霊と言われるとちょっと違うんだよねぇ。
そして、親玉の正体も分かったよ。
この学園内の化け物の中でもっとも強い。
それは・・・・・あたいにとっては懐かしいやつでねぇ・・・死んだはずだったんだけどね。
そして、そいつを退治するためには準備が必要でね。
今あたいはその準備をしているところだったのさ。
ゴクゴクプハー!!
話は以上だよー!
それじゃあー頑張ってねぇー!!
・・・・ザー
・・・確かに言われれば、化け物の死体がない。
これはどういうことになるのだろうか・・・。
そして、幽霊に似てるけどちょっと違う・・・そしてそれを知っている感覚がある・・・?
どういう意味だろうか・・・。
そして、次にジクロロさんのテープを聴いてみた。
ザー・・・
どぉーも、ブレイクハートになってないかい?
こっちはロックなストーリーを見ているところだよ。
さてぇ・・・情報をいうよ?
この事件の犯人を・・・・・ね。
にとり「・・・ッ!! そういうことか!!」
内部からの侵入者・・・
何故か大量に生まれる化け物・・・
人を襲う理由・・・
見たことのある理由・・・
消える死体・・・
キーワードとなる道具・・・
そして・・・この事件のキーワードとなる人・・・・・。
それこそが、この事件の真相!!
そう考えていた時・・・とんでもない妖怪がモニターに映っていた。
校庭に・・・そいつは存在した。
しかし、あたいが見たのはそれではなく、そいつの近くにあったものに目がいった。
にとり「・・・話は全て繋がった。後はこれをどうにかすれば!!」
あたいは、すぐに情報を知っている限りの人に連絡をする。
全てを終わらせるために・・・。
バラバラの時間・・・バラバラの場所・・・
だが彼らは奇跡を起こし、一つの真相に終結する。
彼らは確かに繋がっていた
ズベン ゆか眠 リィ 酒飲みスーさん ヘタレ にとりとバイク
これらの人物を中心に・・・事件は終結へと向かう
後・・・もう一人の重要な人物が・・・・・
この事件の幕を閉じるであろう
そして、それは既に動き出していた
空はほんのわずかに雪が降ってきていた・・・。
19時23分 『ラストサイド』
にとりとバイクサイド END
~にとりとバイクサイドED~
―ネちょ学の人々の出演リスト―
ゾルゲ対策委員会=にとりとバイク
ヘタレ(´・ω・`)
ゆか眠
酒飲みスーさん
大江戸ハーマイオニー
空を飛ぶ不気味な教頭@てんこぬ
瀟洒!
紅茶とケーキ
翁
泥酔萃香
ジクロロジフェニルトリクロロエタン
ズベン
リィ
江田
激動のわかめ
水没
奇跡
―EDテーマ曲―
曲名:二足歩行の天狗walkn'
(東方VocalBGM より)
アーティスト:石鹸屋
―製作日―
2008年10月26日~2008年12月6日
―著作者―
酒飲みスーさん
『ネちょ学の世界~にとりとバイクサイド~』
この作品はフィクションです。
実際の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
次回予告
全ては繋がり・・・
全ては終結に向かいだす
立ちはだかるのは最後の難題
一人は大地を揺るがし・・・
一人は切り裂き・・・
一人は光を放ち・・・
一人は全てを守り・・・
一人は叫び・・・
一人は援軍をよび・・・
そして、一人は動き出す
最後に決めるのは・・・ネちょ学の最大の武器
『ネちょ学の世界~ラストサイド~』
彼らは平和な日々を取り戻すために動き出す・・・
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