Last-modified: 2008-12-22 (月) 18:15:39

目次

注意書き

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注意事項


このSSはネちょwikiでの設定、他の方々のSSの設定、自分独自で考えた設定などが含まれております。
あらかじめご了承ください・・・・・。




ネちょ学の世界は少し特殊なSSです。
読む順番としては・・・


『ズベン、ゆか眠、リィ、酒飲みスーさん、ヘタレ』


この五人のサイドを先にお読みになってください。
その後に・・・


『にとりとバイク→ラスト』


と言う順番でお読みになってください。






ちなみに正規のルートは


『ズベン→ゆか眠→リィ→酒飲みスーさん→ヘタレ→にとりとバイク→ラスト』


となっております。
ですが、にとりとバイクとラスト以外は、どこからお読みになってもかまいません。




なお、もし矛盾点がでる場合もあります。
その時はご了承下さい・・・できれば連絡お願いいたします。




なお、後書きは違うところにあります。
後書きは各サイドによってかかれています。
一つサイドを読み終わったら見るのか、全部読んだ後に見るのか。
それは各個人の判断でよろしくお願いします。
(見てないサイドの後書きにはネタバレが含まれいているので注意)




それでは、ネちょ学の世界をお楽しみ下さい・・・。

ネちょ学の世界 ~ズベンサイド~

私立ネちょネちょ学園。




               ・生徒総数不明
               ・敷地面積不明
               ・経営体制不明




という謎の教育機関であるが、それは確実にどこかに存在している。
今日もネちょい一日がこの世のどこかで繰り広げられているのだ。






そんな平和な学園の冬。
2008年11月15日の出来事・・・。




この学校は狂うことになる。






ネちょ学の世界 ~ズベンサイド~








16時23分   『事件発生』




さて・・・これはどうしたことやら。
ここはネちょ学の職員室。俺はズベン。ネちょ学の養護教諭の立ち位置にある。


ネちょ学は他の学園とは違い、日常茶飯事騒がしく事件の起きる学校だ。


今回も事件が起きたらしいが・・・。
俺のみた事件の中でもっとも不可解なできごとなのかもしれない。




ズベン「・・・これはなんだ?」
グリーン「私が知りたいですよ・・・。」




目の前には・・・暴れている大江戸ハーマイオニーがいた。
横にはてんこぬが倒れている。
俺とその他に職員室にいた先生はあぜんとしてその様子を見ていた。




瀟洒!「なにやってるんですか!?」




瀟洒!先生がそういうと大江戸はこちらにゆらりと振り向いた。




大江戸「解けた・・・身体・・・手に入れた・・・復讐。」
てんこぬ「マイハニー!!」
大江戸「あっははははははははっはは!!復讐!!復讐!!あっはっはははははは!!!!」




・・・さて、なにが起こったのだろうか。
その時、俺の隣にいたばんじろうがマグナムを大江戸に向けた。




ズベン「ばんじろう!撃つな!!」
ばんじろう「・・・だがこれは危険だ!」
ズベン「あいつまで殺したらどうする?」




今の相手は俺たちの知っている大江戸なのであり、攻撃して彼女を傷つけるわけにはいかない。
そんなことを思っていると、大江戸から沢山の人形がでてきて、次々と虹色の弾幕が飛んできた。




瀟洒!「・・・時よ止まれ。」




そう瀟洒!以外の世界の時が止まった。
大江戸の出した弾幕も止まっている・・・。




瀟洒!「私の世界では誰も邪魔はできません」




そして瀟洒!はロープを取り出し、時が動き出す前に大江戸を縛りあげ・・・・・
そして時は動きだす。




大江戸「がッ?」
瀟洒!「皆さん・・・やりましたよ。」




俺は一瞬で何が起こったかを分析した。
大江戸はロープで縛り上げられていた。
これで一安心できるはず・・・だと思った。


しかし、大江戸はいきなりロープを喰いちぢって、窓の外に逃げ出したのである。
状況の流れが速すぎて、俺にも理解するのが遅かった・・・。




瀟洒!「・・・なんですかあれは!」
ズベン「・・・奇妙だ。実に奇妙だ。」
瀟洒!「とにかく大江戸先生を追いかけないと・・・ッ!」




そういって、窓の外にでて大江戸を追いかけた。
まだそんなに遠くまでは逃げてはいなかった・・・。




だが、外には奇妙な生命体が・・・化け物がそこに存在していたのだ。
ゾンビやら、妖怪やら・・・そんな類のような存在がそこにいた。




ズベン「おいおい。煙草を吸わせる気もない事件だな。」
グリーン「知らないやつだったら吹き飛ばす!!」




グリーン先生は手を前につきだした。
手が神々しく光る・・・。
グリーン先生が発動したのは・・・実りやすいマスタースパークである。
導火線がでてきて、大きな光に包まれた。
しかし、この技は発生が遅いために・・・誰にも当たることはなく避けられてしまった。




グリーン「いつかあれが実る時・・・それが私の夢なんですよ」
ズベン「あぁ、泣くな。いつかあたるさきっと。」




そう泣いているグリーン先生を慰めながら、手に持っているスコップでゾンビを破壊していった。
みるみるうちに、ゾンビは消滅していく。
その時、地面に黒い物体を発見した。プスプスと煙がでている・・・。




ズベン「おい。グリーン先生。」
グリーン「なんですか・・・・・。」
ズベン「良かったな。実ったぞ。」
グリーン「はい?」
ズベン「あれだ。」




そこにいた黒い物体は・・・。




グリーン「れみうーさあああああああああああああああああああああああああああああん!!」
ばんじろう「・・・グリーンさん。あんたって人は・・・。」




お調子者のれっみっりっあっ!うーさんだった。
体がひくひくと動いている。




ズベン「・・・れみうーさんか。保健室に連れて行けよ。」




そう言って、グリーン先生はれみうーさんをおぶって、保健室に行ってしまった・・・。




瀟洒!「なんでこんなにゾンビやらなんやらいるところにいたのでしょうね・・・。」
ズベン「まぁ、それが彼女の運命だったんだろう。」
瀟洒!「・・・ひどいこといいますわね。」
ばんじろう「それには私も同意する・・・。」




そして、俺は辺りを見渡した・・・。
辺りを見渡しても誰もいなかった。




大江戸「あははははは!!こっちだよ!!あははは!!」




俺は声のした方・・・上空を見上げた。
大江戸は、飛んでいる人形を足場にして空を飛んでいた。
なんという人形の利用の仕方だ・・・。


だが、上空には・・・。




ズベン「さすがだな・・・。」




その上空には既にてんこぬが飛んでいた。




大江戸「おえ?空をとんでぇええええる!?何故!?なぜえぇえええ!?」




それはもう大江戸とは呼べないような存在だった。
これは一体どういうことなのだろうか・・・。




てんこぬ「私が空を飛べるのは、空を飛びたいと思ったからですよ。」
大江戸「・・・え?」
てんこぬ「覚えているか?マイハニー。」




てんこぬはいきなり大江戸にむかって話し始めた。
大江戸の動きが鈍ったな・・・どういうことだ・・・?


そう俺は思っていながらも、てんこぬの話は続く。




てんこぬ「私が告白した時のことを・・・空を飛んで告白した時のことを。」
大江戸「・・・うえ?」




あぁ、そういうことか。
これは大江戸にとりつかれていたのだ。
前にも幾度かとりつかれている者を見たことがあったからな。
そういうやつの対処は・・・。




てんこぬ「思い出すんだ、マイハ二ー愛してる。」




心を思い出させることだ。








16時31分   『行動』




結果、大江戸から何か黒い物体がでてきてそのまま気絶してしまった・・・。
黒い物体はやがて煙のように消えていってしまった。




瀟洒!「・・・結局なんだったのでしょうか。」
ズベン「幽霊・・・悪霊か寄生虫か・・・もしくは心の問題かなんかかもな。しかもゾンビだと・・・?」
瀟洒!「つまり、この学園に悪霊や寄生虫が攻めてきたとでもいいたいのですか?」




だが、そうならもっと早期に発見できたはずなのだが・・・。
学園の外からの侵入なら、早期発見して結界をはりつけることができる・・・。
しかし、今は結界がはられている様子はない・・・。
ということは・・・。




ズベン「内部からの侵入者がいるということかもしれん。」
瀟洒!「そんな・・・。」
ズベン「とにかく、ここからは教師は全員バラバラで行動し、各自で処分するように命令してくれ。・・・下手すれば死ぬかもしれないから注意しろ。」
ばんじろう「了承した。では、ふらついてみようかね・・・。」




そう言って、俺はこの事件の原因を探すことにした・・・。








16時54分   『射撃』




現在は学園のプール近くにいたが・・・ゾンビだらけだ。
埋めても埋めてもでてくるもんだから、叩き潰して消滅させることにした。




ズベン「・・・ここは特になにもないか。」




それにしても、本当に数が多い。
無限に沸いてきているようだ。
そして、煙草を吸う・・・セブンスターである。




ズベン「・・・ゾンビを見ながらの煙草は美味くねぇな・・・。」




そんな時後ろの方から、声が聞こえた。




刹那「邪魔をする気か・・・刹那でこの鎖鎌で斬られたいか?」




振り向いてみると・・・刹那さんとRaiden先生と裸サスペンダー先生がいた。
一体何をしているんだ・・・?




刹那「ふっふっふ、あたいに逆らおうとはねぇ・・・。へっへっへ・・・。」
Raiden「このこデンジャーでーす。さっさと、やってしましましょうー。」
裸サスペンダー「いえっさーッ!ぺちんぺちーん!」




・・・・・どうやら、次は刹那さんが・・・とりつかれているってよりも、これはいつもの通り暴れているようだな。
吸血姫・・・か。
この学園は暇にならねぇな・・・。




刹那「桜花斬り!!」
裸サスペンダー「ペチンペチ~ン!」
刹那「龍花斬り!!」
裸サスペンダー「ペチンペチ~ン!」
刹那「刹那斬り!!」
裸サスペンダー「ペチンペチ~ン!」




全ての攻撃をペチンペチンだけで受け流したり、受け止めていたりしている。
ちなみに、手のひらで相手を叩くことが目的なのだが・・・。
裸サスペンダー先生は鎌の側面をペチンペチンしているだけであったのである。
なんという技を使う奴だ・・・。




裸サスペンダー「私のペチンペチン攻撃があれば、誰にも負ける気がしませんね。」
Raiden「シャラップッ。黙りなさい。・・・ところで和也さんはどうしているのですか?」
裸サスペンダー「そういえばそうですねぇ・・・。」




そう思っていた瞬間。
俺が見たものは・・・。


屋上から飛び降りてくる和也さんの姿と・・・。
屋上から弓を構えているリィさんの姿が見えた。




ズベン「・・・ショーが見られそうだな。」




和也「色々と定評のある人の登場ですよ」




そういって、着地と同時に和也さんは刹那さんのもとに走り出していた。
刹那さんは鎖鎌で応戦しようとしていた・・・。
だが、光に包まれた矢らしきものが飛んできて、鎖鎌は吹き飛ばされていた。
リィさんが放った攻撃である・・・あいつ、あんなことできたのか?




和也「お嬢様。」




そう言って、和也は刹那に自分の血を吸わせた。
彼女は和也の血を吸うことによって安定する・・・。
まぁ、こんなこともネちょ学では良くあることだ。


しかし・・・屋上か。
どうも気になるな・・・いってみるか。


そう言って、俺は屋上に向かうことにした。








17時20分   『屋上のパーティ会場』




ズベン「おぉ・・・やってるな。」






俺は屋上に足を運ばせた。
そして現在見ている目の前の光景はというと・・・。




江田「雑魚雑魚雑魚雑魚おおおおおおおおお!!俺様にかなうとおもってんかああああ!?」
激動のわかめ「もっとこいやあああああ!!化け物どもよおおおおおおお!!」
水没「あわれだねぇ・・・。せいッ!!」
リィ「・・・・・そこッ」




屋上にいる化け物を退治する三人組と、どこかを射撃しているリィさんの姿があった。
トンファーキックを普段なら喰らわせる状況だが・・・まぁ、今回は特例だな。
それにしても・・・カオスな状況だな。
ネちょ学にきちまってから、あまり驚くこともなくなったがな。


そう思って、俺は煙草を吸っていた。
気になるのはリィさんの方だ。ここから射撃をしているってことは、彼女はなにか知っているかもしれない。






ズベン「おい。リィさん。」
リィ「・・・・・何?」
ズベン「お前・・・ここで何をしている?」
リィ「・・・・・化け物破壊活動。」




彼女は無口である。
さて・・・ピンポイントにさっさと聞いたほうがよさそうだな・・・。




ズベン「・・・お前はこの事件の真相を知っているか?」
リィ「・・・・・知らない。ウチはただらいぶらり~先生に従ってやっているの。当然私の意志もあるけれども。」




らいぶらり~先生がか・・・?




ズベン「一体なんでだ?らいぶらり~先生はなんか知っているのか?」
リィ「・・・・・図書室が襲撃されて・・・それでこういうやって退治しているの。」


・・・まぁ、あいつのことだから事件の真相とやらはしらなそうだな。
そして、煙草を吸ってここの様子をしばらく眺めながら考えることにした・・・。




俺は今日学校に登校し、泥酔を埋めてやった。
そして、裏にあった大きな穴を(どっかの誰かが埋まっていた穴)埋めてきた。
その後は・・・・・まぁサボタージュだな。
やはり、変わったことはなかったはず・・・。
その後、職員室で瀟洒!先生と談話していていたら、いきなり大江戸がてんこぬに襲い掛かった。
・・・訳分からん。


分かることと言えば・・・こいつらは内部の侵入しかありえないということだ。
ということは犯人がいるはず・・・。




誰が犯人で、何の目的なのだろうか・・・。






・・・いろいろ考えている間に時間が過ぎていたらしい。
結局犯人探しをするしかないのか。
爆発音とかいろいろ聞こえていたような気がしたが、そんなもん気にしない。いつものことだ。


俺は携帯を見た。
現在時刻は17時50分過ぎか・・・。


屋上は未だに江田さん、激動わかめさん、水没さんがゾンビ退治をしていた。
・・・化け物も大変そうだな。
てか、こいつらなんでこんな一生懸命になって戦ってるんだ・・・?


そうして、あっちこっちを屋上から俺は見ることにした。
・・・食堂の方が騒がしいな。
他は保健室だろうか?怪我人が多いのだろうか・・・。


ふと俺は体育館横を見た。




・・・・・・。


・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・はぁ。




ありえないもんを見てしまったな・・・。




俺は、屋上から飛び降りた。








17時52分   『死に逝く人』




血・・・。




四散されている血・・・。




確認するまでもないか・・・。






そこには、酒飲みスーさんの死体があった。






ズベン「・・・死ぬようなやつとは思えなかったがな。」




血はスーさんを中心に十字架のように四散されていた。
スーさんは目を閉じている・・・笑っているようだ。


俺は体育館の中に行き、文化祭で使った棺桶を持ってきた。




ズベン「・・・・・よし。埋めるか。」




スーさんを棺桶の中に入れた。
やはり、息もしていないようだ。心臓の動きも確認したが数秒間動いてなかった。
穴を掘って埋めた。・・・埋めた。


そして、その上に木を使って十字架を作り上げ地面にさした。




『酒飲みスーさんの墓』




そう書き記した。




ズベン「・・・・・時間がかかったな。」




・・・・・。
なんなのだろうか・・・死んだ理由は。
あいつの耐久力ならばありえなさそうなことなのだが・・・。
自殺・・・だろうか?




ズベン「どちらにせよ・・・馬鹿だなお前。」




一回地面を蹴飛ばした。
そうして、その場を後にする・・・。


彼が死んだ理由も分からぬまま。








18時37分   『化け物』




ズベン「・・・・・。」




何も分からぬまま、校庭にきてしまった。
しかし、妙だな・・・校庭に化け物の存在が少ない。
屋上やら、教室内やらは化け物だらけだったんだがな・・・。




ズベン「・・・いやな風だ。」




その瞬間、手に持っていたスコップをズベンは後ろに構えた。




ガギィィィイン




いつの間にやら、後ろから剣を持っている化け物が襲い掛かってきていた。
化け物の姿は人型であり、身長はそこまで高くなく、顔が歪んでいた。




化け物「ほう・・・俺のコウゲキヲ受け止めるトハ・・・。」
ズベン「化け物の中にも話の通じるやつがいたんだな。」




その瞬間、化け物は消えた。
風の音が周りに響き渡っていた。




ズベン「・・・妖怪かまいたちか。」
かまいたち「ケケケヶヶヶケケケケ!!」




実在していたとは驚きだ。
これでは相手の姿が見えないな・・・。
それに。


ズベンが考えている間に、かまいたちの攻撃が飛んできた。
見えない風がズベンを切り裂くために襲い掛かってきた。
スコップを振り回して、全てを受け止めていた。




ズベン「・・・煙草の火が消えるじゃねぇか。この悪がき。」
かまいたち「そんな余裕がアルノカヨッ!」




かまいたちは俊足のスピードでズベンに四方八方から襲い掛かってきた。


ガギン ガギンガンギンギン ガキンッ


ズベンは、普通ではありえないスピードでスコップを振り回してガードしている。
だが、間に合ってもいないらしい。
肩や腰に傷ができていた。




かまいたち「どこを見てイルンダ?ケケケ・・・。」




ズベンの後ろからかまいたちが襲ってこようとした瞬間・・・。
ズベンはスコップを地面にさした。


その瞬間に、かまいたちの下に巨大な穴が現れて落ちていった。




かまいたち「うガぁ!?」




落ちていったかまいたちにズベンは追い討ちをかける。
自分も穴に落ちていき、片手にはトンファーを握っていた。




ズベン「トンファ~キ~ック。」
かまいたち「ごふぉ!?」
ズベン「トンファ~ラッシュ~。」
かまいたち「ウガガガッガガガガ!」
ズベン「トンファ~・・・もうなんでもいいか。おらぁ!」
かまいたち「ギイイイイガッガッガアアアアア!?」




次々と攻撃を繰り広げていく・・・いずれにせよトンファーは使っていない。


すると、かまいたちは一瞬の隙を見て穴から抜け出した。




かまいたち「コイつ、バケモノ・・・ッ!!」




ズベンも穴から抜け出し、トンファーをおいてスコップに持ち替えた。
そしてスコップで地面を思い切り叩いた。


すると、地面が二つに割れて・・・かまいたちをまた地面に落とした。




かまいたち「うがあがあああああ!!テメェええええ!?」
ズベン「なめちゃいかんよ。地面を操ることぐらい簡単にできますからねぇ・・・。」
かまいたち「このイタン者ガ・・・ッ!」
ズベン「・・・この学校は異端者ばかりですよ。それじゃあ埋めることにするか。」




これがズベンの能力・・・相手を軽々と埋めることができるのである。
それは地上にいる限り、ズベン自身からは逃れられないともいえるのであった・・・。
ズベンはスコップを構える。




かまいたち「マ、待て!ナニモ埋めるこトハないだろ!?頼む!!ユルしてクレ!!」
ズベン「人を殺そうとしといて何いってんだ。それに・・・。」






地神『大地開閉』






ズベン「悪がきは埋めるぐらいしないと、おさまりやしませんよ。」






スコップを地面に振り下ろした。
地割れが起こったところが・・・見事に消えてなくなった。
かまいたちは地面に埋まってしまったのである。




ズベン「・・・一仕事終えた後の煙草は格別だな。」




そう言いながら煙草を吸い始めると・・・俺は何かに気がついた。
辺りを見渡すと・・・奇妙な感覚が俺に伝わってくる。
なんだ・・・?




ズベン「まぁ、誰が犯人であれとっちめてやるか・・・あっちにいるんだな?」




そう言うと、校庭のとある草むらに向かって歩き出した。
そこから奇妙な感覚が伝わってくる・・・。




だが、後ろからも何か違和感が・・・。
振り向いてみると、そこには・・・。






銀色に光る凶器が見えた。






空からほんのわずかに雪が降ってきていた・・・。








19時23分   『ラストサイド』






ズベンサイド   END
















~ズベンサイドED~




―ネちょ学の人々の出演リスト―


ズベン


グリーン


れっみっりっあっ!うー


空を飛ぶ不気味な教頭@てんこぬ


大江戸ハーマイオニー


瀟洒!


ばんじろう


刹那@怒りが有頂天


Raiden


裸サスペンダー


和也


リィ


江田


激動のわかめ


水没


らいぶらり~


酒飲みスーさん






―EDテーマ曲―


曲名:Cradel of Forest
(SILENT HILL 4 より)


アーティスト:Romersa Jos






―製作日―


2008年10月26日~2008年12月6日






―著作者―


酒飲みスーさん








『ネちょ学の世界~ズベンサイド~』








この作品はフィクションです。
実際の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。

次回予告

変わらぬ世界




変わらぬ事実




私が呪われている間に・・・






何が起こったの?






鳴り響く金属音






目の前の事実を信じたくないから・・・








全てを壊すことにした








『ネちょ学の世界~ゆか眠サイド~』








悲しみは憎しみを生み出す・・・。



感想スペース

コメント欄:

  • おおお、これは面白すぎる! しかし、スーさん……。死んじゃった……。いかん、続きが気になる。先に進もう……。 -- ドックンドール? 2008-12-06 (土) 03:38:11
  • 残念、キャスターだ -- ズベン? 2008-12-06 (土) 23:49:58
  • ズベンさんが近くにいないうちにテープを・・・・・! -- ヘタレ? 2008-12-07 (日) 02:32:48
  • う~んつっこみ所が多い‥w 裸サス先生って実は最強?(゚д゚;) 期待しつつ、ゆっくりと続きを読ませていただきますね。 -- オワタ☆残骸? 2008-12-17 (水) 13:21:05
  • ズベンさんつええ・・・。 医者さんなのに強いよ! -- かぷりぃ? 2008-12-22 (月) 18:15:39