目次
注意書き
この小説はネチョ学園の2次創作でたぶん大部分がリィの創造です。
また何人か巻き込まれますが笑顔で許して下さい。許せない人はコメント欄にてお願いします。
そしてやっぱりFE暁ネタを割とふくんでいます。
以上の事が苦手な人は回れ右!(左でもいいけど)です。
本編
「負の女神ユンヌの加護を受けし者たちよ。私と戦うか?」
「………この世界は女神、あんたたちが創りだしたものだ。
俺たちはいわばそこに勝手に住み着いて、悪さしている生き物ってとこか。
女神アスタルテ。
あんたがどんなに世界を整理し、安定させようとしても…
俺たち人が終始争いを起こしてはそれを邪魔する。
そりゃあ腹も立つだろうな。」
「アイク……!?
そんな風に言わないで。」
「俺たちは未熟だ。
理性でわかっていることも、血が上れば止めることができない。
戦いを避けようとしてかえって戦いを拡げてしまうこともある。
人は…本当にどうしようもない馬鹿者ぞろいなんだろう。」
「だけど…それだからこそ人は愛しい。
わたしたちと同じく不完全であるからこそ人に惹かれずにはいられない。
「だが、どんな馬鹿者にだって、家族を愛し、友を愛し、人を…愛する心がある。
決して失えないものがある。」
「……」
「罪は認める。争いを起こさないよう努力し、世界に迷惑をかけないよう行動する。
だから女神アスタルテ!
もう一度だけ、俺たちにやり直す機会をくれないか?」
「判決は覆さぬ。おまえたちにはそれを望むことすら許さぬ。
私はもう決めてしまったのだから。」
―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*
「・・・・・・」
「ん?どうかしたのか?」
「いや、なんでもない」
アイクの微かな表情の変化に慧音先生が気付く。しかしその理由は教えてもらえなかった。
こちらはアイクの軍。人数は10人ほどなので軍と呼べなくもない。
メンバーは・・・(敬称略)
半霊前、盾にロマンを賭ける、当身達の宴、にとりとバイク
てんこあいしてぬ、れっみっりっあっうー!、慧音先生、狐、朧月
そしてアイクである
【導きの塔】に直行する面子は実力者揃いの為、皆威風堂々と・・・・
「ちなみに汚名挽回しようとしたのって誰だっけ?」
「うっさい!w」
「れみうーさん ネタは上がってんだよ( ´゚д゚`)
あんたソレでも認めないっていうんかい?お?」
「れみうーさんと狐さんなら聞いたことあるぞ」
「ぅ・・・・・・」
「あたいさんじょう」
「汚名挽回しにきたかwww」
「お引取りくだs」
・・・・・・・していなかった(笑)
どうやらてんこあいしてぬとれっみっりっあっうー!(以下:てんこぬ、れみうー)
達で思い出話しを楽しんでたようでそこに狐も混ざり雑談が収まる気配はいっこうにない。
そんな中にとりとバイク(以下:にとバイ)と半霊前は何故か話に混ざらなかった。
「あの・・・・」
「ん、どうした?」
「何か急に気配が・・・」
「にとバイさんも気が付きました?私もです」
「・・・・・確かに微かだが遠くに何か見えるな。相手が敵の可能性があるから皆に伝えてくれ」
「了解~」
「あれは・・・・・・!」
そんなアイク達の視界に入ったのは・・・・黄金色の集団である。
「皆さん、敵が接近してきた可能性があるので準備をお願いします」
「ふむ、了解だ」
「おや・・・・」
「ぇ? 敵?」
「ふふ~ふ、獲物が来ましたかw」
「うちの前に立ちはだかる奴らなんて瞬殺なのです~」
「んじゃ、今回は射撃封印でボコるか・・・・」
「大丈夫なのか・・・・?」
反応はそれぞれであるがしっかりと臨戦態勢である。その辺りはさすが実力者と言ったところだ。
「アイクさん、にとバイさん、相手・・・わかりましたか?」
「そっちは集まったようだな。相手は・・・・・【正の使徒】だ。簡単に言うと 敵 だ」
「ふむ・・・」
そしてお互いに距離が近づいて来た時、
「邪神のしもべよ、貴様らに死を!惨たらしい死を!」
「あれは宣戦布告のつもりでしょうか・・・・・?」
相手の1人が唐突に叫んだ意味不明な発言。
ただし敵意は二十分に感じられた。
味方:【アイクの軍】10人[リーダー:アイク]
相手: 【正の使徒】34人[リーダー:カヒタリーノ]
戦闘勝利条件:敵の全滅
敗北条件:リーダーの戦闘不能
備考:特になし
よくよく耳を傾けると兵士たちはこちらに向かって
「殺せ……殺せ……」
「女神アスタルテに逆らうものたちに死を…邪神の徒に女神の裁きを……」
とか言っている。
「こいつら・・・狂ってやがる・・・・‥!」
「死をも恐れないのなら狂った連中ほど恐ろしいものはないな」
「おもったとおりか。話の通じる連中じゃないな……」
「くるぞ・・・!」
まず開幕ぶっぱを飾るのはこの4人。
「準備はいいですね?」
「もちろんb」
「いつでも・・・」
「おっけーだよ」
「それじゃ、同時にいきますよー・・・・」
― 人符 ―
「「「「『現世斬』!!!!」」」」
スパッーンととても気持ちのいい音が響き4人の使徒が宙に舞う。
「みんな、つづくぞー!」
そしてアイク達も続いて展開していく。
「スレイヴっ!狐先生の人形を運べ」
「さんきゅーおぼろん。シーカーくらえ~」
「天ッ空ッ!せりゃああぁぁぁ!!」
「あっ、アレ面白そうだなw慧音先生、気象発現で曇天にしてもらえます?」
「・・・・・よし、これでいいか?」
「助かります。映剣『エクスカリバー』!」
朧月はまずカメラに収めた映像の剣を作る。そして・・・・
「映符『ザ・メモリー』!いくぞぉ~!」
「てん☆くう!せりゃああああっ!」
今さっきアイクがやったことをカメラに映像として納め、さっそく試したようであるw
ぇ?何かが違う・・・? そんな筈はない・・・・・(笑)
その後も
「霊撃!!」
「必殺『ハートブレイク』ー!!」
などなど次々と攻撃を重ねるが・・・・
「ったく、いまいち効きが悪くないか?」
「ふむ、言われてみれば・・・・」
「だったら大技で一気につぶすまでだよ!」
「雑魚に使うの勿体なくない?」
「だって・・・こんなのにいつまでも時間かけたくないじぇ」
そういってれみうーが指さす方向にいるのは・・・・
「死を…邪神の徒に女神の裁きを……」
「・・・・確かに」
「おっけーれみうーさん、その話乗った (° Д° )」
「いっそ一気につぶした方が精神衛生上よろしいかもな」
「同感ね」
「それじゃー決まりだね!」
意見が一致し・・・
「いくよ~・・・・神槍『スピア・ザ・グングニル』ーーー!!!」
「断迷剣『迷津慈航斬』!!」
「そこだっ・・・・! 萃鬼『天手力男投げ』!!
「傷魂『ソウルスカルプチュア』ー!」
「天ッ空ッ!せりゃぁぁぁ!!」
「いっけぇー 咒詛『蓬莱人形』~~!」
「ふっ、はっ、くらえ! 宝具『陰陽鬼神玉』!! おまけッ!」
「死を・・・・無残な死を!」
「うっ!?」
コンボを決めて1人飛ばしたところに背後からの一撃。
てんこぬはかろうじてガードしたもののはじかれ、くるくると回転しながら吹っ飛んでいく。
飛んだ先は・・・・・・
「・・・・ぅお!?反射下界斬!」
盾ロマンに反射され、
「っておい、こっちに飛ばすな!炯眼剣!」
当身達の宴に切り返し技を決められ・・・、
「わわっ・・・!弧月閃・・・じゃなくて弦月斬!」
にとバイにはじかれ、
「ゴメンなさい・・・・憑坐の縛!」
半霊前によって飛ばされた。
その先には・・・・
「・・・・・え?な、何なにーッ・・・・!?∑」
狐先生がいた。
「ぁぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁぁ」
てんこぬは散々な目に遭いながら一直線に飛ばされてくる。
「ぇ・・・・えっと、や・・・うん、・・・・あ!」
狐先生にてんこぬがぶつかるというタイミングで・・・・・
「オボロ防壁!!」 「!?」
ドスッ・・・・・
『SUMAAAAAAAAASH!
朧月に1341398のちめいてきなダメージ!!』
狐先生は近くにいた朧月を掴み咄嗟に盾にした。
「~~~~~~~~・・・・・・・・・」
朧月は無言で痛みに苦しみ、軽く痙攣しながら倒れた。
てんこぬは何とか止まり、立ち上がることができた。
「ふぅ~~、このまま止まらないかと思いましたよー」
「おぼろん・・・・あんたの犠牲・・・・無駄にはしないよ・・・・・」
「まだ・・・・死んで・・・、ねぇし・・・・・っ」
その後朧月はしばらくてんこぬに護衛のされながら物影で安静にしていたようだ。
そしてアイクが敵将と思われるカヒタリーノ(ファルコンナイト)のところまでたどり着いた。
「邪神のしもべよ、貴様に死を!惨たらしい死を!」
「あの時と同じか。やはり話の通じる連中じゃないな・・・・・・」
フォン――
ヒュッ―― キンッ!
お互いの槍と剣が何度も掠め、弾き合う。
さらに相手はペガサスに乗っているため一向に進展がない。
アイクほどの実力なら剣で衝撃波を起こせるがさすがに威力、命中共に不安定である。
「ったく、このままだとラチがあがらない・・・・・・ん?」
そんな中、少し離れた所で盾ロマンとにとバイが何か合図を送っている。
「目的がイマイチ分からないが・・・・‥とりあえず誘導してみるか」
アイクは今までと同じように攻撃を避け、時々反撃しながらすこしづつ2人の方に向かっている。
少しして2人の射程距離に届いた。
「よし、ゾルゲ!アレやるぞ」
「いつでもオーケーだよ」
そこへ・・・・
「面白そうじゃん。俺も混ぜてくれないか?」
「興味深いわね。 私もいいかしら?」
当身達の宴と半霊前が申し出てきた。
「んー・・・・邪魔にならなければ」
「さんきゅー」「ありがとう」
「よし、やるぞ!」
「はあぁぁぁぁぁぁ「現世斬」!」
ザンッ――!
まず1人が打ち上げそしてみんなで斬撃を繋げていく。
その動きはまさに「未来永劫斬」のよう。それでいてオリジナル性のある動きをしている。
ザザザザザザザザザザザザザッ・・・・・・・・・・
本来の未来永劫斬よりもさらに多い回数斬り付け、そして・・・・・
「断鬼『未来永劫・ 四! 重! 葬!』!!」」」」
それぞれが上下左右から相手を切り裂き壮絶なダメージを与えた。
「死を・・・・・・無残な・・・・・・死を・・・・・・」
ついにカヒタリーノ(敵将)は動かなくなった。
時を同じくして、正の使徒は皆の働きにより全滅していた。
「も・・・もういないよね?」
「さすがに疲れたな・・・」
「いやー良い運動になりましたねー」
「大技使ったからな・・・・数時間後に全身筋肉痛だなきっと・・・」
「きっとなるな・・・ははは・・・・・」
「朧ボロボロだね~w」
「誰がうまいこと言えと・・・・・っていうか誰かさんが俺を盾にしたせいだろ!」
「これで全てだな。以前と同じく不意に現れ、襲ってくる・・・か
この先も出て来るとなるとやっかいな奴らだ」
【導きの塔】を目指すアイク達の進軍はまだまだ止まらない。
―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*―――*
「なんかさっきからあの塔の輝きが増してる気がするんですが・・・・・」
「あんまり時間がないかもな。 だが、もう少しで着く」
「スーちゃん達は大丈夫かな・・・・?」
「みんな強いから・・・・信じてあげる事も大事・・・・・・」
「・・・・そうね」
*―*―*―*―*
「あの塔?」
「そうそれ」
「なんかヤバそうなくらい輝いてるね・・・・」
「焦る必要はありませんが悠長にしてる時間はないでしょう」
「みんなは大丈夫かねぇ・・・」
「私は皆を信じてるぞ~」
「・・・・・・そぅだねw」
もうじき、3つの軍は【導きの塔】に辿りつく。
あとがき
前回の投稿から約2ヵ月・・・・・途中でネタが浮かばなくなったの・・・・>< しかも時間の割には量が・・・・・。
ただ、その間に「FE暁の女神」「TOWレディアントマイソロジー2」「東方星母録」
「TOSラタトスクの騎士(借り物)」「空の軌跡FC」の2週目開始・・・そしてあきらめ、
最近PSPの「うたわれるもの」をクリア。それから「ととモノ2(剣と魔法と学園モノ2)」を始めたり・・・・
・・・・等々、色々やってた為、ちょこちょこネタが混じってたりします。
若干1名は天空ゲー。 だってこれ以外アイクは名前のある技ないし・・・・
必殺って叫ぶわけにも・・・・って感じでしたのでw
今回は量が少なく感じたから「記憶の枷」にArea3として組み込むじゃおうかと考えたけど話の軸が
違うんで当初の予定通り新しい章として作りました。
よって次の章が終章・・・・になる予定のはずですw(もちろんArea分けして少し伸びると思うけど・・・・w)
以下、元ネタ紹介(白文字伏せ)
「」はその時のセリフ、()はその発言者
「てん☆くう!せりゃああああっ!」(朧月)
東方星母録 より:ゆうか(風見 幽香)がスマッシュ時に出る掛け声の一つ。
元ネタはFE蒼炎、暁のアイクの奥義【天空】おそらくスマブラXの所為
「弧月閃・・・・」(にとりとバイク)
TOシリーズ より:弧月閃。弦月斬はどう見てもコレと弧月双閃に酷似してる気がする・・・・w
「オボロ防壁!!」(狐)
うたわれるもの より:とあるシーンで主人公がオボロという人物を突っ込んでくる子に対して盾にした時
のセリフww 因みにこの時オボロと主人公はお腹を下していたww
「ちなみに汚名挽回しようとしたのって誰だっけ?」からしばらくの会話
(てんこぬ、れみうー、慧音先生、狐、当身達の宴)
hamachi より:とあるhamachi部屋での実話。一名人物がすり替わってるけど影響はないw
以上、元ネタでした~w
今回の話に登場した方々で不快感や要望、意見があればお願いします。忘れないうちに修正等します。
尚、他のSSとの矛盾点が生じる可能性があるけど脳内補完でお願いしますね。
2009/7/10 ちょぴっと誤字修正とかw
感想スペース
コメント欄:
- 他のSS読んでたら、いきなり上がってたので即読みました。あたいの予知能力発動です。嘘ですたまたまですorz SUMAAAAAAAAASH!の部分でめっちゃ吹いたwww 朧月さん・・・南無(*'-') 最後に一言言うのなら・・・てん☆くう!ヽ( ´∀`)ノ -- 酒飲みスーさん? 2009-07-09 (木) 00:14:01
- 俺の・・・・俺の位置が!扱いがー!!!!!最後に・・・・・・てん☆くう! -- 朧? 2009-07-09 (木) 00:30:27
- みんな大活躍すごいのです。そして朧さんなら仕方ない(°Д°)!w ネタ溢れる世界楽しいですw 最後はやっぱり・・・・・・てん☆くう! -- ここな? 2009-07-09 (木) 06:59:19
- ちょ・・・うちそこまで非人道的なこと・・・おぼろん?ならいいか←まて FEのマップが自然と頭に浮かんできましたw 快進撃と無双っぷり(約一名を除く)も忠実再現で読んでて爽快でしたっヽ(`w´)ノ 次も楽しみにしてますーw -- 狐? 2009-07-10 (金) 11:00:20
- 何と言うか、面子が面子だから緊張感がないのは仕方ないのか……。色々と飛ばされるてんこぬさんと盾にされた朧月さんに合掌。というか、てんこぬさん、どれだけの勢いで飛ばされていたのだろう。ダメージがあり得ない。しかし、朧月さんの能力の汎用性が高過ぎる。 -- ドックンドール? 2009-07-31 (金) 18:44:01
- アイクの軍のみんなリラックスしすぎww でも、これは戦い前の緊張をほぐすって意味ではいいシチュ(だと思いたい こういう狂信者みたいな相手だったら、遠慮なく撃滅できるね★ うたわれネタは分かるから… 思い出して吹いてしまったw 続きにゆっくりと期待b -- 闇夜? 2009-09-27 (日) 07:08:10