ある夜の事でした。
私は何時も通り、幽々子様と食事を済ませ。
何時もの緩やかなひと時を居間で過ごしていました。
だから、幽々子様の一言に一瞬固まってしまいました。
幽々子「やっぱり・・・「死」を願うのはダメよね?」
聞き間違いかと考え、幽々子様に視線を向けると。
彼女はぼぅっとした表情で開けてある障子のむこうにある桜を見ていた。
妖夢「・・・幽々子様?」
そう呼びかけた私に、ハッとした表情を見せてから彼女は笑いました。
幽々子「・・・ふふふ、冗談よ」
そう言って笑う幽々子様に何故だか胸騒ぎを覚えた。
妖夢「お疲れなのですか?」
何時ものような一日だった筈だが。
彼女の事だけに、どこへ出かけていたかも分からない私はそう言った。
幽々子「そうかもしれないわ、ごめんなさい妖夢・・・先に休むわね」
妖夢「わかりました・・・ごゆっくりお休み下さい」
コクリと頷いて見送った。
その日から
徐々に「何か」が変わりだした。
~翌朝~
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