目次
注意書き
章分けしてますが、前章や次章への繋がりはほとんどありません。
というか0に等しいかもw
ですが、びみょんな設定やらは前の章をみたほうが1.341398倍くらいわかるかもしれません
本編
年中 数十人の生徒や先生のいる
私立ネちょネちょ学園
冬の厳しさも本格的に増した1月11日…
この日は講義開始2日前ともあって
年末年始に帰省していた生徒も大方戻っていた。
「戻ってくるのはいいのだけど…
けが人が増えるのは仕方のないのかしらね先生」
年末にふとしたことで保健室で手伝いをするようになり、
いつのまにか保健委員になった美咲がぽつりという
服装はナースキャップに白衣、
そして丈が30cmのスカートというちょっとアレな服装であるが
これが保健室での正装らしい
「仕方のないことなの。
でもここの生徒にはもうすこし自重してほしいの。」
保健委員になったことをすこし後悔しつつも
けが人の手当てにあたっていた。
夕方になって、
ひと段落ついたところで今日の仕事を切り上げることにした
「それじゃあ、私は今日はおいとましますね。」
「わかったの。今日も助かったの。」
割と早くあがったのには理由があった。
この日は美咲の誕生日であり、
そのために学生ロビーでちょっとしたパーティーが開かれるのであった。
学生ロビーのドアをあける。
すると…
ゴト
みるとロビー側のドアノブにひもがくくりつけてあり・・・
そのひもを辿って上をみると
1ホールケーキが落下していた
「美咲の世界!!」
時が止まり、近くにあった皿を頭上にもって
解除する
見事に皿の上にケーキがのっかった。
「お~~!!」
「すげぇ超反応」
ケーキをテーブルに置き、言う
「あっはっはっはっは!
私に当てたかったらもうちょっと工夫することね!」
「ちくしょう…くやしいな…」
「まぁそれはさておき…誕生日おめでとう!」
「おめでと~」
「みんなありがと~~」
クラッカー等が鳴り響き、各々が談笑してる中で…
「美咲ちゃん、犬耳ちゃんにも声かけようとおもったのだけど…」
「? なにかあったの?」
「部屋に置手紙があって…」
お嬢様へ、僕は暫く修行する為にある場所にいってきます。
(中略)
少しさびしいけれど帰ってきた時にはまたよろしくお願いします
犬耳
「なるほどね…」
美咲は手紙を読み終えるとそうつぶやいた
「それで、貴女はどうするのかしら?」
優しくも鋭い声がした
気づくと目の前に…
「師匠!」
「瀟洒!先生」
生活指導の先生で美咲が師匠と拝める 瀟洒!先生である
「私は…あの子が知らない間に遠くへいってしまいそうで怖い…」
「ふむ…」
「だから、私は…地を這ってでも探してみせる…」
「…そうね…そこまで一途な思いなら…」
瀟洒!先生が紙を渡した。
「これって…」
ある場所への地図が描かれていた
「全国、いや全世界に放送されるスペルカード対戦の会場ね
ここにいけば気づいてくれるはずよ。」
「わかった…ありがとう師匠」
美咲は翌日、地図を片手にその場所へ向かった
会場に入ると…
「うわ…結構いるわね…」
会場にはおよそ400人前後がいた
美咲は早速エントリーし、待った
形式はトーナメント制で、
試合に呼ばれてそこで初めて
対戦者が判る というルールだ
美咲は順調に勝ち上がっていき、
5回戦…
全体が512人なので、5回戦では現在32人
ということになる
この試合からラジオとテレビで中継される。
特設アリーナに呼ばれ、対戦相手の顔ぶれがわかる
「兄貴!?」
そこには美咲の兄 遼明がいた
「美咲?なんでここに…」
「それはこっちの台詞よ。兄貴こそ留学してたんじゃ?」
「いや…なんだその…行事の一環で参加する事に…」
「なるほど…それじゃ…はじめるかねぇ…」
「ああ、どのくらい上達したか…みせてもらうぜ」
試合…開始
「防刃『アーマーオブナイフ』」
(コスト2 美咲 残りコスト18)
美咲の周囲に外向きに向いた複数ナイフが出現し周回する
身に纏いながら近づき、接近戦に持ち込む
「防刃『アーマーオブクナイ』」
(コスト3 遼明 残りコスト17)
美咲のよりも高密度の防刃が現れた
迂闊に攻撃すれば逆にダメージをうけるだろう
かといって防御に廻るのも性格上気が引ける
クナイは体の下部を中心に回っている
それならば…
遼明の投げクナイ(214B)を避け、上体に僅かな隙ができた
美咲の得意技のひとつ 上空からの足蹴り(J2A)が決まる
そこから体を回転させた打ち上げ(3A)、上部へのナイフ投げ(214B)
と続く。
「な、なかなか上達してるではないか」
「当たり前よ 私だって入学してからどれだけ経験をつんできたか…」
「だったら…これでどうだ 時刻『黄昏の待時』」
(コスト3 遼明 残りコスト14)
時間の進みがはやくなった気がした
否、この場の時間の進み方が遼明以外遅くなっている。
相対的にはやくみえるだけのようだ
「『霊撃』」
(コスト1 美咲 残りコスト17)
遼明が吹き飛ぶ
その衝撃で時間の進み方も元にもどる
「え…」
「よし 今だ!」
体勢を崩した遼明に美咲が斬りかかる
だが既にスペルカードを準備してたのであった
「刃符『魂の凪想刃』」
(コスト4 遼明 残りコスト13)
「しま…」
大量のクナイが投げられる
至近距離にいた美咲はほぼ直撃を受けた。
「いたた…」
「…だけど…これでチェックメイドよ」
「???」
遼明が周りを見ると
大量(およそ200本くらい)のナイフが囲っていた
「え…」
「幻境符『美咲八重ナイフ結界』」
(コスト5 美咲 残りコスト12)
あらかじめナイフをスキマに転移しておき
対象者がある地点まで来たときに
ナイフがスキマから出現するという仕組みだ
「ははは…参った!降参」
「勝者…叉槻彌 美咲!」
「ふふふ…」
「強く…なったな…」
「まぁね …私は前にすすみつづけないといけないんだもの」
「なぜに?」
「それはいえないわ。たとえ兄貴でも。」
「ちぇっ その辺はかわらないな!」
「兄貴もね。」
「ははは…違いない。 …勝てよ。俺の分も」
「最後のは余計よ。 …でもありがと。ちょっと気が楽になったわ」
そういって後にする。
美咲はその後の試合も勝ち、決勝まで駒を進めた
再び特設アリーナに呼ばれ、入場する
「決勝の組み合わせは… 叉槻彌 美咲 そして… いn」
プツン
「あら…テレビがきれちゃったわね…」
「おかしいな…いいところだったのに…スキマアンテナの調子が悪いのかな?かな?」
「でも…あの2人ならきっといい試合をしてくれると思うわ」
「先生…この組み合わせになることをわかっててあの地図を渡したの?」
「さぁ…ね…」
zhuan da na ge gan qing de shi shuo bu ding nan
ru guo dui chu ni zi ji de xin you ying de xin nian
na ge ren dong gan qing.
xiang xin bian cheng na yang de shi, wo chi xu qian jin.....
想いを伝えるのは難しいかもしれない
だけど、心の奥からそう想っていることなら
きっと伝わるはず
それを信じて、私は前に進み続ける…
あとがき
と、まぁぐだぐだな文章のまま終了しましたw
最後の決勝をあえて書かなかったのは
もうネタがおもいうかばなかったとか
勢いでかいたのでその後の構成を考えていない
とかではなく
想像にお任せアレみたいなかんじです。(ホントだよ!!)
遼明は私が5,6年前くらいに使ってたHNだったり。
まぁ今はその黒歴史もないに等しいけど。
コメント欄
- ふむ、緋天録……かな。まさかの昔のHN! 人間に歴史を感じてしまう瞬間でした。にしても、トラップスペルが恐ろしい性能だ……。ダメージで解除されない辺りが鬼だ……。犬耳さんの方が追いかけるイメージが何故か僕の中であるので、美咲さんが追いかけるという展開は新鮮でしたよ! ではでは、続きを楽しみにしてますねー。 -- ドックンドール? 2009-02-18 (水) 22:36:33
- これはなかなか新しい感じの戦闘描写…。 オリジナルスペルカードの名前とか、よく考えられるなぁと思う。八重ナイフ結界…ちょっと緋想天に実装されてるところを想像してしまったw これは無理すぎる
… -- オワタ☆残骸? 2009-02-27 (金) 19:09:30