黄昏のネちょ学Ⅶ 【前章】 ~受け継ぐ生命~ 3

Last-modified: 2011-01-06 (木) 18:18:48

目次

注意書き



 このSSはネちょwikiでの設定、他の方々のSSの設定、自分独自で考えた設定などが含まれております。
 あらかじめご了承ください。


 もし嫌な表現が気になった方は、こちらにお知らせください。
 次から気をつけるか、訂正などさせていただきます。

本編



                【5】~蒼涙石~




 私がこの任務に就いて、半年もの月日が流れた。
 あのカレー騒動から26回目の1週間が訪れる。
 フェレンはタイムリミットが来る度に、もう1週間いてもいいと言って、ここまでやって来てしまった。


 私の中では、何とかフェレンに認められたのではないかと思っている。
 多分これから先も、この仕事をやらせて貰えるのだろう。


 しかし、未だに謎が残っていることがある。
 何故もこう、この家のフェレンを殺害しようとしたり、誘拐しようとしたりする者が多いのだろうか。
 頻度は2週間に1度はあってもおかしくないほどに、強襲して来る者が多いのだ。


 金持ち何は分かるが、果たしてそれだけでここまで侵入者の頻度が高くなるだろうか?
 私は少し、それに戸惑いを感じていた。


「賢者の石?」
「そう。どんな病も怪我も、そして失った命さえも蘇生することが出来る石が、この世にはあるみたいなんだよ。私は見た事ないけど」
「ふ~ん。にわかに信じ難いわね。特にあんたが言うと」


 フェレンとそんな会話をしており、私は相変わらずのフェレンの態度に溜息をついてしまう。
 しかし、以前よりも徐々に会話のする量が増え、会話の内容がコアになっていっている辺り、心を開いてきているのかもしれない。
 きっと。いや、多分。


 ソファーに私は寝転がり、天井をぼーっと見つめる。
 フェレンはいつも通り、ライトノベルに読み耽っており、ペラペラとページを捲っていた。


 今していた話の賢者の石とは、中世ヨーロッパ錬金術師と呼ばれる者達が、鉛などの卑金属を金に変える際の触媒となると考えた霊薬。
 類似品でエリクサーと呼ばれる霊薬があるが、こっちは液状であり死んだ者を生き返すことは出来ない。
 血液中を流れなければ効果が見られない為、死人は駄目なのだ。


 だがエリクサーが練成されて時が経ち、賢者の石の練成する研究が始まった。
 固体である賢者の石は、死者でも生き返らせ、更に不老不死にすることが出来たと言う。


 ただ完全な不老不死はやはり手に入らなかったのだろう。
 エリクサーは一定時期に摂取しなければ効果が切れるし、賢者の石は壊されればその者は死人と化すのだ。


 過去に時の死者であるⅠに、聞いたことのある話だ。
 勿論、それが誠なのか嘘なのかは、私は知らない。
 ただⅠは私を救った者。その者の話なのだから、信用は出来るのだ。


「――賢者の石があったら、私は両親に会えるのかなぁ」


 呟くように言い、それが過ちだと気付くのは数秒後。
 あ、やっば。思わず言ってしまった……。


「あんた。お父さんとお母さんがいないの?」


 すかさず私の呟きを聞いていたフェレンが、聞き返してきた。
 あちゃ~……。
 出来ればあんまり他人に話したくないんだけどなぁ。――真剣な話はあまり得意じゃないし。
 まぁ、口に出しちゃったし、仕方ないか。


「いやさ。私の両親、私が小さい頃に殺されたんだ。父さんも母さんも」
「……ぇ?」
「私の両親は情報屋だったらしくてね。危険な仕事に足突っ込みすぎたせいか、時の使者に殺されたんだよ。その時私も殺されるかと思ったけど、素質を買われて、現代に至るってわけ」
「…………」


 あ~あ。やっぱり黙ってしまうか……。
 フェレンを見て、私は話しながらそんなことを思っていた。
 仕方ないだろう。重い話だしね。


「……あんた淡々とそう言うけど、辛くないの?」


 フェレンが真っ直ぐな瞳で私を見つめ、質問を投げかけてきた。
 翆色の瞳が小刻みに震えており、動揺しているのが分かる。


「んー。正直両親のことはあんまり知らなかったしね。私は何だかんだで、こうして生き延びてるし」
「……そう」
「ただ、普通の家庭で育って、普通な日常を過ごしたかったとは、思っているかな」


 これが私の本音だ。
 誰にも自分の口からは、この事を話したことは無い。
 話した所でどうなるんだよ。
 相手に嫌な思いさせるだけで、何にもならん。
 だから私は、あまり真剣な話は好きじゃないのだ。


「そういや思ったけど、フェレンの両親はどうしたんだ? 伯父のロイドさんしかいないけど」


 長い間一緒にいて気軽になって来た証拠なのか、私はフェレンの名を呼び捨てにし、彼女に問う。
 フェレンの両親に関しては気になっていたことはあったけど、今まで気に使って、聞くのを躊躇っていたのだ、
 いい機会だと思い、フェレンに両親のことを聞いてみたのだが。


「――海外で仕事しているわよ。私と離れてね」


 とあっさり言い捨てられ、私の前にあるソファーに座っていたフェレンは、リビングから出て行ってしまった。


「……嘘つくの、驚くほど苦手なんだなあいつ」


 誰もいないリビングで、私の声が静かに響いた。
 やれやれ、困ったお嬢様だ。


 あんな苦しそうな顔見たら、放っておけ無くなるだろう。まったく。




                     ~@~




 寒い夜にも関わらず、フェレンはテラスに出て、空を傍観していた。
 ぱつりぽつりと点々に飛散して浮かぶ星。
 フェレンはそれを見ているうちに、なんだか寂しい気持ちになっていた。


「お父さん……お母さん……」


 彼女の独り言は、やがて夜空に消えて行く。
 急にフェレンは顔を押さえると、しゃがみこんでしまった。
 両手の隙間から嗚咽が漏れ、彼女は泣き始めてしまう。


「泣くつもりなんて無いのに……もう、泣かないつもりだったのに……」


 一気に抑えていた感情が、喉から吐き捨てられていく。
 哀しみはいつも、消滅などしない。
 抑え込んでいた感情は、絶対に消えることは無いのだ。
 人は誰しも、心に感情を封じ込めては自分を、時には相手を傷つけさせないようにする。
 そうする事で、いつしか忘れるんだと、いつしか消えるのだと思う者もいる。


 だがそれは否。
 自分の感情を自分で殺すのは、騙しているのと同等。
 騙し騙しで滅する感情など、ありはしない。
 それで済むのならば、人間はどれだけ楽な人生を送れただろうか。


 いつまで騙すつもりだ。
 私はいつまで自分を騙すつもりなのだ。
 自分自身の感情を抑え込み、ただ自分を守る為に相手を嫌う。
 私は馬鹿だ。私は本当に嫌な奴だ。
 フェレンは自分自身で自虐していた。


 フェレンはポロポロと落ちる涙を両手で受け止める。
 だが涙腺は引き締まることはなく、緩みっぱなしで雫が流れ続けた。


 私はどうすればいいの。
 何で私は……ここにいるの……。


「私は産まれてきても、良かったのかなぁ」




「良かったに決まってるじゃないですか。こうして私はフェレンと出会えたのだから」




 フェレンが泣いていると、テラスの柵から1人の男の声が響いていた。
 彼女が両手で塞いでいた顔を開け、柵の方を眺める。


 そこには満月の光を浴びて、風に靡くⅨが優しく見下ろしていた。


「フェレンそんな顔しないで下さいよ。私も哀しくなるじゃないか」
「……あん……た」
「哀しみなんて1人で背負うもんじゃない。たまには誰かに話すのも必要なんだよ」


 Ⅸが優しく笑って語ると、フェレンはまた泣き出した。
 ポロポロと落ちる涙は、雫となり落ちていく。


 ただその涙は固体となって、カツカツと幾つもの音を作り出した。
 彼女の瞳から出る涙がパキパキと液体から固体になっていきながら、地面に落ちていくのだ。
 固体になった涙は、綺麗に蒼色に帯びた宝石。


「なるほど……これなら侵入者が多い理由も納得できる……」


 Ⅸはぽつりと言葉を溢すと、フェレンの前に飛び移り、彼女の頭を優しく撫でてあげた。
 フェレンはⅨの胸に身体を預けると、思いっきり泣いて、今まで心に隠していた感情を吐き出す。


 彼女もまた、哀しみを抱いた者であったのだ。




                     ~@~




 フェレン・カーレットは、【蒼涙石(そうるいせき)】という世界自然人遺産の【NIW】(Natural person Inheritance the World)に登録されている物の持ち主だった。
 特殊成分を含む涙が、空気中の酸素と触れ合うことで凝固。
 蒼色の宝石となって地に落ちる。
 それが蒼涙石。世界の国家機関が正式登録した自然人自身が持つ遺産。


 カーレット家の者が富豪となったのも、フェレンの功績からだ。
 蒼涙石は高価で売買され、フェレンが涙を零すたびに生産される。
 これ程都合良くお金が手に入るのも、他にと無いだろう。
 フェレンを殺害、誘拐しようとする輩が多い訳は、これが原因だったのだ。


 そんなフェレンの両親は、彼女が産まれる前までは、平和に過ごしていた仲だった。
 フェレンの父も母も愛し合っており、娘が産まれる事を期待に胸一杯に膨らませて。


 だがフェレンが産まれてすぐに、フェレンの母は帰らぬ人となり、父とフェレンだけが残された。
 フェレンの父は、愛する嫁がいなくなってから荒れ始め、どうしようもない気持ちをフェレンにぶつけるように暴力を振るう。
 その時にフェレンの瞳から落ちた蒼涙石を見て、フェレンの父は悪の道へと歩み始めた。


 フェレンの父は蒼涙石を大量に入手する為、何度もフェレンを泣かせる。
 彼女が気絶し、壊れた人形になるまで虐待を続けた。
 それからカーレット家は富豪となり、フェレンの存在も世界中から狙われる程となる。
 フェレンは取材に笑顔で答え、幸せそうに日常を過ごしている事をアピールしていた。
 その裏で、フェレンに虐待が行われていることは、祖父であるロイドすらも知らざる現実だったのだ。


 だがある日、フェレンの父がフェレンに暴力を振るっている所をロイドは目撃し、彼を訴えたのだ。
 フェレンの父は有罪となり、無期懲役の刑罰となった。


 その後、ロイドの友がいる日本へフェレンと共に極秘で引越し、フェレンに平和な日常を過ごさせようと企てるものの、彼女を狙う者は後を絶たない。
 SPを雇いフェレンの護衛をつけさせるものの、彼女の目の前で幾人もの命が無くなっていく。


 フェレンが抱いたのは罪悪感。
 自分を守る為だけに死に逝く者達を見て、フェレンは何度も涙を流した。


 元々フェレンは人に関しては、好意的な印象を持たれる存在。
 ロイドにもメイドにも、自分を守ってくれるSP達に気軽に話しかけ、仲良くする者であった。
 しかし何度も死を見てきたフェレンは、やがて相手に好かれぬように、厳しい態度を取るようになる。


 どうせ、死んでしまうんだ。
 仲良くしても死んでいってしまった時に哀しみが増えるだけ。
 だから彼女は、自身の心が壊れぬようにとそうやって防衛し始めたのだ。


 心の深部に本当の感情を隠し、殺すことによって哀しまない様にと、自分を守り出した。
 だが彼女は1つ大きな誤算をしている。
 感情は未来永劫、完全に殺す事は出来ないという事を。
 人間である限り、生きている限り、感情は死ぬ事は無い。


 そんなある日。
 ロイドは大量にSPを雇うよりも、質の良いSPを雇った方が効率的だと思い、ロイドは友である天皇陛下に頼み、時の使者を雇った。
 ロイドは日本の天皇陛下と小さい時に出会い、車に惹かれそうになったところを助けた命の恩人。
 それから天皇陛下と時々会うような関係となり、特別な関係となったのだ。


 難攻不落のSPを雇うことにより、フェレンと仲良くさせる事によって、彼女の縛られた苦痛から解放させようとした。
 そしてやってきたのが、時の使者のⅨ。
 時の使者の中でも、無理やり感情を殺そうとせず、自然的であろうとする者だった。


 やがてⅨに触れたフェレンは、殺していたはずの感情が込み上げてきて……。




 ――そして、はじけた。




                     ~@~




「お父さんもお母さんもいなくなっても、祖父が優しくしてくれたわ。4人の使用人とも私を守ってくれるSP達とも仲良くなって、楽しい日々を過ごしていた」


 私、Ⅸとフェレンはテラスで星を眺めながら語っていた。
 フェレンが持ってきたビンには、沢山の蒼涙石が詰め込まれており、キラキラと輝いている。
 私はフェレンの話に耳を傾けていると、1つの疑問点に気付き、彼女に問う。


「4人の使用人? 3人じゃないんですか?」


 フェレンは空を眺めていた顔を、地に向けた。
 涙はもう出てないが、とても苦しそうである。


「元は使用人、4人姉妹だったのよ。だけど……4女の美香は、侵入者の攻撃から私を庇って死んじゃったの」
「……そうなのか」
「もう嫌なの。私の代わりに死ぬ人を見るのは。私の代わりに死ぬ人を見るのは。SP達は死に間際に口を揃えてこういうの。『お嬢様が無事で良かった』って」


 フェレンは拳を強く握り締め、私の方を向く。
 不安でいっぱいだったのだろう。
 次々と彼女の口から、不満が溢れ出てくる。


「良い訳無いでしょ。私なんか守って死ぬなんて、まだまだやりたい事もあったはずなのに」
「…………すぅぅぅ」
「私、生まれてきても良かったのかなぁ……」


 フェレンは哀しそうに、本音を呟いた。
 あぁ、だから真剣な話は苦手なんだ。
 なんて答えてあげればいいか、全然分からん。
 だから私は、とりあえず自分の思っている事をフェレンに言う為に、吸った息を吐き出すように叫んだ。


「ダァッホォ!!」
「ひゃぅ!?」


 フェレンはビビった。
 超ビビった。
 ビビり過ぎたのか、変な声を出す。可愛い。
 そんな思いはさて置き、私は自分の思った事をフェレンにぶつけることにした。


「その死んだらSP達がそんなことを言ってたってことは、少なくともお前を大切だと思っていた証拠なんだよ」
「そんな、私なんか……」
「思ってなければあんなこと言わねぇよ。お前がしんで欲しくなかったから言ったんだろそういうの」
「だって……私……」
「んぁぁ、だっても何もないの! そんな大切に思われているんだからさ、お前」


 私はフェレンの頭にぽんっと手を置き、撫でる。
 銀色の髪がゆらゆらと揺れ、フェレンが不思議そうに私を見つめていた。
 本当はこんなに怯えてる子だったんだな。フェレンは。


「だからさ……生まれて来てもよかったの、とか言うな。そんな哀しい事言うとお前を守ってくれた奴も哀しむし、私も哀しい。きっとそのSP達も、お前が幸せに笑って生きていて欲しいって思ってるだろうしさ」
「Ⅸ……」
「それに私はいなくならない。約束する。フェレン、お前私に死んで欲しくないから、この仕事からおりてほしかったんだな。やっと理由が分かったわ」


 フェレンは私の話を聞くと、顔を塞ぐように私の腹に抱きついてきた。
 おぉう。ちょっと言い過ぎただろうか。


「あんた馬鹿。本当に馬鹿。むしろ馬鹿だわ」
「……3回も言うなよ」


 苦笑して答える私。
 どうやら私は3回分馬鹿らしい。


「でも私も馬鹿ね。あんたが傷ついて欲しくないからって、仕事おりさせようとしたけど、――いつの間にか傍にいて欲しいと思っている」


 まぁ、26回も1週間が訪れたから、それは何となく気が付いていた。
 素直じゃないんだよなぁ……フェレンは。
 フェレンは私を抱きしめたまま、私の顔を見上げる。


「ねぇ。あなたの本当の名を教えてくれない?」
「ん?」
「一応ね。聞いておきたかったのよ」


 名前――本当の名か。
 Ⅸは、時の使者としての名前。
 なら本名は、……本名は何だ?
 私の本当の名は、なんだろうか。


「やっぱり無いの?」
「……小さい頃で、親との記憶もないからなぁ。なんて呼ばれていたのかも忘れちゃったよ」


 あはははと私は笑うが、少し心細くなった。
 私には、Ⅸという時の使者としての名前しかない。
 私個人の名前が、存在していないのだ。


「――サバイヴ」
「え?」
「サバイヴ・カーレット。あなたの名前を以前からずっと考えてたんだけど……気に入らない?」
「サバイヴ……」
「そう。ちょっと違うけど、生存者って意味を込めた名前よ。あなたには、ずっと生きていて欲しいから」


 サバイヴ・カーレット。
 それがこれからの私の名。
 私自身の存在が此処にあると証明する為のもの。


「ありがとう。フェレン」
「ま、まぁ、いいのよこれ位。あなたをちゃんとした名前で呼んで見たかったし」
「サバイヴ。それが、私。私の名前か……」


 今まで時の使者に縛られていた鎖が、急に緩んだ気がした。
 名前があるだけで、こんなにも気持ちが落ち着くものなんだと、私はその時初めて実感したんだ。


「さぁサバイヴ。もう寝ましょう。夜も遅いことだしね」
「――そうだね。じゃあ、私は護衛の方に戻るよ」


 私はフェレンに背を向け、テラスからフェレンの部屋に戻ろうとした。
 しかし後ろから腕を掴まれ、私の足は止まる。
 フェレンが私の腕にくっついて離れない。


「今日だけ」
「ん?」
「今日だけ、一緒に寝てもらえないかしら」


 何を言っているんだこの子は……。
 でもまぁ、いいだろう今日くらいは。
 フェレンの不安な心がそれで打ち解けるのなら、それに私に名前をくれた褒美としても。
 これが褒美と呼べるものかどうかは分からないけれども。


「了解。今日だけですよ」
「仕方ないわね、あなたがそこまで言うのなら」
「フェレンから言ったんでしょうが!」
「あら、何のことかしら」


 フェレンが私の腕を引っ張り、部屋の中まで一緒に歩く。
 その時、初めて気付いたことがある。


 あぁ。
 ――笑ってくれた。
 ようやく、フェレンの笑顔を見ることが出来たんだ。


 初めて見たフェレンの笑顔は、月明かりを浴びて綺麗に輝いて見えた。


 私達はこれから、幸せに過ごすだろう。
 いつまでも、いつまでも。




 ――そう星に願い、私はフェレンに笑い返したんだ。








                   ~黄昏のネちょ学~



後書き



 どうも後書き、酒飲みスーさんです。
 1週間ちょいぶりですね。
 気付いてる方は分かるかもしれませんが、最後の〆がいつもと違います。
 つまりですね……。




 ――……二部作です。




 何でだろうねぇww
 さばさんの話書いてたら、何か色々詰め込みすぎてもう長くなっちゃったよww
 まぁ続きは2,3週間あったら出来ると思われるので暫くお待ちください。
 今回はこれで一区切りです。


 一気に書いても良かったのですが、逆に読者が疲れてしまうと思われましたので。
 というよりも、早く上げたいと思うのもあって、これ以上長くなると後半がグダグダになってしまいそうだったからです。
 中途半端な作品には、あまりしたくはないので……。


 次回はこれ以上の長さになるのか。
 またはこれ以下の長さになるのかは分かりません。
 私の話予定だと……これ以下の長さになると思われますが。




 それでは今回は後書き短く終わります。
 次回も完成次第上げますのでお待ちください。




 それでは皆さん。
 ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
 読んでくださった皆様に……。




 最大級の感謝をこめて。








 萃まる楽しき炎:酒飲みスーさん




 追記:Ⅸの名前の意味を大きく変更。今後の物語に関わりそうなので一応報告orz



感想スペース

コメント欄:

  • 今回はさばさんですか、カレー好きは変わらないんですねぇ。オリキャラも輝いてますから今後が不安ですが、次回も楽しみにしてます -- ファンネル@漏斗? 2010-04-22 (木) 21:11:04
  • ぉぉぉぉぉーこの後どうなったか気になる!すっげぇ気になる!次回作楽しみにしてるよーw -- x朧月x? 2010-04-22 (木) 21:32:50
  • 最後の締め方であれ?って思ってこれが前編だった事を思い出すw 続き、期待して待ってますねw -- リィ? 2010-04-24 (土) 19:01:08
  • 幽白の氷泪石みたい…… うん、なんでもない。 Ⅸは本当にいい仕事するね(色々な意味で) そして割と最初から、フェレンがこんな感じでデレる時が来るとは思ってた( -- 闇夜? 2011-01-06 (木) 18:18:47