概要
資料館に端を発し、ネットワークゲームのサンプルとして作成された。見やすいように意識して作ったわけではないので資料価値は不明だが、一応ソースは公開する。
作成時のメモなどはPCBNet2講座第六回に一応書かれている。
このゲームは、ボン○゙ーマンのルールに則り、1ターンに一度ずつ相手と交互に行動し対戦する対戦パズルゲーム。爆弾を用いて相手を焼き殺した方が勝ちという他愛もないゲームである。
ルール
ルールは、10×10マスのフィールドにお互いの分身となる赤本(あかもと)、青本(あおもと)という爆弾魔が配置されており、1ターンに以下の行動を一つ行える。
なお、操作は全てマウスクリックで行う。
プレイヤーの行動
- フィールドの任意のマスに爆弾を一つ設置する
- フィールドの任意のマスにブロックを一つ設置する
- 4方向いずれか一つのマスに爆弾魔を移動させる
- 自分の火力を1レベル高める
- パス。何もせず相手に番を渡す
ただし、30秒以内に操作しなかった場合、自動でパスとなり、相手にターンが渡る。
爆弾とブロック
爆弾は、爆発時に4方向に向かって、その設置主の火力分だけ炎を撒き散らす。この炎がプレイヤーに当たると、そのプレイヤーは焼死する。
爆弾はカウント5から始まる時限爆弾であり、各プレイヤーが行動するたびに1ずつ減少し、0になると同時に爆発する。通常は、相手の3回目の行動終了時に爆発する。ただし、爆風が爆弾に当たると、その爆弾のカウントは1になり、そのターン終了時に爆発する。
ブロックは爆弾と同じくフィールドに設置できる。爆弾の火力を防ぐ事ができ、そのゲーム中いかなる手段を持っても破壊する事はできない。
爆弾またはブロックがあるマスに新たに設置することは出来ず、プレイヤーは爆弾とブロックがあるマスへ移動することは出来ない。また、爆風は何かに当たった時点で、その方向への進行が止まる。
ゲームの決着
敗北条件は以下の通りである。
- 爆弾が爆発した際の爆風に触れる→焼死
- 爆弾の爆発予定などから詰んでいるかどうかも一応判定する
- 壁や爆弾に阻まれ、4方向何処にも移動できなくなる→窒息死
- 3回目のパスを行う→試合放棄
ゲームモード
- ソリティアプレイ
- 赤本と青本を交互に操作する。自分で研究したり、身内で対戦したりすることが出来る
- 非公開でゲームを主催する
- ゲームをホスティングし、対戦相手の賛歌を待つ。
- 接続先を指定してゲームに参加する
- ホスティングされたゲームに参加する。ホストのIPアドレスとポート番号が必要。
- サーバーにゲームを公開して主催する
- ゲームサーバーにゲームを公開する。
公開されたゲームは定期的に自分の情報をサーバーに送る。一定時間以上データが送られてこなかった場合に、サーバーはそのゲームが閉じたものと判断してリストから削除する。
そのためまだリストアップされているにも関わらずアクセスできなかった場合、ホストが閉じている事もある。
- 公開されているゲームリストを取得する
- ゲームリストを取得し、世界中の相手と(やや誇張)対戦する。
ネット対戦の手引き
ゲームのホスティング
入力したポート番号が未使用の場合、直ちにゲームがホスティングされ、待機状態になります。
この状態でユーザーからのアクセスがあると接続が確立され、先手後手が決まり、対戦が始まります。
ゲームに接続
ホストのIPアドレスとポート番号を指定して接続します。クライアントも、最初に入力されたポート番号で待機できる必要があります。
ここでホストが待機状態ならプレイヤーとしてゲームに参加し、ゲームが既に始まっている場合は観戦者としてゲームを観戦する事ができます。
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日 | VER | 内容 | リンク |
20009/01/22 | 0.7 | サーバー経由でネット対戦できることを確認してうp ソースのサーバー部分は一部適当 | DL |
20009/01/13 | 0.6 | ゲームサーバー未実装でとりあえず公開 |