SABER
プレゼンテーションスコア
ゲーム内での性能、挙動
バックストーリー
大戦当初のデータ収集により、侵略者の戦闘力はこちらに比べ圧倒的であることが判明した。旧世代機の中には対WORZ戦を想定しない特殊任務仕様の機体も多く、戦闘は新世代機と一部の強力な旧世代機に頼らざるを得ない。
手っ取り早く戦力を補給するには、攻撃力の高い武器を大量生産すれば良い。実弾兵器は基本的に実包の大きさがそのまま威力になるため扱いにくい。高出力のビーム兵器はコストがかかる上に、WORZ単体で稼動エネルギーを賄うだけのジェネレータ出力が必要である。
そこで白羽の矢が立ったのが格闘兵器である。特に出力対効果が優れるビームエッジの性能を追求し、それにあわせて設計された機体が、WO-0006だ。フレーム設計は間接部分を除けば簡素で、生産性改善の余地がある。出力をほぼ占有して発振される大型のビームエッジは当時としては最大級で、稼動試験では一撃でFAUSTの装甲を溶断した。この事からもビームエッジの高い効果と生産性は注目されたが、実際にこれを運用するためには侵略者に肉薄してサーベルで両断する、という事をやってのけるだけの技量が必要となる。これは言うほど簡単なことではなく、WO-0006を量産してもそれを活用できる人間が増えなければ意味がないという問題が残ってしまった。
コンピュータシステムの改善なども提案されたが、結局この機体は量産されることはなく、ビームエッジの資料や機体設計は、後発の機体に活用されることになる。
デザインコンセプト
- 羽のないVIPHERに装甲を装着したもの
- 格闘機